and SOROR のブログ

色えんぴつのアーティストTONと
アートディレクターの朱晶による
アートなユニット

☆ おしらせ ☆

TONと朱晶によるアートなユニット
and SOROR (アンド ソロル)  
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TON のおしらせ☆
TON 作品 出展
■ART POINT in LONDON
2019年9月24日(火)〜9月29日(日)
espacio gallery(イギリス・ロンドン)

TON 個展
2019年11月16日(土)〜11月21日(木)
TOR GALLERY 2(兵庫・神戸三宮)

奈良に遠足 信貴山縁起絵巻

2016年04月19日 | ミュージアムへ行こう!
先日 朱晶さんがブログを書いてくれました
奈良国立博物館 特別展「信貴山縁起絵巻」

作品を中心に書いてくれましたので
私もTON視点で書いてみようと思います。


奈良。
明石からは近いようで遠い、奈良。

ちょっと行きにくい。
2時間かかる。
遠足気分。

大学の通学も2時間かかってたので
大学も遠足だったか・・・。


奈良、何年ぶりだろうか。

前回行った時は、気候が良く
どこかで買ったサンドイッチかなにかを
奈良公園で食べることにした。

木陰に座って食べていると

じわり

じわり

数匹のシカが近寄ってくるーーーー!!!

そして、かなり間近に近寄ったところで

「シャーーーーーーッ!!」と威嚇してきた!
(サンドイッチを狙ってます!)

こ、こえーーー!!!!!
シカ超こえーーーーー!!

奈良怖い。
(TONよ、シカが闊歩しているのは奈良公園だけだぞ)

その時以来の奈良です。
(いつか分からんわ!)

駅に着くと・・・

あ、海外からの旅行者。

お、こちらにも。

おぉ、ここにもそこにもあそこにも・・・
(悪魔くん風)

多いな!

最近どこでも海外からの観光客は多いですが
大阪や京都、神戸など
普通に生活やお仕事している日本人も多い。

なので率はそんなでもない。

が、奈良駅。なんか、他と比べて圧倒的に率が高い。

おおげさ目に言うと
すれ違う人の半分は外国人です!

もう、なんか、数回しか来たことない慣れない地だし・・・

外国人多いし・・・

私も海外旅行してる気分~♪
わーい!
(落ち着け)


海外旅行気分だが、目的地は奈良国立博物館だ。

途中、興福寺の五重の塔を横目に




いざ、信貴山縁起絵巻!

4月9日から始まったところ。
まだ全然空いてます!ゆっくり見れます!
見たい方は早めがオススメです。

今月末からはゴールデンウィーク。
そうなると、恐らく混みます!
混むことが想定された展示の仕方をしてました。




朱晶さんも書いていましたが
今回、絵巻、全開です!

しかも、信貴山縁起絵巻は三巻あるのですが
その全部が、全開!

それを、展覧会 会期中、ずっと全開。

これって、今回 初めてらしいです。

絵巻が長いってったって、どれくらいか分からんですよね。

信貴山縁起絵巻は
一巻  879.8cm
二巻 1285.4cm
三巻 1423.0cm

全部合わせると、35メートル越えます!

これは、全開、大変 w

でも、こうしないと伝わらないことがあるね。

空間。間。絵の配置具合。

作品の意図はこうじゃなきゃ伝わらない。


さて、この信貴山縁起絵巻。
国宝だし、日本三大絵巻だし、だけど
すごいのはそこだけじゃない!

話の内容が、結構ぶっとんでる!

朱晶さんは伏せてたけど
調べりゃ分かるし、ネタバレしちゃうよ☆

朱晶さん風にゆるめに、一巻のあらすじだけご紹介。

山にこもって修行中の命蓮(みょうれん)さんは
(主人公。絵はおじいさんでした)
托鉢のため、長者の家に托鉢用の鉢を法力で飛ばす。
(法力で!?この時点でおかしい。)

毎度 鉢が飛んでくるので、長者は
「また来たか。いまいましい鉢め!」
と、倉の隅に放置。そのまま倉に鍵をしてしまう。
そしたら、なんと鍵のかかった倉から鉢が飛び出してきて
倉ごと持っていってしまったー!
(これがね、鉢は両手で持てるぐらいの大きさでしょ。
 その上に倉が乗っかって飛んで行くという、おかしな状態)


「倉返してー」って山まで訴えにいったら
「倉は返せんけど、中身は返したるわ」という命蓮さん。
(托鉢だったのだから食べ物が欲しいはずなのに
 なぜに倉を残して、中身を返すのか!?)


「倉の中には一千石もの米俵が入ってるのに、どうやって運べと(涙)」
と言うと「鉢の上に米俵1個乗せてみ」と言われ、そのようにしてみると
鉢に乗った米俵を先頭に、大量の米俵が空を飛んで
長者の家に戻っていった。

という話。

おいおい、マジカルパワーにもほどがあるだろう。

絵巻ですからね、絵で描かれているわけ。
鉢に乗って飛んで行く倉。

アンバランスすぎて笑える。

周囲にはそれに驚く人々も描かれていて
全三巻の中で、最大に人が多く描かれてる場面。
いや、そりゃ驚くわな。

そして、最後に戻ってくる米俵。

すんごいたくさん連なって飛んでる(笑)
絵巻の上の方を数画面に渡って
わっさわさ飛んでる。

倉が飛ぶ。
米俵が飛ぶ。
とは聞いていたけど、想像以上。
飛びまくり!

信貴山から、長者の家まで
かなりの距離があるのです。

信貴山は奈良の生駒にあります。
そして長者は山崎の長者。
山崎、京都ですね。

この距離を山から米俵が飛ぶ!
想像するとかなりすごい!

米俵の大きさや、流れ、強弱の表現で
距離感が非常に伝わって来るのです。

さらっと描いてるようだけど、うまい!


そしてこれが平安時代に描かれたのかと思うと
これまた面白い。

人の発想とは今も昔も 変わらず自由なものだなぁ。


で、ロビーにあったコレですよ。



鉢と米俵が飛んでます!

いいね。楽しい。

けど、絵巻ではもっと山ほど飛んでます!
あの場面、かなり好きです。

信貴山縁起絵巻
楽しみました!

ちなみに、英語で言うと
「Illustrated Scrolls of the Legends of Shigisan」

れ、レジェンド!?
情緒もなんもないな・・・w


さて、作品を見た後は
ミュージアムショップです!

ミュージアムショップ、大好き!

そこで、朱晶さん。
こんなものを買ってました。

奈良国立博物館オリジナルグッズ。



天上天下唯我独尊な釈迦と、飛天。

ゆるい・・・

ゆるすぎないか?



朱晶さんはこれを学生の
「レポート読んだよ」のハンコに使うそうです。

ゆるすぎないか?ww



嬉しそうにハンコ押して
「TONにあげる☆」
と渡してきたので

朱晶さんの部屋のドアに貼ってやりました。



今なら、釈迦と飛天が迎えてくれますよー w


このゆるーい釈迦の
顔ハメパネルがあった!

あったら・・・

顔ハメ写真、撮るよね!



ドヤ!

これ、作りがめっちゃいい!
奈良博の力の入れっぷりよw

1~2センチぐらいの厚みのある木の板に
同じくらいの厚みのある板で絵の部分が作られていて
それが貼り合わされてる。

でもね、厚みがありすぎて
顔がうまくハマらんよ。
絵の部分と顔が遠いよ。
そして影ができるよ・・・

でも、いい作りだったなぁ。



あ、こら朱晶!準備中の写真を撮るな!
(顔が綺麗に出るように調整中)


いやはや、奈良のえんそく。
楽しかった。

実はこの後、2011年にできたという
東大寺ミュージアムなるものにも行ったのですが・・・

もう、長文すぎるよね・・・

き、気が向いたら・・・

書く・・・

かも?



ひさびさの普段行かないところへおでかけ。

もちろん、こんなのもぬかりなく☆



リストも更新しました!

ずんだもペリーも更新したよー!
ありがとうー!!
コメント

奈良国立博物館 特別展「信貴山縁起絵巻」

2016年04月16日 | ミュージアムへ行こう!
TONさんからの強い圧力を受けまして
お久しぶりの登場です

こんにちは 朱晶です

お久しぶりに私の「ミュージアムへ行こう!」

今回は奈良国立博物館で開催中の
特別展「信貴山縁起絵巻」に行ってきました


信貴山は大阪近隣にお住いの方ならご存知の
虎で有名な生駒にあるお寺・朝護孫子寺に伝わる
この「信貴山縁起絵巻」

朝護孫子寺ゆかりの僧・命蓮(みょうれん)さんにまつわる
不思議なお話が綴られた、とてもおもしろい絵巻です

「信貴山縁起絵巻」は 国宝

あの「源氏物語絵巻」「伴大納言絵巻」と並んで3大絵巻と言われ
数ある日本の絵巻物の中でも、特に特に素晴らしい作品

この絵巻が公開される

しかも!
展覧会の会期中

 ずーーっと 全開!


コレなかなかスゴイことなんですよー
レアなんですよー

絵巻物って長ーいでしょう?
伸ばすと数メートル・・・
長いもので十数メートルになるものまで・・・
なので、博物館などで展示するときは
ほんの一部分だけ開いで見せるのです

絵巻を全部開いて見せようとすると
それだけ長い展示ケースが必要になる上に
そんな長い展示ケースの入る広い展示室も必要になります

なので全開なんて、そうそうできるものではないのです

そして日本の絵画は
紙や絹といった素材に描かれていて
とてもデリケート
そのため、保存の観点から
2週間とか、短い場合は1週間!というふうに
期間を限定して公開されることが一般的です

それを今回は43日間の展覧会の会期中
ずーーーっと公開というのですから
これはなかなか珍しいチャンスなのです!!

なので
これはぜーーーったい見に行かねばっ!!

ということで行ってきました奈良国立博物館



この日は本当に気持ちの良い青空が広がり
心地よいお天気でした
奈良公園をぽこぽこ歩いて
興福寺の五重塔を通り過ぎて、奈良国立博物館へ・・・

まだ展覧会が始まったばかりの平日ということもあり
空いていましたので
ゆっくり見ることができました

いやぁ、本当に見てよかった!!!

そして、やはり本物は素晴らしいっ!!!

平安時代の絵巻物とは思えないほど
きれいに修復もしているし
保存状態もいいので(大切にされているしね)
線も色もとてもきれいでした

絵師の筆づかいや
細かな描写を本当によく見ることができました

もちろんこの作品
私はよく知っている作品です
本などでも よく見ていましたし
授業でも必ず取り上げる作品です

でもね
今回は 全開 しているのです

本などではページ数の関係もありますが
いい場面だけをカットして載せているので
すべての場面を見ることができません
でも、今回は絵だけではなく、文字の部分も
全部!見ることができます
場面と場面のつなぎ目も
何も描かれていない余白も

ん?それは見る意味あるの?
と思われるかもしれません

でもね、絵巻本来の鑑賞スタイルから考えると
この画面の継ぎ目や余白も
やはり作品の一部で
そこがあるからこその情感や
場面が展開してゆくリズムがあるのですよね

今回すべての画面を見ることで
それをしみじみと感じることができました

あぁ、こういうものなのだなぁ、と

そして、画面構成が本当によく考えられて
作られていることにも気づきました
描かれている人の目線や仕草
描かれるものの大きさ、配置の仕方
見ている人の目を
物語の中へ導いてゆく力がありました


展覧会では「信貴山縁起絵巻」だけでなく
同じく平安時代に作られた国宝「粉河寺縁起絵巻」や
「地獄草紙」「辟邪絵」も一緒に展示されていました

いやいやいやいや
それも凄すぎる・・・

見応えありまくりの展覧会でございました・・・


あまりに私が じーーーっくり見ていたので
私の後ろで渋滞が起こり気味だったことはナイショです・・・

でも、少々渋滞させても平気なくらいの混み方だったので
絵巻物を堪能することができました

4月29日(金)からは
奈良国立博物館の別館「なら仏像館」がリニューアルオープンします
それ以降はGWに入りますので
混雑が予想されます・・・
行きたい方はお早めに!



そしてね、入ってすぐのロビーには
こんなものがありましたよ



お! なかなかおもしろい演出するなぁ
と思ったのですが
これは何なのか?
なぜこんなことしてるのか?

それはぜひ!
信貴山縁起絵巻を見てみてくださいっ!!

特別展「信貴山縁起絵巻」は
奈良国立博物館で開催中です!
5月22日(日)までですよー!
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東京国立博物館

2016年01月25日 | ミュージアムへ行こう!
ミュージアムへ行こう!お江戸編 パート3

お江戸編ラストです。

東京国立博物館

この日、

TONと朱晶は仲間を呼んだ!

かわいい(若い)友人が現れた!

2014年の明石での作品展「TON TONE」の際
搬入・搬出、そして会期中もお手伝いをしてくれた友人。
就職して、東京に住んでいるので
お呼び出しして、一緒に行きました☆

とりあえず入り口で朱晶さんに
ブログ用の写真を撮ってもらおう。



って。
えっ??
何撮ってるの!?

左が朱晶さんで、右はかわいい友人な。

えぇから、私を撮れよ!




って。
え??
だから!?
何撮ってるの!!

横を人が通るから待ってたのに!

「たのもー!!」
みたいになってるから。


では気を取り直して。



って。
これかぃ!!

いい加減、年齢考えた方がいいよ。

私。。。



トーハク(東京国立博物館のことね)に来るのは・・・
3回目かな?

ここ、広すぎ・・・

まぁ、日本で一番の博物館なんでね
あたりまえだし
そうであって欲しいけど

広いわ・・・

本館・平成館・東洋館とありましてね
そのほかに現在休館中の建物が3つ。

広いわ・・・

現在、平成館の特別展示室では「始皇帝と大兵馬俑」という特別展を開催中でしたが
そちらには行かずに、本館の常設展示へ。

いや、常設もさ、えぇ作品揃いなんでね、十分堪能できるんです。
いやいや、下手すると特別展よりいい作品があるときも・・・
あったり・・・なかったり・・・ごにょごにょ・・・

近くだったらね、常設も特別展も
ちょいちょい見に行けますけどね。残念。

とりあえず年代順に、ざーっと。

じっくり見てたら時間が足りない!

でもじっくり見なくちゃいけない作品は
じっくり。


今回一番印象に残った作品はやはり
長谷川等伯「松林図屏風」
でしょうか。

トーハクには「国宝室」という展示室がありまして
ひとつの展示室にひとつの国宝作品だけを展示しています。

で、現在はその国宝室に
等伯の「松林図屏風」がありました。

いやぁ、この作品
緊張した。

作品の緊迫感と
これを描くことを考えた緊迫感
筆のタッチの緊迫感
作品に漂う空気の緊迫感

有名な作品なのでね
あんまり色々な作品を知らない私でも
なんとなく知ってる
どこかで見たことある作品でしたが

本物すごーい!

今までどこかで見ていたもの(もちろん本とか印刷物)と
全然ちがーう!

で、この展示室で
ひとしきり作品を堪能して
3人でそれぞれ、どう感じたか語るw

そうするとね、違うものが見えるのです。

しっとりした湿度を感じる、とか

これだけしか描かれていないのに
とても密度の高い松林に見える、とか

遠くに雪山が見えるので
冷たい空気を感じる、とか

いつも朱晶さんと2人でやりますが
今回は3人。
新鮮で、楽しい。

残念なことは、
「国宝室」ってぐらいだからさ
人気がある。

でも、そんなに広くないお部屋。

絶対に、作品と「誰か」が入る・・・

作品だけ、を 視界に入れられない。

必ず、人影が入る・・・

ま、しゃあないのだけどね。
静かな作品なだけに
キーンとした緊張感で見てみたかった。


その後も、あれや、これや、
いろいろ言いながら展示を見る。

一緒に行った友人は、知識が豊富です。
大概、私より何でも知ってる。
その上、守備範囲も広い。

なので、発言が面白い。

「曼荼羅っていいですよねー」

え?え?
曼荼羅に「いい」って言うコメント付く?

「落ち着きますー」

え!?
落ち着・・・く???


「仏像では誰が好きですか?」
(超笑顔!)

えええ???

ぶ、仏像で!?

いない、いないです、仏像で好きな人!!

あ、あえて言うなら・・・四天王とか?
でも、好きとかいうのとは・・・違うねん・・・
つうか、天部も仏像に含めていいですか?


かと思えば、案内パンフレットの「見返り美人図」を見て

「チラ チラ チラチラチラ ぐるぐるぐる
 見返りすぎてほぼドリル~♪」

(NHKびじゅチューン!)

とか歌ってるしww

注目するものが違って楽しい時間でした。


さて、この日は2階の展示室をぐるりと回っただけで

このようなものも見てみました。

ミュージアムシアター

東洋館の中にあるシアターで
バーチャルリアリティによる文化財の新しい鑑賞方法を体験できる施設
だそうです。

現存しないもの、保存の観点から近づいて鑑賞できないものなど
「見ることのできないもの」を映像化。

2015年度はこんなプログラムで上映していたようです。


で、現在上映していたのが


野々村仁清の「色絵月梅図茶壺」(いろえげつばいずちゃつぼ)





尾形光琳の「八橋蒔絵螺鈿硯箱」(やつはしまきえらでんすずりばこ)


なんといいタイミング!

年間スケジュールの中でも、一番見たいやつじゃないか!

色絵月梅図茶壺は、今しがた展示室で実物を見て
朱晶さんが「これ好きやねーん」って告白していた壺だし、
八橋蒔絵螺鈿硯箱は、教科書に出てくるぐらい超有名どころ。
光琳好き!

ってなわけで、おねえさんのナビゲーションを聞きながら
しばし、作品の美しさと、映像の美しさに酔いしれてきました。

いやぁ、デジタルの技術すごいね!
なんでもできる!

でも、だからと言って
作品の持つ本来の形や色には手を加えず
あくまで作品の力だけで映像を作っている
作品に対するリスペクトも感じられました。

そして、デジタルだからできること。

壺と硯箱。
この中に入って、内側から見てみる!

ををを!!!

なんと、また景色の違うこと!

八橋の方が面白いかと思えば、
予想外に、月梅図がとても美しく
梅と月を見上げているような気分になりました。

わーい!おもしろいー!

と、思っていたら
腑に落ちない顔をしている朱晶さん。

聞くと

「確かに面白いんだけど・・・
 これって、絵柄を反転して見てることになるよね?
 それは作者の意図と変わってくる・・・」

ををを!
なるほど!
そうだ、その通りだ!!

絵の反転。
デジタル技術をもってすれば、簡単にできますが
作者の意としない反転は、
それはもう、作品として認められんのです。

アナログ作品(私の作品も)は
今、目に見えている状態が完成であり
そこにだけ存在するバランスがあるのです。

私の作品で言うと
反転すると、単純にブサイクになりますよーw
とかね。

そうだよ。
自分の作品でもそうだったのに
忘れてた。

ごめんね、仁清さん、光琳さん。

でも、この試みはとても面白いし
この高い技術で残されたデジタルデータというのは
貴重な資料となるんだろうな。

うん。
見てよかった。


ところで、日本美術の作品のタイトルの付け方は
非常に分かりやすいことをご存知でしょうか。

漢字だらけで読みにくいので敬遠したくなるかもしれませんが
ゆっくり見てみて下さい。

見たまま、付けますから。

例えば今回ミュージアムシアターで取り上げられていた壺。

色絵月梅図茶壺

(絵)が描いてある茶壺

そのまんま。


八橋蒔絵螺鈿硯箱」は少々知ってないと分かりにくいところもあるかもしれませんが
こちらもそのままではあります。

八橋蒔絵螺鈿で表現した硯箱

ここで言う「八橋」というのは「伊勢物語」第九段の八橋の場面のこと。
ここで歌われた歌から、「八橋」には「かきつばた」の花が描かれます。

(もっと詳しく知りたい方は、伊勢物語と八橋を検索!!
 涙で乾飯(餉)がふっくらします。(←しないよっ!!))

朱晶さんっ!こんな説明でいいですか!?


と、まぁ、描かれているものが明確なタイトル。
そんなことを思いながら、作品を見ると
分かりやすく、面白くなりますよー。


ちなみにこれらの作品タイトルを英語で言うと

「八橋蒔絵螺鈿硯箱」

Writing box.
Design of Yatsu-hashi bridge

へー・・・
蒔絵と螺鈿はどこへ行った・・・



「色絵月梅図茶壺」

Tea leaf jar.
Design of moon and plum tree in overglaze enamels

てぃ、ティーリーフジャー!?
そりゃもう、違うものだよ・・・
そして梅とプラムは情緒が違いすぎる・・・


と、そんなのを見ながら作品を見るのも楽しいです。


本当はリニューアルしたという考古のとこにも行きたかったのですが
ここでタイムアウト。

また次回、だな。


また会いに来るよ、トーハクくん!


(隣にいた女の子のキャラはカットw)

埴輪のトーハクくん。
これは愛称。

本名は「東 博(あずまひろし)」
10月8日生まれ
出身地:埼玉県熊谷市野原古墳(この辺りがトーハクっぽいw)
特技:ダンス(踊る埴輪か・・・)
好物:はにわクッキー(洋菓子!?)

ミュージアムショップにはトーハクくんのグッズもありました。

好物のはにわクッキーも売ってる!
やるな、トーハク!

そして、私は危うく
はにわ靴下を買うところだった・・・
危ない危ない。


次回こそ、朱晶さん曰く男前の
「挂甲の武人(けいこうのぶじん)」に会いに行きましょう。

そのときは、また仲間を呼びますよー!
一緒に行ってくれてありがとーねー!
楽しかったよー!

ところで、挂甲の武人って男前なのか・・・?
埴輪なんだけど・・・
コメント

「ラファエル前派展」Bunkamura ザ・ミュージアム

2016年01月23日 | ミュージアムへ行こう!
ジョン・ウッド&ポール・ハリソンの作品展が見たい!
ってだけで東京へ行きましたが、
せっかく東京まで行ったのだから
他にも寄り道しちゃいましょう。

ミュージアムへ行こう!お江戸編 パート2


「英国の夢 ラファエル前派展」
Bunkamura ザ・ミュージアム



ラファエル前派って何?
っていうのは、私に聞かないで!!w
私もこんな名前があるの、この作品展で知ったから!

詳しく知りたい方は
ちょちょいと検索していただければ・・・。

とりあえずね、1848年、イギリスで生じた芸術家集団で
ラファエロ(イタリアの画家ね)以前の
素朴な初期ルネサンスやフランドル美術を模範とし、
ありのままの自然を正確に写し出そうとしたものらしいよ。
中世の伝説や文学などを作品の主題とするそうな。

朱晶さんがね、結構好きなのですよ。




ひらべったい感想を述べるなら・・・
美しかったです。

細部まで細かく描かれているかと思えば
意外とざっくりしたタッチもあったりして、
その微妙なバランスで
幻想的な中に、とても現実的な空気を感じました。

作品はね、よかったよ。
よかったけどね・・・
行った時期が悪かったと思う。

実は昨年、私たちは素晴らしいラファエル前派の作品たちに出会っていた。
ロンドンのTATE Britain(テート ブリテン)で。

このラファエル前派と呼ばれる人たちの作品もたくさん展示された一つの展示室に
軽く1時間ぐらいいたんじゃないだろうか。
まぁ、非常にひろーーーーーい展示室で
そこに所狭しと大きな作品が惜しげもなく飾られてるのでね
ただ見るだけでもそこそこ時間がかかるんだけど
それだけじゃなくて
その空間にずっと浸っていたかった
その空間を忘れないように自分に刻みつけたかった。
そんな感じ。

ミレイの「オフィーリア」
ロセッティの「プロセルピナ」
バーン=ジョーンズの「黄金の階段」
ワッツの「希望」
ウォーターハウスの「シャロットの女」
サージェントの「カーネーション、リリー、リリー、ローズ」
(途中からもうラファエル前派ではないのだけど)

ってな作品がずらりと並ぶ
贅沢な空間。

そんな作品を見ちゃった後なのでね、
正直・・・比べてしまって・・・
ごめんなさい。

でも、悪いことはないのよ!!(フォロー)
気に入った作品もありました!!(フォ、フォロー!?)

TATE Britainでものすごーーーーく気に入った作品の習作なんかもあって
それはまた違った意味で興味深いものがありました。

そして・・・

TATE Britainに
あの部屋に

また行きたくなりました・・・。

あぁ・・・。




この作品もよかったです。

バーン=ジョーンズ
「フラジオレットを吹く天使」

でね、このポストカードを買って帰ろうと思ったのだけど・・・

色が全然ちがーう!!!

いや、まぁ、自分の作品で痛感してますけど

印刷で色の再現は非常に難しい。

特に「透明感」のある部分は
全く違う色になってしまうことがあります。

と、そんな感じでしたw

あまりに印象が違いすぎて
買わずに帰ってきた・・・

残念。

本物の力に勝るものはありません。




さらにこちらの作品。

バーン=ジョーンズ
「スポンサ・デ・リバノ(レバノンの花嫁)」

3mを超える大きな作品なのですが
水彩で描かれているという衝撃。
全くそんな風に見えない。

すごいなぁと思っていたら
朱晶さんのアテレコ。

後ろの二人の女性。



右 「えっ!?なんて??」

左 「きこえなぁーい。」

・・・。

こらこら。

フォローしておきますが、この作品の作者
バーン=ジョーンズさん。

朱晶さんが大変お好きな方ですよ。

きこえなぁーいw



ミュージアムへ行こう!お江戸編 次回まで続きます。

きこえなぁーいww
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ジョン・ウッド&ポール・ハリソン「説明しにくいこともある」

2016年01月17日 | ミュージアムへ行こう!
今年初の「ミュージアムへ行こう」

朱晶さんは既に数カ所行っているにもかかわらず、
書いてくれなーい。

なので私が最初になっちゃったよ。
いいのか?私のひらべったーい感想で。

でも、中には
「ひらべったーい感想、楽しみにしてる」とか言ってくれちゃう
間違った方向にマニアな方もいらっしゃるので
そんなこと言われたら、調子に乗っちゃう!

ま、いろいろ気にせず行きましょー!

さて、私、TONの今年初のミュージアムは
(正確にはギャラリーでしたが)

東京です!

お江戸です!

ブイーンと行っちゃいました。
飛行機で。



これに乗ります☆

的な写真。

でもこれ、もう飛行機への通路みたいなとこにいるので
(パッセンジャーボーディング・ブリッジというらしい)
これには乗っていない、紛らわしい写真。
しかもちょうど指してるところは、車な。


「コレ絶対見に行く!」って作品、
私にしては珍しい。
しかも飛行機に乗ってまで見たい作品なんて。

それが、コチラ。


ジョン・ウッド&ポール・ハリソン
「説明しにくいこともある」

この名前、聞いたことある方もあるかもしれません。

英国を拠点に活動する
映像作品を作るアーティスト。

以前NHK Eテレの番組「2355」でも作品が紹介されていました。

このブログでも出てきたことがあります。
(参照 2014年5月9日のブログ)
↑この時にも書きましたが
彼らの作品に出会ったのは大学生の時。
ニューヨークのギャラリーで。

無表情のおじさん(当時はそんなにおじさんでもなかったはずw)2人が
淡々と実験のようなことをしているような映像で
朱晶さんと2人、釘付けになりました。
見ているうちに、だんだん引き込まれて
面白いわ、滑稽だわで笑えるのだけど
空間や映像の「間」、色の使い方など
センスが良くて、非常に印象に残った作品でした。

実は私、映像作品って苦手なんです。
大学は「映像造形学科」だったくせにねw
映像作品って、理屈っぽくなるものが多い気がして
理屈ばかりが先行して、作品として「魅せる」ものがなかったり
高尚な理屈でも、それを理解できるまでの過程が
映像的に退屈だったり
せっかく最後まで見ても、理屈が伝わらなかったり
オチが納得いかなかったり・・・
「わからん・・・」とかなることが多いのです。

それが、彼らの作品はとても明快。
映像としてもリズム感よく、スピード感と「無」の緩急が心地よい。
単純に面白い。
でもそこに、ユーモアがあり、
さらにその向こうに思想をちゃんと感じる。
作る過程の思考を感じさせる。


その、ジョン・ウッド&ポール・ハリソンの
日本初の大規模な個展

となると、ほら、行かなきゃいけないでしょ?


もうね、見応えありまくりでした。

いきなりから、十数年前にニューヨークで見た作品があり
久しぶりに、そして改めて、笑う。

1993年の作品から2015年の作品まで
ボリュームも満点。

全ての作品を、ほぼ見てしまった。

「ほぼ」?

いや、ほら、映像作品なんでね
作品点数は20点ほどなんですけど
見るのに時間がかかるのよ。

短い作品だと40秒ってのもあるけど
長い作品になると33分40秒、とかw
(49分40秒というのもありましたが
 こちらはオムニバスっぽくなっているので
 分割されて流れてました)

なので、隣の作品と同時に見る、とか
まぁ、これぐらいでいいか、とか
ある程度諦めないと、全部見てられない・・・

それでもかなりじっくり見ました。
そんなに広くないギャラリーに
13時前に入って、
出た時はもう15時を過ぎていたような。

会場を出た時は
必死に映像見すぎて、目がカラカラ。
思考使いすぎて、脳内がカラカラ。

でもニヤニヤ(危ない危ない!!)



どんな作品って?

いや、これが・・・
作品展のタイトル通り
「説明しにくいこともある」のです。
非常に説明しにくい。
説明したっておもしろさ、伝わらないし。

気になる方は検索してみてください。
この作品展用の動画とかもありますので。
ちなみにコチラは作品展のダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=FXeDGlxmzeE

最初の方の、二人三脚でボール避けてるのは
ニューヨークで見た作品のひとつ。

後ろの方の、コロコロの椅子で
コロコロしてるのは
トラックの荷台の中だそうです。


今回初めて、いつごろにどういう作品を作っていた
というのを見ながら作品を見れて
その時その時で何を想い、作品に向き合っていたのか
少し知れたのは面白かったなぁ。
一時期「あれ?」という時期もあるのだけど
1番新しい作品が、それを越えた感じがあって
初期とは違う面白みが、グッとツボにはまり
これから先の作品も楽しみだなって思えて
いや、もう、満足、満足、満腹です!

行ってよかった!

行けてよかった!

ありがとう!

ありがとう!!


なんか、チラシが4種類もあったので
全部もらってきた。

説明しにくい作品の
説明のつかない写真。
でも作品を見た人にとっては
この写真だけで「グッ」とくる!


左下の作品が好き。
たまらない。
ニヤニヤできる。


一番左の作品が好き。
笑える。
なんでこんなことしたのか、笑える。


左から二番目の作品。
えぇ、最後まで見て、満足しましたとも!
分かっててもね!


右上2枚のシリーズ。
もうこれでもか!ってぐらいのボリューム。
地味に笑えるのが結構好きかもしらん。


と、意味のわからないチラシレビューでした。

あぁ、近かったらもう一回行けるのに。
いや、もう何回か行ってるかもしらん。

2016年のミュージアムへ行こう。
うん。いいスタートだぃ!
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「懐かしい風景」姫路市立美術館 と「姫路今むかし」兵庫県立歴史博物館 後編

2015年08月28日 | ミュージアムへ行こう!
こんにちは、朱晶です。

さてさて、ミュージアムへ行こう!
姫路編の後編!!

ま、そんなひっぱるほどのものでもないんですけれど(笑)

長くなるので、2つに分けてみました。
それだけです。はい。

兵庫県立歴史博物館と
姫路市立美術館に行ったこの日
実はもう1つミュージアムに行きました。

それは・・・

姫路市立動物園!!

写真は北側の入口。
この入口は姫路市立美術館に面しているので
今回はこちらから入りました。




あれ?
「ミュージアムへ行こう!」
じゃなかったの?
と思う方もあるかもしれません。
実は、動物園もミュージアム施設なんですよ。

動物園も、ですが、その他
水族館、植物園、昆虫館などなども
ミュージアム施設になります。
動物園や水族館はレジャーのイメージが強いかと思いますが
動物や水性生物といった生きた資料を見せる場所
と思うと、イメージしやすいかもしれません。

なのでね、動物園もミュージアム。




さて、この姫路市立動物園。
なんと姫路城の敷地の中にあるのです。
正面に姫路城を見て、お堀を越えて門を入ると
三の丸広場の右手側(東側)にあります。

子どもの頃、兵庫県立歴史博物館に遊びに行ったついでに
ここにも立ち寄って遊んだりしていました。

いやぁ、実に20年以上ぶり。
(む、下手すると四半世紀ぶりか?)

どんなふうになってるかなー。
と、少しドキドキしながら入ってみて

いや・・・驚いた・・・・

まったく変わってない・・・(笑)


北側から入るとすぐあるこのコーヒーカップも

小さな観覧車も、チェーンタワーも
(チェーンに椅子がついててグルグル回るやつ)

色は塗り直されてはいるけれど
昭和のまま・・・
てか、まだ動くのか・・・(笑)


あぁ、このラインナップも昭和なまま・・・
アラレちゃんって・・・

ある種、ここも郷愁・・・?(笑)


そんな驚きを胸に
1人 動物園をウロウロ・・・

姫路市立動物園は
そんなに大きな動物園ではないですが
それでも、ひととおりの動物を見る事ができます。


ぞう とか・・・


きりんは、最近こどもが生まれたのだとか
遠近感のために分かりにくいですが
手前にいるのが、子どもです(笑)

彼らは元気だったなぁ。

アシカの一種の、オタリアくんたち。
人がくると、ざばーっと顔を出して営業(笑)


ペンギンたちも、なんだか人懐っこい感じ。
近づくと、水に入り始めます。
こちらも営業態度は良好(笑)


こちら、写真が悪いんですが
矢印の黒い影みたいになってるのがヒグマです。

このヒグマくん、
檻の前の草むしりしてるオジサンに興味津々。
じーーーーっとオジサンを見つめていました(笑)


そして、百獣の王!!

ライオンっ!!

・・・あれ・・・

暑いのでね、やっぱりぐったりな子たちもいるのです。
はい。
日本の夏は暑いよね。うん。


しろくま・・・の敷物・・・?


らくだ・・・

らくだって砂漠の生き物では・・・

ちょうど一緒になった遠足らしき子どもたちが
らくだを見て

「らくだ死んでるーーっ」

死んでないっ!
死んでないよーーっ!!



そんなこんなで1人 動物園。

回る先々でこのちびっこ達と遭遇し
彼らの反応を見ながら
なかなかに楽しませてもらいました(笑)




そーそー
ここからの姫路城の眺めもなかなかです。



あ、後これも変わってなかった!!



入園料が、200円っ!!

こどもはなんと、30円っ!!
だからよく行ったんですよね。
こどものお小遣いでも行ける料金設定。

でね、さらにその下。

乗り物、150円!!

そこも変わってないのかー。


乗り物が、高いのか?
入場料が安すぎるのか?

いやいや、どっちも
たいがい安いよねぇ。。。。
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「懐かしい風景」姫路市立美術館 と「姫路今むかし」兵庫県立歴史博物館 前編

2015年08月27日 | ミュージアムへ行こう!
こんにちは。朱晶です。
夏休みも終わりに近づき・・・
久しぶりに私の
「ミュージアムへ行こう!」

今年に入ってから
いつもよりも、ずーーっとたくさんの
ミュージアムに行ってるんですが
まったくブログを書けてなかったので(笑)

今回は、姫路へ!!

兵庫県立歴史博物館で開催中の
「姫路今むかし」展

そして

姫路市立美術館で開催中の
「懐かしい風景」展

に行って来ました。



この組み合わせ
偶然ではあるけれど
個人的になかなかおもしろかったなーと。

この2つの展覧会。
どちらも姫路を中心とした地域の様子の
昔から今へ移り変わりを紹介するものでした。

なぁんだ、同じよーなもんかぁ。

と思いそうですが
アプローチが違うので
見えるもの、感じるものがやっぱり違うんですよね。
当たり前なんだけど。


兵庫県立歴史博物館は
「歴史」として時間の流れを捉えて
何が起ったのか、どんな様子だったのか
個人の日記や手記などで綴りながら
写真やスケッチ、絵などでイメージを伝える
というような構成になっていたのに対して

姫路市立美術館は
姫路を中心としたこの地域が
画家達の手で、どんな風に表現されてきたのか
を紹介してゆく内容になっていました。

先に兵庫県立歴史博物館を見ていたので
歴史を写真などのリアルなイメージを持ってから
姫路市立美術館に行ったので
この順番もよかったなー、と。

私自身も、小さい頃から
姫路はよく訪れていた街なので
知っている懐かしい風景があったり
話でだけ知っている戦争中の様子や
姫路城の昭和の大修理の様子など
歴史的なアプローチは
これだけのボリュームが集まってくると
なかなかの資料だなぁと
しみじみしつつ・・・美術館へ。

こちらに展示されている景色は
記録写真の伝えるものとは違って
一人一人の画家の
その景色への想いも伝えているように感じて
なんだか少しあたたかい気持ちになりました。

表現はもちろん様々で
一人一人の画家の個性も出ているんだけど
展覧会を見終えて
最後に印象として残ったのは
郷土への想い
郷愁
といったイメージでした。

これ、この組み合わせで見たから
余計に強く感じた気がします。

兵庫県立歴史博物館でお客様の様子を見ていると
やはり地元の方が多いようで
一緒に来た方と写真を見ながら
楽しそうにお話されている様子を
しばしば目にしました。

年齢層も結構幅広くて
割合としては、年配の方が多めではあるけれど
親子や、若い女の子同士で訪れている様子も。
でもね、皆それぞれに写真や資料を見ながら
おしゃべりしているんですよね。
この景色も、なかなかいいなーと思いながら
帰ってきました。


写真は今日の記念に。
姫路城の横顔と、
姫路市立美術館の建物をちょっぴり。

あぁんまり天気はよくないけど(笑)




でね、ついでなので
実に20年ぶりくらいで
行ってみたトコロがあります。

それは後編へ続く・・・
(え?続くの?!笑)
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天文→文博

2015年04月25日 | ミュージアムへ行こう!
現在「子午線を創造する」展を開催中の
明石市立天文科学館へ行ってきました☆



この作品展をきっかけに天文科学館へ足を運んでくださっている皆様
ありがとうございます!!

そして、プラネタリウムはご覧になられたでしょうか?

明石市立天文科学館のプラネタリウムは
先月、稼働20000日を迎え
国内で稼働中のプラネタリウム投影機の中で
最長寿です!
大事にされてる証拠です!

で、私ももちろん見てきたわけです。
昨日は稼働から20042日目。
稼働日カウンターがプラネタリウム投影機の台に付いてます☆

明石市立天文科学館のプラネタリウムは
最長寿もすごいですが
解説が肉声解説で、操作も解説員が直接行うというところも
みどころのひとつだと思います。

同じ内容の投影でも
解説員さんによって様々な角度から解説してくださいますし
その日のお客様の雰囲気によっても変わり
いつも違った楽しみ方ができるのです。

そして昨日は、ずっと聞きたかった解説員さんの投影!
ひゃっほーぃ!

男子校の高校生の団体さんと一緒で
なかなかに賑やかだったのですが・・・(苦笑)
おかげで、こちらも少しぐらい話をしても気にならず
楽しみました。

心地よい投影で、新しいことも知れて
とっても満足。
ありがとうございました。

ちなみに、後ろの席のお客様は
1人熟睡プラネタリウムを楽しんでおられました(笑)




さて、いつもはまったり楽しむ天文科学館を
早めに切り上げ(といっても2時間半ぐらいいてしまった)
お次は、明石市立文化博物館へ。

明石のミュージアム、はしご。

現在開催中の
「高橋由一から藤島武二まで
 日本近代洋画への道
 ー山岡コレクションを中心にー」
に行ってきました。



いや、まぁ、正直・・・地味ですよね。うん。
このチラシ見て
「うわ!おもしろそう!行こう!!」とは・・・
なかなかなりません、よね(苦笑)

けどね、とても興味深い作品展でした。

江戸時代後期から明治頃にかけての作品で
ちょうど西洋絵画が日本に入ってきた頃のもの。

少しずつ影響を受け
少しずつ変化してゆく様が感じられました。

日本画なのに、構図が西洋っぽい。とか
獅子じゃなくて、ライオン!とか
油彩なのに、間の取り方が日本っぽい。とか
あぁ、ヨーロッパに留学って
もろに印象派の影響を受けてるんだ。とか
そして、後半になればなるほど、
現在の日本の洋画に向かってゆく
時代の流れ、日本の絵画の流れを感じました。

私、この時代のこと、全然知らないのです。
朱晶さんの専門も江戸ぐらいまでなので
あまり話を聞くこともなく・・・。
この作品展のおかげで近代の流れを少しだけ知ることができました。

それにしても、チラシにもなってる
高橋由一の「鮭図」。
板に直接描いてるのですが
この板目がいい感じに鮭の身に質感を与え
リアル鮭が板に乗ってるみたいに見える(笑)
この鮭は、半身がほとんどありませんが
もう少し身があるもの、ちょっとだけ身がないもの、
などバリエーションがあります(笑)
隣の「鯛図」もよい感じでした。


父がね「これ、面白かったから行ってきたら?」
なんて言ってまして、
うん、確かに。

父が「行ってきたら?」というものには
ちゃんと理由があるのです、いつも。
その理由まで言ったりしないですが、勧めてきます。
なので、そういう作品展はなるべく見に行くのです。

うん、今回も、行ってよかったです。
お父さん、ありがとう。
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明石市立文化博物館「岩合光昭写真展『ねこ』」

2015年01月31日 | ミュージアムへ行こう!
寒い・・・
あっ!雪降ってる!!

寒い・・・

そんな寒い今日この頃
いかがお過ごしでしょう。

こんにちは、TONです。

久しぶりの
「ミュージアムへ行こう!」

すあきさんはちょいちょい色んな展覧会に行っているのですが
ちっとも書いてくれませんね!!
(忙しいのは知ってるw)

私は久々展覧会。

現在、明石市立文化博物館で開催中の
岩合光昭写真展『ねこ』を見てきました。

写真?
しかも、ねこ??
TONって、ねこ好きだったっけ???

昨年10月に明石市立文化博物館で作品展を開催した際
すでに、この展覧会のチラシがあって
お手伝いしてくれてたスタッフたちと
「みんなで見に来よっか」
とか、軽い感じで言ってました。

ら。

実現☆

物販やワークショップはもちろん
搬入・搬出まで手伝ってくれたみんなと
また同じ会場で展覧会を見ているという
なんとも不思議な気分。
壁の配置や、飾られる作品によって
全然違った空間になるものだなぁと
これまた不思議な気分。

「懐かしい匂いがする」とか言いながら
みんなで共有した時間を少し思い出しながら・・・

かわいいねこたちを鑑賞☆

私は写真がちょっと苦手。
撮るのが下手なんです。
切り取るのが下手。
なので観るポイントを絞るのも下手。

いや、ねこなんだし、難しいこといらんやん。て。

まぁ、そんなに難しく観てるわけじゃないんだけどね
なんか、さら~っと観れちゃったりすると
ちゃんと観れてない、感じれてない気がしてしまって。

でもね、やっぱり「いいな」って思う作品は
足が止まる。

単純にかわいい、とか
このねこが好み、とか
全然関係なく

ふと足が止まって
「ほふぅぅ」て気持ちになる。
作品に心が吸い寄せられる感じ?

そんな作品にも出会えて
心も満たされました☆


とはいえ、そんなん関係なく
かわいかった(笑)

会場のお客様の表情も
皆様とっても柔らかな表情で
コメントの半分ぐらいが
「かわいぃ~」(笑)

一緒に行ったみんなとも
「1番好みのねこ」を見つけて楽しんだり☆



そして
撮る側と撮られる側の間にある
距離感と緊張感。

そんなことを考えた作品展でした。




岩合光昭写真展『ねこ』は
2015年2月8日(日)まで
明石市立文化博物館にて開催中!
ねこちゃん割引、なるものもありますよ。
詳しくはこちらのページで☆
新春特別企画展 岩合光昭写真展『ねこ』


一緒に観に行ったみんな。
楽しい時間をありがとう。
あの時のお礼がすっかり遅くなって
でもこんな形で実現できて
結果オーライ!ありがとう!
いつもすあきさんと2人か
1人で観ることの多い展覧会を、
一緒に観る人がいて
みんなでこれがこうだね、とか
ここがいいね、とか言いながら観るのも
いいもんだな、と
またそれにちょうどいい感じの作品展だったな、と
反芻しながらニヤニヤしてます。
Sちゃんのパフェを前にしたニヤけ具合には敵いませんが(笑)
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伊丹市立美術館「プライベート・ユートピア」

2014年05月09日 | ミュージアムへ行こう!
8日ぶりの外出の本日
伊丹市立美術館へ行きました。

「プライベート・ユートピア ここだけの場所
 ブリティッシュ・カウンシル・コレクションにみる英国美術の現在」



という展覧会へ。
タイトル、長っ!!

そして、意味がよく分からん!!

ブリティッシュ・カウンシルとは
英国の公的な国際文化交流機関で
そこがたくさんの現代アートのコレクションを持っているのです。

その中から英国の現代美術を紹介する展覧会。


この展覧会で見たかったのが
ウッド&ハリソンの作品。

誰だ??それは??

NHKのEテレで放送中の番組「2355」の
ジョン・ウッド&ポール・ハリソンと言えば
もしかするとご存知の方もいらっしゃいますかな。

男性2人が作る映像作品。


あるとき「2355」の
「1 minute gallery」のコーナーで
むむむっ!?と思わせる映像作品が流れ
少々釘付けに。

で、よくよく考えると
あれ?もしかして??

あの作品の人じゃないかーーーー!!!

となった、すあきさんと私。

大学生の時すあきさんと2人で
アメリカのボストンとニューヨークに旅行に行ったのです。

ひたすらにミュージアムとギャラリーをめぐる旅。

そこで、あるギャラリーにて
ひとつの映像作品に釘付け。

失笑、感嘆、困惑、爆笑!!!
かなりインパクトに残った
とてもスキになった作品・・・

の、人じゃないか!!!!

作品も違うし、10年以上前の記憶だけど
間違いない!

それ以来、ちょいちょい「2355」で
ミニ作品を見てました。


さてさて、今回来ていた作品も
期待を裏切らない
ジョン・ウッド&ポール・ハリソンな作品でした。
スキだ!

まだまだ今のような感覚でアートを見ていなかったけど
スキなものは変わらないんだな。
なんとも嬉しい感覚。


展覧会には、もちろんウッド&ハリソン以外の作品も
たくさんあるわけでね
面白いものもあれば
自分の好み的には微妙なもの
正直、分からない・・・なものもありつつも、
その作品が制作された意図を考えたり
もっとこうしたらどうなるだろう、とか
自分ならどうするだろう、とか
ゆっくり考えながら作品と向き合えたのは楽しかったなぁ。

すあきさんとごにょごにょ話したり
こんなことやってみたいね、とか思ったり
そんなことも楽しく、
けどけど、難しいこと抜きにして
「クスっ」と笑えたり
単純に、これスキだ!って思えたり
そんな感覚がこれまた楽しかった。

行ってよかった。
と思える展覧会に行けた時は
とても心地よい。

よかった。



図録とポストカードを買ったすあきさん。

左下の黄緑色のポストカードが
ウッド&ハリソンの作品。
映像作品なのでポストカードになっても
面白さは分かりませんが
作品を知ってる人にとっては
この静止画だけで
「クスっ」と笑える。

部屋に飾るらしいです。

「クスっ」



おまけ。

すあきさんとのボストン・ニューヨークの旅で
ミュージアム・ギャラリー以外で行った観光地は
ニューヨークの「自由の女神像」と「世界貿易センタービル」だけ。
屋上の展望デッキまで登ってマンハッタンを見渡した
「世界貿易センタービル」は
その2ヶ月後、9・11にて・・・

おぉぅ・・・。
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