めんどりおばあの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

春を待つ庭

2020-01-21 12:29:35 | 日記

庭の片隅の小さな菜園のほうれん草を間引いた後、少しばかり草取りをいたしました。

柔らかい萌黄色のハコベ(繁縷)は今のうちなら抜きやすい。

そのうち、大地にしっかりと根を張って蔓延ります。

ハコベの白い花は良く見ると可愛らしいですね。

ハコベ(繁縷)を抜きながら、島崎藤村の千曲川旅情の歌が浮かんでまいりました。

 小諸なる 古城のほとり 雲白く遊子悲しむ

 緑なす 繁縷は萌えず 若草も しくによしなし

 しろがねの 衾の岡辺 日に溶けて 淡雪ながる

 あたたかき 光はあれど 野にみつる 香も知らず

 浅くのみ 春は霞みて

暗記させられて、覚えているものですね。

でも、全部は憶えておりません

 

いつの間にか、こぼれ種で増えたクリスマスローズに花が咲いていました。

水仙の蕾も膨らんで春の訪れを待ちわびています。

陽だまりの日差しは柔らかくても風は冷たく、春、まだ遠しです。

 

 

 

こちらのクリスマスローズの蕾はまだまだ固い

 

 

 

 

 

 

水仙

 

 

間引いたほうれん草

 

サラダ菜

 

リンゴサラダにいたします

コメント (4)
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