勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

スペシャルメニューって楽しい♪

2005-03-12 | TVや舞台やスポーツのお喋り
昨日、恒例の「ルミネtheよしもと」詣でに行ってきた。
ほぼ月に2回の「思い切り笑っちゃう2時間」を満喫する。
今回の演者さんはネタが9組。
ラフ・コントロールの漫才でスタートし、ハロー・バイバイ、佐久間一行、インパルス、ニブンノゴ!と4連発コント、ルート33の漫才で前半終了。
後半はブラザース、品川庄司の漫才、そして今年の「R-1」(ピン芸人No.1を決める大会)で見事優勝に輝いたほっしゃんがトリを飾ってくれた。
ここまでだって十分笑えるんだけど、本日のお楽しみはこれからだ。

実はこのチケットは1月末に買ったものだ。
毎日やってる興業の中からいつ行くかと言う選択は、もちろん品庄が出演する日を中心に始めるんだけど、そこから絞り込むにはいろいろ考える。
この日(11日)はスペシャルメニューが入ってる。出演は「インパルス・ハローバイバイ他」
私はこの「他」に賭けてみたのだ。もしかしたら品庄が「他」になるかもしれない。
この賭けは、な~んと大成功だった。

このスペシャルメニューについては前にも書いたが、要するに芸人さんとお客さんのお遊びコーナーなのだ。
今回の企画はこの前同様「芸人イメージゲーム」
あるお題について、お客さんが拍手の大きさで芸人さんの順位を決め、その結果から芸人さんがお題を当てるゲームだ。
まず舞台に登場したのは、MCの品川庄司。
ある番組企画(今日放映された)で7キロのダイエットに成功した品川さん、ホントにほっそりしてる。流行の幅の広い白のベルトをアクセントに決めたファッションもいい。
グレイッシュベージュのタンクトップの上に茶のライダースジャケットを着た庄司くんも、もちろんかっこいい。

このふたりのMCが次々とメンバーを呼び込んで、それぞれ楽しいおしゃべり。(いじりとも言う)
インパルス・板倉くんは「吉本のいい男4位」に選ばれたことを、思いっきりからかわれていた。
ボケのキャラから言うと、ブサイクに選ばれた方がおいしいんだろうけど、人気には勝てない。(実は本人も嬉しいのか?)
相方の堤下くんは「抱かれたくない男」で、去年の5位から6位に下がったと喜んでいた。(やはり太めはもてないのか?)
ハローバイバイ(ハロバイ)は品庄の1年後輩。もう長い付き合いになるので、その親しい雰囲気がよく伝わってくる。
ツッコミの金成くんは去年の品庄の単独ライブにゲスト出演。それがなんとオカマ役。
品川さんと並ぶと「ホモットラー将軍」(金成)と恋人「オナベフスキー」(品川)に見えてくる。(一人笑ってしまう)
最後にもう一人、佐久間一行くんの名前が呼ばれる。女性客から歓声。まだ世間一般では無名だが、ルミネでは人気急上昇中なのだ。
「R-1」では予選落ちだが、そのスピード感のあるしゃべりと一人芝居的コントはかなりはまる。(「伝われ~」が流行り始めてる)

さてメンバーが揃ったところで、品川さんが回答者に回り、MCは庄司くんひとりに。
お客さんが拍手で決めるお題は「生まれ変わっても絶対この人にだけはなりたくない」
このお題が表示されてる間、無論回答者6人は背を向けてる。
ここからがゲームの始まり。面白くなるかならないかは、ひとりMCの肩にかかってるんだよ、庄司くん。
舞台の方を向き直った回答者は、お客さんの様子からお題を推察しようとしてる。
「何?このザワツキは?」と言う疑問に「誰にしようか考えてるんですよ」といなすMC。
絶対生まれ変わりたくないほど嫌いな人を選ぶ作業はとっても楽しい。(もちろん嫌いな人なんて、この中にはいないけど)

先頭バッターはハロバイ関くん。前回は無難な中段にいたけど…。お、かなりの拍手だ。とりあえず喜ぶ関くん。
2番手は相方金成くん。関くんより若干少ないと判断したMCに、品川回答者がいちゃもんをつける。「金成のは、少なくても力いっぱい拍手してる人が多い」
そこでもう一度拍手で決めることになったが、やっぱり関くんの方が多かった。両手を挙げてガッツポーズをする関くん。
すかさず品川回答者が、品川:「おまえ、ワキガなんだから手を挙げるな」 関:「僕は多汗症なだけです」 品川:「多汗症を辞書で調べてみたんだろう?なんて書いてあった?」 関:「ワキガ」 もちろん大爆笑。

続く佐久間くん(かわいいキャラ)と板倉くん(いい男4位)は殆ど拍手なし。
これまでの順位は関・金成・佐久間・板倉となっている。
ここで本命の堤下くん登場。だけどこれが微妙な拍手で、再審査の結果、金成くんよりは多いと判断され2位の台の(表彰台のような感じのセットが作られている)上へ。
この辺りで、どうも上位に行くほど悪い結果だと気づいた堤下くんは、関くんより下になって万歳ポーズ。
すぐに相方からワキガ疑惑が持ち上がり、堤下:「僕は多汗症だけどワキガじゃないです」 庄司が関に:「多汗症を辞書で調べると?」 関:「ワキガ」 見事なかぶせだ、MC庄司!

さあ、これぞ大本命の品川兄さん登場。(だってブサイクキャラで売ってるんだよ?)
関くんの提案で、6位の台から順に「人類の進化の過程」で通っていくことに。(まずサルだね)
お客さんは「ここ」と思ったところで拍手する。このシステムだと、だんだん拍手が多くなり、1位に進出と言うのがベストなんだが…。
暫定1位から5位までが決まっているので、まず空席の6位の前でおサルポーズ。
ここは通過して、5位の前で類人猿ポーズに変えたら、5位の板倉くんから「進化の過程が早すぎる」とクレーム。
すかさず品川さん「この子きびしい~ぃ」(ややオカマ口調)
さて4位の番だが、またしても微妙な拍手の量。
お客さんの中には、今日ルミネに来たの初めてって女性がたくさんいる。「この人は嫌!」って決め付ける拍手をするのにためらいを感じるのだろう。
で、なんだかグダグダに金成くんと同率3位。中途半端やねん!!

この間、全部のコメントは拾えないので書いてないが、MC庄司は大奮闘していたと付け加えておく。
(業界の方々、品川さんはピンのレギュラーが決まりましたが、庄司くんもピンで仕切れるということをお忘れなく!)
このグダグダになってしまったムードを救う為に立ち上がったのが、われらのMC庄司だ。
この悲惨なお題を知っているにもかかわらず、自ら審判を受ける身となった。
6位、5位と通過していく。(生まれ変わってもいい素敵な人から遠ざかるんだ)
4位で少し拍手。3位でその数が増えたが、まだまだ進むよ。なんと、2位の堤下くんを越えた。
堤下くん「庄司さんはお題を知ってるんだよ。それなのによく庄司さんに拍手できるな」と、ちょっぴり本気で怒っていた。
だけど庄司くんだって芸人なんだから、この展開をおいしいと思わないわけはない。見事1位になったら、そりゃもう…。

ああ、それなのに相手は素人のお客さん。堤下くんのコメントが堪えたのか、せっかくの1位目前で拍手が小さくなってしまった。
で、結局2位だよ。
「どうせなら1位にしてくれよ!」と、MC庄司の声が悲しく響く。

それからお題当てが始まる。
ホントはみんな正解を知ってたんだろうけど、ここはボケどころだから、もう全員でボケまくっていた。
最後は(時間が来たから?)関くんが正解を出して金一封をゲット。
いや~、ほんとに楽しいひと時だった。芸人さん、そしてお客さんもご苦労様でした。
私?もちろんMC庄司に思いっきりの拍手を送ったひとりだ。
だって庄司くんに生まれ変わったら、庄司くんと付き合えないじゃないか。
Comments (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする