あすかパパの色んな話

日々の暮らしの中で思ったことを書き込んでいきます。
今までのように写真、競馬の予想、スポーツネタも続けていきます。

鈴木大地以来!古賀、日本新で金/競泳

2009年07月29日 07時00分17秒 | その他スポーツ情報

男子100メートル背泳ぎで頂点に立ったのは伏兵・古賀だった。52秒26の堂々の日本新で初優勝。手前は入江

水泳・世界選手権第12日(ローマ)男子100メートル背泳ぎ決勝で、古賀淳也(22)=スウィン埼玉=が52秒26の日本新記録で初優勝。日本に今大会初のメダルをもたらした。エース入江陵介(19)=近大=は52秒73で4位に終わった。男子200メートル自由形で、日本勢としてこの種目初の決勝進出を果たした内田翔(21)=群馬SS=は1分45秒24の日本新で4位。女子100メートル背泳ぎ決勝に進んだ酒井志穂(18)=ブリヂストン=も59秒14の日本新で4位だった。

世界を制したのは隣の3レーンを泳いだ入江ではなく、3歳年上の古賀だった。準決勝で日本記録の52秒39をマークし1位通過した22歳は、スタートから持ち味のバサロでリードを奪い、さらにタイムを縮める52秒26。スピードで世界のライバルを蹴散らした。

 「頂点に立てたのもまわりのみんなのサポートがあったから。すべてに感謝したい。(入江と)どちらが勝つにしろ、しっかり日の丸を(表彰台の)真ん中に掲げることだけを考えていた」

 日本の背泳ぎでは世界選手権初の金メダル。ソウル五輪100メートル背泳ぎの鈴木大地以来、21年ぶりに背泳ぎで世界の頂点に立った。

 もともと短距離は得意だ。6月のジャパン・オープンでは、50メートル背泳ぎでB決勝に回りながら優勝した入江より速いタイムで泳ぎ、9位が1位を上回る珍事に。実は予選のスタート時に水着の中に入れ忘れた腰ヒモが緩み、泳いでいる途中にお尻が出そうになるハプニングで決勝進出を逃したのだ。在学する早大の1学年下には斎藤佑樹投手がいることから、『ハンケツ王子』の異名?も頂戴したが、世界舞台ではきっちり日本記録保持者の威厳を示した。

 代表を逃した北京五輪後から急成長を見せる。一番の理由は精神的な成長だ。昨夏の代表選考会後は、髪を染めピアスを開けるなど横道にそれた時期もあったが、北島康介らトップアスリートを見る白石宏トレーナーに怒鳴りつけられ改心。空手などで精神集中に取り組むなど、心身ともに競技に集中している。

 世界記録保持者のピアソルが予選敗退した波乱の中、大会前に「ピアソルに挑む」と宣言した通りの有言実行V。今月19日に22歳の誕生日を迎えたイケメンスイマーが、ロンドンへ力強く一歩を踏み出した。(サンスポ)


東農大二V!エース加藤が全6戦完投/群馬

2009年07月29日 06時57分51秒 | 野球

鉄腕エース・加藤(中央)はナインに囲まれ、顔をしわくちゃにした

第91回全国高校野球選手権大会(8月8日から15日間・甲子園)の地方大会は28日、13大会で行われ、群馬大会では東農大二が、両腕を空に高々と突き上げた。最後の打者を決め球のチェンジアップで空振り三振にしとめると、加藤はマウンドに集まったナインの輪の中心で喜びを爆発させた。

「甲子園が決まって、頭が真っ白になった。 技術よりも気持ちで投げきりました」

 10奪三振の完封劇。今大会は6試合すべて完投し、防御率0.98という鉄腕ぶりだ。「最初からずっと自分で抑えるつもりでした」。全55イニングを1人で投げ抜いたエース左腕が、チームを夢舞台へと導いた。

 ピンチの場面は、スタンドで応援する部員が帽子に書いてくれた激励の言葉で切り抜けた。二回、唯一の連打で招いた二死二、三塁の場面でも、「お前がエース」「思いっきりいけ」という言葉を思いだして奮起し、後続を渾身の直球で空振り三振に。以降は樹徳打線に二塁を一度も踏ませない好投。「スタンドのみんなのおかげ」と胸を張った。

 今夏は冬に覚えたばかりのチェンジアップがさえ渡った。主将で女房役の町田と相談し、1日約70球投げてマスター。「チェンジアップがいいと勢いにのれる」。MAXは130キロ中盤ながら、三振を奪える決め球になった。

 春夏通算7度の出場をほこる伝統校だが、甲子園出場は15年ぶり。「甲子園ではもっとすごい投球がしたい」。古豪復活へ。鉄腕エースが新球チェンジアップをひっさげ、甲子園に乗り込む。(サンスポ)

巨人4発KO負け、原監督「やはり…失投」

2009年07月29日 06時55分30秒 | 野球

試合後、ベンチ裏の通路で敗戦に頭を抱えるジャビット(右)に視線を送る原監督。その姿に何を思ったか…

(セ・リーグ、巨人3-5中日、13回戦、巨人8勝5敗、28日、東京ドーム)ついに1.5ゲーム差。竜が間近に迫ってきた。長嶋茂雄終身名誉監督の目の前で、巨人得意の空中戦を逆にやられた。原監督は淡々とした表情に悔しさをにじませ、試合後の会見を1分ほどで切り上げた。

「相手打線が失投を見逃さなかった。その差が出た。(オビスポは)中5日で十分放れる投手だが、やはり…失投だね」

 球宴前最後の試合(22日、横浜戦)で完投勝利を挙げたオビスポを首位攻防戦に先発させたが、小池、ブランコ、森野に3被弾。オビスポの中日戦は4月26日の1イニングだけだが、このときもブランコに一発を浴びており、竜打線はしっかり研究していた。2番手の越智も和田に被弾し、計4発でKO負けだ。

 「打線のことを言えば、五回はあそこで一気に勝ち越しておくべきだった」。原監督は打線にも苦言を呈した。今季4度の対戦で負け知らずだった左腕チェンに苦戦。坂本の2点適時打で同点にした後、あと1本が出なかった。

 中日は、原監督率いる今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、岩瀬、浅尾、高橋、森野、和田が代表候補入りしながら、けがなどを理由に不参加だった。G党としては絶対に負けたくない宿敵だ。2位チームに2ゲーム差以内に迫られたのは4月19日以来だが、これ以上の接近は許さない。(サンスポ)


楽天・岩隈、完全復活!10K1失点完投!

2009年07月29日 06時52分32秒 | 楽天情報

復活の完投勝ちを決めた岩隈は、マウンドで雄たけびを上げた

(パ・リーグ、楽天5-1西武、13回戦、西武7勝6敗、28日、盛岡)G・G・佐藤を、この日最速の147キロの連発で空振り三振締めだ。岩隈が6月14日以来、約1カ月半ぶりの7勝目。高校ナンバーワン左腕の花巻東・菊池が春夏連続甲子園を決めた岩手県営球場のマウンドで、楽天のエースが完全復活だ。

「最後に点をとられたらだらしがないので、気持ちでいきました。久々にいい直球がいっていたし、直球主体で押すことができました」

 今季2度目の完投勝利。一回こそ3安打を浴びて1点を許したが、二回以降は、直球にキレがあり、低めに集まる。それだけに変化球も有効に決まり、今季初の2けた奪三振。西武打線にまるで仕事をさせなかった。

 「悪いときはフォームのことばかり考えていた」。球宴休みは家族と宮城県内の鎌先温泉を訪れリフレッシュしたが、登板2日前の26日のブルペンでも決して感触は戻りきっていなかった。そんなとき、野村監督がアドバイスをくれた。

 投球中の間の取り方について身ぶり手ぶりの指導を受け、「自分でもわかっていることだったけど、いい時期にいいアドバイスをもらえた」。この日のマウンドでは、軸足でしっかりとタメを作り、余裕を持って投げる姿があった。

 「おれのアドバイスが利いた? それはどうかな。あれはアドバイスというよりお説教だから」。指揮官は謙そんしたが、後半戦のキーマンに挙げる岩隈の復活は、うれしい限り。「後半戦、彼が頑張ればAクラスの希望がわいてくるよ」。

 3位西武を直接たたき、ゲーム差は3.5に接近。頼もしいエースが戻ってきた野村楽天が、後半戦のパ・リーグを盛り上げる。(サンスポ)