前回の記事の後、D社の問題についてちょっと調べてみた。
いや、ヤバいって。
半分も理解してなかった自分に驚いた。
基本、例の問題だと思っていた。
反対する気は毛頭なかった。
だって、この世には差別で辛い思いをしてきた人たちが山ほどいる。
彼らの権利は守られるべきだと思っていた。
もう15年くらい前になるのかな。
UKのTVドラマを見ていて、びっくりしたことがあった。
アーサー王の話なのに、王妃になるグィネヴィアを演じていたのが
アフリカ系(多分)の方だった。
でもUKは割とこういうことやるところだったから。
「ナルニア国ものがたり」のTV版(多分映画より先)を
偶然レンタルビデオ屋で見つけ、喜んで借りてきたけど…。
悲しいほど子供たちのお顔があれだった。
今はUSAでもLGBTQ+の中に、美醜の区別も差別だという趣旨が
盛り込まれているらしい。
モデルが痩せてる人ばかりじゃいけない。
女優が美人ばかりじゃいけない。
なんか…映画館に行くって、ある意味夢見に行くことでもあるんだけどね。
それに人の好みなんて千差万別でしょう?
誰がこの映画には美人しかいないからけしからん、って決めるのさ。
顔はきれいでも、性格悪そうだったら好きにならないし。
見かけだけで判断したら、それこそ差別じゃないの?
いやーめちゃ言葉選んでて疲れてきた。
これまで「対岸の火事」で済ませてきたからなぁ。
アリエルやスノーホワイトをアフリカ系やラテン系の人が演じようと、
別にいいじゃん、って思ってきたし。
少しヤバいな、と思い始めたのは「ハリーボッター」の原作者
JKローリングさんが女子シャワー室を、トランスジェンダーの人は「女性」
なんだから、と(ひと悶着あったにしろ)使用許可したことに反対して、
それを大人になったハリーとその仲間たちが非難してと聞いた時。
日本じゃありえないと思っていたけど、そうでもなくなって気がする。
そしていつも、まさかそんなことが、って思ってるうちに手遅れになる。
「悪へ至る道は善意で舗装されている」
日本製映画「Godjilla -1.0」や、アメリカ製日本ドラマ「SHOGUN」が
アメリカであれほど称賛されたのは、ストーリーテリングが秀逸だったから。
外国人には理解できないさ、ゴジラ暴れさせて、サムライ出してりゃいい、
ってスタンスだったら、酷評されてただろうね。
きちんと「特攻隊」で生き残ってしまった後悔を抱えた青年の心情とか、
戦国時代の日本の侍の矜持とか、そういうもの描いたからなんだよ。
なんてことを考えてたら、あの「炎上事件」がやってきた。
ゲームだから目くじら立てるな?みんなフィクションだって知ってるよ?
いや、淳さん違うんですよ、
ABEMA早速非表示にしてるし、もっとちゃんと調べてください。
騒動のあれこれを書いてたら、多分朝方までかかるのでやめとくけど、
問題はね、
彼らがそれを真実だと思わせたがってる
ことなのよ。
何故かって、わかると思うけど、彼らの根底に流れている日本人に対する
侮蔑的な感情。
日本人を主人公にする?タエラレナイヨー
日本人、サベツサレテマス
もちろんゲームスタートすぐに「これはフィクションです」って
注意書きが入るだろう。
「原神」だって「風の翼」を初めて使う時、赤文字で「危険ですので
絶対にまねしないでください」って注意書きを入れてる。
リスク管理ってやつ?
でもね、ゲームに没頭してる(何も知らない)プレイヤーは信じるのよ。
ゲームがリリースされていない時点では、単なる妄想になるんだけど、
日本人はアフリカ系の奴隷をファッションのように連れ歩いてたって。
私は物書きなんで、もっと妄想を進めてみる。
「風が吹けば桶屋が儲かる」理論で行けば、
過去の日本人はアフリカ系の奴隷をペット扱いしていた→
彼を連れてきた宣教師は奴隷の身分から救ったはずだったのに、信長が悪い→
他の戦国武将もアフリカ系の奴隷を欲しがった→
次々にアフリカから奴隷が連れてこられる→
武将たちの扱いはどんどんひどくなり、差別に耐えられなくなった→
立ち上がったアフリカ系の英雄は、戦国武将を次々倒し、同胞を救った。
まあここまでならフィクションとして許容範囲だと思うでしょ?
最悪の改変は
アフリカの人たちは一度船に乗って日本の港へ連れてこられた。
その港からアメリカ大陸に売り飛ばされていた。
アメリカは悪くない。
ヨーロッパは悪くない
悪いのは全部日本だ。
日本人は奴隷貿易で儲けてたんだ。
ってなるのよ。
いや、失敗した。色文字・太文字にしたら目立つし、これが真実みたいだ。
(失笑)
私もリスク管理しておこう。
上記に書かれたことはすべて私の妄想で、真実ではありません!!!
馬鹿げてるかもしれないけど、トンデモ事態になる前に言っておきたかった。
歴史改変は、ほんの些細な嘘を信じさせることから始まるのよ。
そして私が一番びっくりしたのは、あの外国のゲーム会社の背後にいる勢力が
着々と日本のゲーム会社にも入り込んでいることです。
対岸の火事じゃなかった。
アサシンクリードシャドウズ問題を詳しく知りたい方は
世界中に広まりミリオンヒットを記録したこの歌から始めてみて。