あすかパパの色んな話

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横浜隼人、劇的“トラ”マで甲子園/神奈川

2009年07月30日 06時41分13秒 | 野球

サヨナラのホームを踏んだ森が歓喜のジャンプ&エビぞり&絶叫。これがボクたちの今の気持ち!! 背番号2は船木

 “ハマの猛虎”が聖地へ-。第91回全国高校野球選手権大会(8月8日から15日間・甲子園)の地方大会は29日、19大会で試合を行い、神奈川大会では横浜隼人(はやと)が桐蔭学園に延長十一回、6-5のサヨナラ勝ち。春夏を通じて初の甲子園出場を決めた。埼玉大会では昨年のセンバツ準優勝の聖望学園が埼玉栄を3-2で下し、6年ぶり3度目の夏切符。この日は新たに10校の代表が決まり、30日は西東京、愛知など9大会で決勝が行われる。

「ウオ~~~ッ!!」

 だれもが声にならない声をあげた。興那覇明外野手(3年)の打球が右前に転がる。二走の森勇二内野手(3年)が一気に生還。サヨナラだ。甲子園だ。本塁に歓喜の輪。“ハマの猛虎”の咆哮が横浜スタジアムに響き渡った。

 「うれしすぎて言葉になりません。苦しい中で戦い続けてきたので、泣いてしまいました」

 背番号「11」の2年生エース、今岡一平投手が号泣した。名門・桐蔭打線相手に165球の完投。準々決勝で優勝候補の横浜を延長戦で破って以降、3試合連続完投だ。3試合、計30回の球数は473球。昨夏北京五輪女子ソフトの「上野の413球」に負けない熱投だった。

 『猛虎』の進撃-。チームのユニホームは縦ジマ。帽子のマークは阪神そっくり。徳島出身で超がつくほどトラ党の水谷哲也監督(44)が「思い出作りのひとつとして」デザインした。強豪ひしめく神奈川で第2シード。セ界の5位に低迷する本家とは違い、しっかりと結果を出した。

 甲子園に導いたのは水谷監督の“トラ魂”だった。普段から「金本や鳥谷のような打つ姿勢を見習え」と熱血指導? 監督の影響でいつの間にか阪神ファンになったという船木吉裕捕手(3年)は矢野輝弘のリードを参考にする。

 今大会は今岡誠と同じ名字の男が大きく成長。「運命ですね。今岡は甲子園にいかなあかん、ということ」。指揮官は初めての甲子園に興奮を隠しきれなかった。

 突如、神奈川でわき起こった“ハマのトラ旋風”は、観戦に訪れた3万観衆を興奮の渦に巻き込んだ。今度は“本拠地”甲子園。きっとトラ党も応援にきてくれるはず。再び「猛虎旋風」を巻き起こす。(サンスポ)

原巨人リベンジ、竜に4発返し!

2009年07月30日 06時37分27秒 | 野球

五回に2ランを放ったラミレス。森野(左)にスクリューパンチを浴びせているわけではありません。でも「4発」返しに「クリーンアップそろい踏み」返し。森野も中日も結局はイテテ…

(セ・リーグ、巨人11-1中日、14回戦、巨人9勝5敗、29日、東京ドーム)あ~っ、スッキリした。ガツン×4。借りはすぐに返す。巨人は29日、中日14回戦でアレックス・ラミレス外野手(34)の14号2ランなど4本の本塁打が飛び出し、11-1で完勝。計480メートルの「4発」に「クリーンアップそろい踏み」ときっちり前夜のお返しをして、ゲーム差を再び「2.5」に広げた。

走る必要はなかった。スタンドインを確信していた。1歩、2歩…歩き始めたラミレスにG党の大歓声が届く。五回一死一塁。打球はオレンジ色に染まる右中間席へ弾丸ライナーで突き刺さった。

 「最高の気分だね。今シーズンで一番の感触かもしれない。きょうは、クリーンアップみんなが打てたし、チーム一丸の勝利だよ」

 これで8-0。後半戦初となる14号2ランが、9連勝中の落合竜の勢いを止めた。ゆっくりとダイヤモンドを一周したラミちゃんは、原監督とお約束のグータッチで喜びを分かち合った。

 「(中日の)連勝はいつまでも続かない。下を向かずに集中してやれば大丈夫だと思っていた」

 前日28日は、強竜のクリーンアップ(森野、ブランコ、和田)そろい踏みで4発KO負け。ゲーム差は「1.5」に縮まった。このカード3連敗しても巨人は引き分け数が多いため、順位が入れ替わることはなかったが、チームにはピリピリムードが漂っていた。

 G党スッキリの“爆勝”だった。一回、ラミレスの先制適時二塁打から古城の2号3ランまで5連打で一気に6点。五回は、ラミレスの一発に続いて5番の亀井が12号ソロ。七回には3番小笠原も24号2ラン。4発には4発。クリーンアップそろい踏みにはそろい踏み。完ぺきなお返しだ。

 2月の宮崎キャンプ。「やっぱり34歳になったからかな。体重が落ちにくいんだ」とラミレスがもらした。夜は、ほとんど外出しなかった。朝は全体練習開始の1時間以上も前から一人でトレーニング場にこもり、黙々と下半身のウエートトレに励んだ。大好きなコーラを飲むのもやめた。来日時に105キロあった体重は、シーズンに入って90キロ台をキープしている。努力が来日9年目を迎えた最強助っ人を支えている。

 「きのうの悔しさがみんな出た感じだったね。チャンスでことごとくいい本塁打が出たし、クリーンアップがそろい踏みしたのも大きい。あすは、がっぷり四つになって戦いたいね」

 原監督は次戦に向けて手綱を締めた。残り57試合。落合竜との攻防は、まだまだ続く。(サンスポ)