子供たちの部屋は二階だ。
最近、階段を上がるのがしんどくて、子供部屋の雨戸を開けにいかない日がある。
それに娘の遺品を見るのが辛いということも…
娘が黄泉の国に旅立って3年半という時間(とき)が流れているのに部屋には娘の気配がする。
部屋には娘の笑顔の写真がたくさん飾ってある。
結婚して家を出てからも、我が家に自分の物を置いたままだった娘。
昨日はお彼岸の入り、おはぎを買って来た。
「〇子が生きていたら、私たち、こんなに老けこまなかったかもね~」
「そうだな~、まさか、先に逝かれるとは思ってもいなかったよな~」
娘が逝った当時、生きる気力を無くしてしまった私たち夫婦。
現在は、何とか前向きに生きてはいるが、娘に先立たれことが老いに加速を増したことは確かだ。
おはぎを頂きながら、娘との思い出に浸った秋の夜であった…
娘の部屋にあったギターのピック
壁にはキーホルダーがぶら下がっている
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