みんな来た道ゆく道だよ

散る紅葉　残る紅葉も散る紅葉

裏を見せ表を見せて散る紅葉　

　　　　　　　　　　　　　　良寛



美しい姿を留めていた南房総の紅葉ももう随分と見る影もなくなってきています。
人生も同じように
何に迷い何に苦しもうが
やがて平等にそれぞれに与えられたタイムリミットが訪れます。

波瀾万丈に生きたいと想ったり
地道に生きたいと願ったり
でもどんな生き方をしても関係なく訪れます

本物氣功でも
師はおっしゃいます
「受け手が氣功というものを信じようが信じまいが、効き目には差がない」
想いとかという想念は上記の紅葉のような物で
ただの循環する営みにしか過ぎない。
でもそんな些細なことで振り回し振り回されて大方は生涯を閉じる。

もっと本質的な物
ただただ大自然の営みの一部に過ぎないんだよ人生なんてね。
だからノーベル賞だの金星がどうたらこうたら…
なんてあんまし興味がない。

名前も何も残さない生き方が
大自然の真の掟
なのかも知れない。