春闘、業種間で明暗=自動車、一時金満額へ―13日に集中回答
時事通信 3月9日(土)19時54分配信
2013年春闘は、影響力が大きい電機と自動車の大手メーカーの回答が集中する13日に向けヤマ場を迎えた。自動車大手では、安倍政権の経済政策「アベノミクス」による円安の追い風を受け、一時金要求に満額回答する方針を固めた企業が相次ぐ。これに対し電機は、巨額赤字を見込むパナソニックやシャープで厳しい交渉が続き、業種間で明暗が分かれている。
電機メーカーの労働組合でつくる電機連合は定期昇給の維持と年間一時金4カ月分の確保をストライキ実施の基準とする方針で、9日に経営側の団体「電機・電子・情報通信産業経営者連盟(電経連)」と今春闘で最後の産業別労使交渉に臨んだ。交渉後の記者会見で電機連合の有野正治中央執行委員長は「要求は最低限。最後は決断してもらえると思う」と期待をにじませた。
電機大手では業績が比較的堅調な日立製作所、東芝など重電主力のメーカーで定昇維持が固まり、一時金をめぐってはバブル期以来の水準となる年5.8カ月分を要求した日立の動向が注目だ。
ただ、家電主力のメーカーは薄型テレビなどの不振で業績が悪化。特に、12年度にそれぞれ7650億円、4500億円という巨額の純損失計上を見込むパナソニック、シャープでは、労組側は苦戦を強いられている。電経連の中川能亨理事長(パナソニック常務)は労組の要求に「できるだけ前向きに考えたい」と述べたが、この2社はぎりぎりまで労使の攻防が続きそうだ。
自動車大手は各社で定昇維持がほぼ確定。一時金では日産自動車が労組の要求(年5.5カ月分)に満額回答する方針を固め、ホンダ、富士重工業も満額回答の見通し。トヨタも満額の可能性がある。
ソニー取締役会議長を6月退任へ=ストリンガー氏
時事通信 3月9日(土)13時0分配信
【ニューヨーク時事】ソニーのハワード・ストリンガー取締役会議長(71)は8日、ニューヨークで講演し、6月に退任する方針を明らかにした。
ストリンガー氏は2005年から12年まで、ソニーでは外国人として初めて最高経営責任者(CEO)を務めた。講演では「(6月に)取締役会議長の任期が終わり次第、ソニーから完全に引退する」と述べた。
引用元:yahoo ニュース
?お小遣い稼ぎませんか??
独BMWの2月自動車販売は4.7%増、同月として過去最高
ロイター 3月9日(土)2時37分配信
[フランクフルト 8日 ロイター] ドイツの高級車メーカー、BMW<BMWG.DE>は2月のグループ全体の販売台数が4.7%増の13万3630台と、同月として過去最高を記録したことを明らかにした。
BMWブランドの販売台数は7.0%増加した。
BMW、ミニ、ロールスロイスの3ブランドの欧州販売台数は6.6%増加し6万1251台だった。ドイツなどの弱い数字を英国、ロシアなどが相殺した。
中国での販売台数は2.3%増の2万3449台。
ダイムラー<DAIGn.DE>の高級車ブランドのマルセデスベンツ、フォルクスワーゲン(VW)<VOWG_p.DE>の高級車ブランドのアウディは、ともに春節(旧正月)の影響で中国の販売台数は減少した。