なら日和

奈良で学ぶ楽しみを見つけた風香のスタディ奮闘日記です。

年度末最終試験。

2013-01-12 21:52:08 | テキスト科目 試験
今年初の試験であり、私にとっては今年度受験可能な最後の試験にいってきました。

場所は名駅、ミッドランドスクエア裏手のウインクあいち。

従来は東別院だった為、アクセスがよくなったのはありがたい。

古文書の解答作りは、今迄受けた試験対策の中でもっとも時間をかけた、まさにラストにふさわしい!?テスト対策となり、ほとほと頭を悩ませてくれた。

というのも、見慣れない文書の判読はくずし字がひらがななのか漢字なのかすらわからない文字があるのだ。

特に設題集9番の長文と、10番は短文ながらもくずし字の解読が並々ならぬ根気との格闘となった。

もちろんテキストのみでは解読不能。
はじめは、古語辞典、漢和辞典やらと我が家にある、ありとあらゆる辞書とサブテキストを積み上げてやっていたのだが、これだけでは到底追いつけないことがわかり、あわてて「くずし字解読辞典」と「古文書用語辞典」をアマゾンで手に入れたことにより、効率よく進めていけるのようになった。

しかしながら10番については、ほぼお手上げ状態(泣)

文面の短さから、とりかかる前はラストでサービス問題、、、と、たかをくくっていたのだが、これが難解だった。

ほぼ祈るような気持ちで受けた今回の設題番号は2番だったのは、ありがたかった。

「本願寺」の教如が、紀州へ退隠した父、顕如に宛てた文書の判読であった。

これで、あとは結果を待つのみ。

さて、吉と出るか凶と出るか。

まな板の上の鯉である。


参考

くずし字解読事典 普及版 付・かなもじの解読  東京堂出版 児玉幸多著

古文書用語辞典 柏書房 荒井英次他共著

追伸
上記段階では、父への手紙とインターネットで調べた情報で判読しましたが、後日文献をあたってみたら、なんとそこから違っていました。
父宛ではありません。この文書の端裏に教如直筆で書かれた文字がありその内容からト半氏父子のどちらかに当てた置き手紙であることがわかりました。
やはり、文献にあたる。これしかないようです。(2013.5月加筆)

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