あすなろ健康院ブログ

あなたの心と身体の健康をずっと見守り続けている灯台でありたい…

一人は皆のために 皆は一人のために

2010-12-26 15:43:18 | 氣功
昨日、本物氣功教室が開かれた。

私は本物氣功師として師である松本宏一氏門下の中で最初にプロになった。
それまで2年間、施療と研修を受け手として重ねてきた。
受け手のままならばとても心地好く
責任もないので
自分のことだけを考えていれば良かった。
私のはギターの弾き過ぎによる酷い腱鞘炎だったが…。

先生に背中を推されたこともあって
ゆうゆうと独立
したまでは良かったが
現実はそんなに甘いものではなかった。

結果は出せてもなかなかお客さんが安定しない。
よって収入もさほどではない。
税金対策など必要もまったくないほどの切なさから
師にも何度か相談に行ったりした。
でも、
結局は自分自身の迷いやしがらみなどに、
自分自身が振り回されていたことに気づかされ、
いや、自分自身で振り回していたんだ。
そんな簡単なことに気が付くのにまた2年ほどかかってしまった。

軸がぶれないこと。
それには確固たるビジョン=展望が要ること。
私の場合は、展望ではなく、単なる夢でしかない
地に足の着かない希望だったように想う。

今、ここに至って
10年後の自分を見据え、
そして来年
そして今をどう生きるかを
ずっと先をゆく師の足跡をなぞりながら
その背中を見失わない位置で研鑽を積み重ねてゆきたい。




これらの主要部は
師がお話された内容でもあります。

誰かを救う為には
たとえば菊の花のように
小さいけれど一つ一つがしっかりとした花であり
そしてその花々がまとまって大きな花を形づくっているように
自分自身にぶれぬ芯を持ち、
自立してこそ、実力をつけてこそ、皆のために動ける存在と成り得るのだ。

自立とは依存しないこと
しかしある面、頼って頂かないとこの仕事は成り立たない。
でもでも、
お客さん自ら「治したい、治りたい」
との強い意志を以て望めば、
それは依存ではなく「共存」となる。


「お互いがクールな関係が良い」
との師のひと言はまさに至言である。