なら日和

奈良で学ぶ楽しみを見つけた風香のスタディ奮闘日記です。

新春初の科目試験 in 奈良大

2012-01-09 19:58:12 | テキスト科目 試験
週末、今年初の科目試験受験に行って来ました。

スクーリングがない日なので、バスはあてにせず徒歩でウオーキングも兼ねて大学まで歩きました。
約20分で到着。

科目は平安文学論。
1限目で受験です。

出題番号は7番。

「嫡妻ではない紫上を、あたかも嫡妻であるかのようにみせる為に、作者はどのような配慮をしていたか」を述べよという内容。

開始から5分たっても自作の解答がいっこうに思い出せない(笑)
ようやく着地点の文章が頭をよぎってからは一気に書き上げ、開始30分で退室。

さあ、結果はいかに。

この日、申し込みされていた方は多かったようだが実際に1限目を受けられたのは私も含めて10人程。

なかなか計画通りといかないのは、世の常のようで、、、(笑)

今月中旬に名古屋会場で「書誌学」を受験して、今年度は打ち止め。

あとは結果を待つのみです。

「今やらなくっていつできるの!?」
そう自分にハッパをかけて頑張っています(笑)

あさっては、万葉歌がらみでまた奈良入りの予定です。

少しでも時間を作って、万葉故地を歩こうと思っています。





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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
遅ればせながらー。 (風の善さん)
2012-01-11 11:31:23
 遅くなりましたが、今年も万葉歌楽しませていただきます。
「平安文学論」私は大変苦労しましたが、風香さんはきっと水を得た魚ですね。
今年は古事記編纂1300年の年だそうですね、長続きしませんが、万葉集の表面だけでも覗いてみたいと思います。
「新しき年の初めはいや年に雪踏み平し常かくもにもが」巻19-4229
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飛鳥・奈良時代から平安時代へ (風香)
2012-01-13 08:51:44
風の善さま
万葉集ありがとうございます。
平安時代は全く知らない世界でしたので、私も目から鱗状態の中で学ばせて頂いております。
歌碑巡りも続けてみえるご様子。
その博学さに勉強させて頂いております。
古事記編纂1300年ということで奈良県下ではじわじわと盛り上がりをみせてきていますね。
昨日、おとといとレコーディングで大阪、奈良を行き来しておりました。
これでまずは第1弾のボーカル入れは完成し、あとはミキシングを経て形となりそうです。
こうしたことに取り組ませて頂ける環境にも深く感謝すると同時に、やはり奈良大での学びが近年の曲作りにも大きく影響してきています。
今ある環境、もう少し楽しんでみるつもりです。
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Unknown (Q)
2012-01-19 23:29:55
風香様
>少しでも時間を作って、万葉故地を歩こうと思っています。

貴母上様のご出身地で家持が歌、
三島野(みしまの)に 霞(かすみ)たなびき しかすがに 昨日(きのう)も今日(きょう)も 雪は降りける (射水平野に霞がたなびく春も近いというのに、昨日も今日もまだ雪が降り続いているよ -Q訳)

歌碑もあります(笑)。
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歌の背景 (風香)
2012-01-20 08:28:20
Qさま
かなり万葉集にお詳しいですね!
万葉歌を歌っていると、4516首網羅しているかのように思われがちですが、まだまだ入り口なんですよ。
全首読み解くにはきっと300年ぐらい、いや500年ぐらいかかりそうです(笑)
そんな中でも、こうしてご縁のあるところで詠まれた句は、是非とも読み解いてみたいものですね。
その過程において心の琴線に触れたときに、はじめて万葉歌となるパターンが多いです(笑)
もちろん、その歌が詠まれた風土を訪ねてそこに息づく心を感じることが大前提ですが(笑)
射水平野の霞。
また大和とは違った趣で、凛と張りつめた雪景色の静けさが目に浮かんでいます。
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