なら日和

奈良で学ぶ楽しみを見つけた風香のスタディ奮闘日記です。

考古学概論

2008-12-26 19:57:41 | テキスト科目 試験
25日5限目。試験問題は9番。

『倭人たちが馬匹文化を受容するようになった契機は何か。自由に論じなさい』

文化財学講読1を先に受験していた私にとって、この考古学概論はすんなり頭に入り、テスト対策についても炭層14年代法を除いては(!?)順調であった。
化学は相変わらず???である。
万が一にもこの設問にあたっていたら撃沈であった。
まる暗記以外にふくらませて書くということが不可能であるからである。
きっと3行で終わってしまっていたであろう。
期待通り!?の設問にあたった私は観光論に引き続きラッキーであった。

それにしても神話伝承論のスク後の試験。
講義がハードなだけにあまりお勧めはしない。

観光論。

2008-12-26 19:47:47 | テキスト科目 試験
12月23日、5限目。試験問題は10番。

『観光学の発展過程について述べなさい』

毎回テスト対策をしていて思うのだが、設問に対してすんなりはいっていけるものとそうでないものとに分かれる。
10番と聞き内心ほっとした。

全国総合開発計画の設問なんかは答えが教科書にない。
当然合格しているレポートにも答えが見出せない。
諸先輩のブログを参考に自分なりに調べ答えを見出すが、自信なんてありっこないが、妙な自信を持って答えるしかない。
そんなことを考えながらテストに挑んでいた。

スクーリングは神話伝承論だったため、大学で試験前に見直せたのは試験開始前の10分足らず。(自宅で十二分に対応できてればこんなことを考えなくてもいいのだが)

ラッキーな5限目だったと感謝して、退出許可の出た20分後に帰途についた。

神話伝承論スクーリング終了。

2008-12-26 19:14:29 | スクーリング
12月23日から25日のスクーリングが昨日終了。
上野先生の講義ということで気合が入った。

23日 古事記序文の解読。
24日 午前古事記 国産みの解読。午後から平城宮跡で全員で朱雀門に立ち平城遷都の詔を斉唱。16時から斑鳩町長と上野先生のトークセッション。17時からは神話伝承論受講生の交流会に参加。
25日 古事記 黄泉の国の解読。

いずれの日も上野節炸裂の充実したかつハードな講義であった。
自分自身のもっていた古事記への偏見がとれた3日間であったことは大きな収穫であった。

夏以来のスクーリング。久しぶりにお会いすることができた方々。
また新たな出会いを頂いた方々からたくさんの励みを頂いたことに改めて感謝。

この年末年始の過ごし方で来年の自分の取り組み方が大きく左右される。
気合を入れねば。

このハードなスクーリングを終えて心新たにする。

明日からスクーリング。

2008-12-22 10:09:56 | スクーリング
待ちに待った上野先生の『神話伝承論』。

2日目は平城宮跡への学外実習もあるとの箏。
夏期のスクーリングでも平城宮跡は行ったのだが、学問の視点の違いからどんな講義となるのかそちらも非常に楽しみにしています。

23日はスクーリング後に観光論の試験。
24日はスクーリング後の交流会に参加予定。
25日はスクーリング後に考古学概論の試験。

今年最後のスクーリングは連日満載のプログラムであります。

それにしてもうっかりしていたのが交通手段。
普段近鉄の週末フリーチケット(3日間フリーで4000円。ただし特急券代は別途必要)で格安旅を満喫していたのに今回はそれが使えないとわかったのが先週末。
この不況の嵐の風が吹き付ける中、学割の申請も間に合わない。
と言う訳で明日の行きは開き直って新幹線で京都回りで行こうと思っています。


卒論予備調査表、投函。

2008-12-17 22:20:03 | 卒論
とおおげさなことはいっても、今回は何も校正はいただけないようだ。
4月に向けじっくりと煮詰め直していきたい。
しかしながら、レポートにテスト対策、その合間をぬって卒論の準備とは。
この約8ヶ月私はのんびりしすぎてしまったんだろうな。
かなり読みが甘かった自分を思いっきり反省してます。

『昨日までの自分は過去だったよ。今日から本番』


卒論作成予備調査票

2008-12-02 21:44:35 | 卒論
調査票の提出を12月17日に控え、本日ようやく調査票が完成した。
あれもこれもと頭の中を巡り、ここにたどりつくまでに遠回りしたが、その遠回りの中で自分の目指していくものがみえてきたように思う。
話はそれるが、昨晩TVで薬師寺金堂の再建に携わった宮大工の棟梁がいっていた。
『弟子を採用する時は、あえて不器用な子を選ぶんです。器用な子はすぐに何でも覚えてしまう。しかしこの世界では1000年と持つ建物に携わるんです。時間の早さは必要ありません。不器用な子ほどじっくりと真剣に取り組めることが多い。』

社会では効率性が求められる世の中が当然のようになっている昨今、こうした向き合い方があるんだということを改めて考えさせられた。

そして、これは今自分が向き合っている文化財学も同じ時間(とき)が流れているような機がしてならなかった。

とはいっても卒業までの時間はあっという間にやってきそうだが。