勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

文句なく楽しめる映画

2005-03-24 | 映画のお喋り
最近はレンタルビデオ店から足が遠のいていた。
うっかり3枚借りると1000円越すからね。
でもやっと半額の時期になったので、4枚借りてきた。
ハリーポッター・アズカバンの囚人、スパイダーマン2、キルビル、キルビル2。
このラインナップときたら、新作レンタル話題作だけ。
この手の映画は半額じゃないと、もったいないような内容だったりするから仕方ない。

で、今日語りたいのは「キルビル」2作。
最初に結果を書いてしまうと、久々に面白い映画を観た!と言う感じだ。
映画じゃん、面白いじゃん、楽しめるじゃん。これに尽きる。

 「キルビル」「キルビルvol.2」アメリカ・2004年作品
    監督・脚本:クエンティン・タランティーノ 
    出演:ユマ・サーマン、デヴィッド・キャラダイン、ルーシー・リュー、 千葉真一 
       ダリル・ハンナ、マイケル・マドセン、ゴードン・リュウ

私は別にタランティーノの熱烈信者じゃない。
だからレザボアドッグスやパルプフィクションと比較してあれこれ、なんて面倒なこともない。
前知識とすれば、2本でストーリーが完結すること(だからvol.2が出るまで観なかった)、深作作品や香港カンフー映画や日本のアニメへのオマージュ的要素が強いということくらいだ。

「キルビル」観てぶっとんだ。笑った。
見終わった後、「ああ、面白かった」と本気で言った。
点数をつければ95点。
マイナス5点は、ユナとルーシーの日本語が聞き取れず、最後の見せ場で辛かったこと。
ホントはマイナス30点なんだが、日本の配給会社が気を使って字幕を入れてくれれば済むことなので、タランティーノの責任はせいぜい5点だろう。

ただし赤の注意書きをひとつ。
血が苦手な人は決して観ない方がいい。
「おびただしい」この言葉好き(vol.2を観た人、わかってくれるかな。エルの台詞)
おびただしい血が終始画面からあふれ出るからだ。

さらにはもうひとつ注意書き。
外国人が描く日本のイメージに腹を立てやすい人も見ないほうがいい。
もちろんこれはタランティーノが意識してやっていることだと理解できる人は別だが。

さらに個人的・独断的意見だが、もうひとつ。
ジブリ映画を愛してやまない人は見ない方がいい。
普通のジブリ好きという程度ならいいが、他の映画なんて問題じゃないくらい好きな人は、きっとこの映画を受け入れないと思う。

以上感想でした。(続くかもしれないが)
Comments (12)
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