明日香村長賞受賞

１０月３日に行われた第７回万葉の歌音楽祭において明日香村長賞を受賞することができました。
当日披露したのは、万葉集巻二　九一　天智天皇
　　　　　　　　　　　　　　　九二　鏡王女　　の相聞歌です。

審査員で万葉の大和路を歩く会代表の富田敏子先生とも音楽祭終了後お話することができ、歌の講評や忍阪にある鏡王女墓の話をお聞きすることができました。

今年は大学も休学しているため、昨年暮れのスクーリング以来約１０ケ月ぶりの奈良。しかも大好きな明日香とあって時間的余裕があれば、忍阪へも足を伸ばしたいところでしたが、次回のお楽しみとなりました。

午後５時からは同じく明日香風舞台にて「万葉の明日香路に月を観る会」が予定通り開催され、同志社女子大学名誉教授 朧谷寿氏の講演後に万葉の歌音楽祭の入賞者発表があり、歴史公園の後方にともされた無数の行灯のほのあかりの中、まぶしすぎるくらいのスポットライトに照らされたステージで鏡王女の歌を歌うことができました。まさに１３００年前の言霊と今とがつながれた瞬間であったように思います。
応援してくださったみなさま、ありがとうございました。

今日から、また卒論と向かいます。