脱走劇

そんな映画を見ているときに、家では脱走劇が行われていた。

出かける前に、カメちゃんたちを日向ぼっこさせようと、小さめな入れ物に移し、ベランダに出して行った。
万が一、脱出やカラスの攻撃を受けたら困るので、すだれを乗っけた。
でも、少し隙間を作って・・・

家に帰って来て、なんだかんだしてから２階に上がりカメちゃんたちの様子を見た。
あれ？少なくない？
よく見ると、一番大きな亀吉がいないではないか。
なんてこった。脱走しやがった。
ベランダを見てもいない。
２階から落ちてしまったのか。それともカラスにさらわれたのか。
ベランダに落ちたとしたら、花がボウボウ、植木鉢が並ぶ花壇の中に落ちるはず。
探したけど見つからない。
夜、母ちゃんと旦那と懐中電灯を持って探したけど見つからない。
ベランダの下にいるかもと、旦那がベランダが屋根に降りることに。
短い足で、ベランダの柵をまたぎ、屋根に下りようと四苦八苦していると、プ！プ！ププ！と屁をこきやがった。
結局、この日亀吉は見つからなかった。
母ちゃんには「何やってるの。かわいそうでしょ」と怒られ、旦那には「１人で映画なんて見に行ってるからだろ」と怒られた。
だって、脱出できると思わなかったんだもん(涙)

次の日、天気がいいから日向ぼっこに出てこないかと思い、家のまわり、花壇の中を見をこらして探した。
あぁ、亀吉。どこに行ったんだぁ・・・
この日の昼間、諦めかけていた頃、外から母ちゃんの声が！
「こんなところに、あんたいたのぉ」

母ちゃん曰く、花壇の中から「カサっ」と音がしたから植木鉢をどけてみるといたらしい。
約、丸１日間の外の世界。
臆病者の亀吉は、陰で隠れていたようだ。

もう、亀吉の馬鹿ぁ。

朝の番組のあの人を探せ。

５月１７日(月）のこと。

なんか最近、つまらない日々を送ってるなぁと思った。
仕事がある日は仕事に行って、休みの日は買い物に行って食べまくって寝る日々。
映画館があるショッピングモールに行ったので、映画を見ることにした。

【書道ガールズ！！　わたしたちの甲子園】

音楽に合わせて、大きな紙と大きな筆で作品を作っていく。
女子高校生たちが繰り広げるパフォーマンスは、書の腕前はもちろんのこと、迫力と思いが伝わってくる。
こんな「書道パフォーマンス甲子園があることは、ズームイン朝で知った。
そして、心打たれる。

この映画は、愛媛にある紙の町を舞台。
不況で活気を失った町を、高校の書道部が書道パフォーマンスでどうにかしたいと立ち上がる。
実話を元に映画化された。
ズームイン朝でも、撮影風景など取り上げていて、応援していたのを見ていた。
羽鳥さんもワンシーン出ているのも知ってたので、それも楽しみの一つ。
でも、そのシーンが近づき、こうすぐ羽鳥さんがーと思っていると、同じく思っていたんだろう。見に来ていた子供が「羽鳥さんでるよ」と、ネタばらし(笑）
前半は、墨をかぶるシーンなども多く、あちこちで笑い声も聞こえた。
最後の、数校が参加した甲子園のシーンには、実際の書道パフォーマンスをしている高校生たちが出場しているので、すばらしい。
感動感動だった。涙がほろり・・・

青春だね。