春の選抜高校野球に向けての東北大会予選も佳境を迎えています。
本日、青森代表・光星学院と岩手代表・一関学院の間で決勝が行われるようです。
残念ながら、山形県代表三チームは酒田南のベスト8に進んだのが最高。
寒河江工業、鶴岡東の二チームも初戦敗退でした。
山形新聞掲載
県勢は4年連続で準決勝に進むことができず、来春の全国選抜大会出場は遠のいた。
東北の強豪と比較して打力に課題があるのは明白だ。寒河江工と鶴岡東はともに初戦で完封負け。寒工は6安打、鶴東は2安打。酒田南は初戦9安打、準々決勝は10安打(延長11回)だったが適時打は計3本しか打てなかった。
総じて打線の迫力不足は否めない。相手に威圧感を与えることができないため、投手優位のカウントで勝負を強いられるケースが多かった。投手に警戒を強いることができれば制球ミスも生まれる。簡単にストライクを取らせないスイングスピードでありパワーが必要だ。本県の上位校が直面する課題は、ほかのチームにも共通する。
一方、投手力はまったくひけを取らなかった。酒南の安井亮輔は2試合完投し計24奪三振、4失点。寒工の太田達人、木村晃也は継投で1失点。鶴東の荒木孝次は1失点完投。いずれも“現段階では”の条件付きながら合格点を与えてよい。
来年夏の大会まで残り約9カ月。はるか先のようだが、全国で勝てる水準に達するには決して長い時間ではない。いかに密度の濃い冬にするか。選手個々の自覚の深さが成長度合いに直結するだろう。
全体的に打線が小粒だったようですね。
全国で勝ち進むには、打線の強化が急務のようです。
東北大会トーナメント表(山形県高野連HP)
本日、青森代表・光星学院と岩手代表・一関学院の間で決勝が行われるようです。
残念ながら、山形県代表三チームは酒田南のベスト8に進んだのが最高。
寒河江工業、鶴岡東の二チームも初戦敗退でした。
山形新聞掲載
県勢は4年連続で準決勝に進むことができず、来春の全国選抜大会出場は遠のいた。
東北の強豪と比較して打力に課題があるのは明白だ。寒河江工と鶴岡東はともに初戦で完封負け。寒工は6安打、鶴東は2安打。酒田南は初戦9安打、準々決勝は10安打(延長11回)だったが適時打は計3本しか打てなかった。
総じて打線の迫力不足は否めない。相手に威圧感を与えることができないため、投手優位のカウントで勝負を強いられるケースが多かった。投手に警戒を強いることができれば制球ミスも生まれる。簡単にストライクを取らせないスイングスピードでありパワーが必要だ。本県の上位校が直面する課題は、ほかのチームにも共通する。
一方、投手力はまったくひけを取らなかった。酒南の安井亮輔は2試合完投し計24奪三振、4失点。寒工の太田達人、木村晃也は継投で1失点。鶴東の荒木孝次は1失点完投。いずれも“現段階では”の条件付きながら合格点を与えてよい。
来年夏の大会まで残り約9カ月。はるか先のようだが、全国で勝てる水準に達するには決して長い時間ではない。いかに密度の濃い冬にするか。選手個々の自覚の深さが成長度合いに直結するだろう。
全体的に打線が小粒だったようですね。
全国で勝ち進むには、打線の強化が急務のようです。
東北大会トーナメント表(山形県高野連HP)