めんどりおばあの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

四月の雨

2015-04-14 21:18:50 | 日記
                              
今日も雨でした。
  「春雨じゃ濡れていこう」 だ、なんて悠長なことは言っておられません。
  しとど濡れて風邪を引きかねません。
  今、酷い風邪が流行っています
  咳が長引いて熱が出ます。
  
  この寒さ、いつも薄着のお婿さんのことが気になっていました。
  親方も、彼から暫く連絡がないので心配して金曜日に電話をしました。
  酷い風邪声です。
  案の定、風邪を引いていました。熱があり、咳も酷いようです。
  それでも、会社を休めなくて、病院にも行かず、出勤していたようです。
  若いとはいえ、風邪は万病の元です。
  「病院に行きなさい」と、思わず強く申してしまいました。
  娘が逝ってから、一人暮らしのお婿さん。
  深夜近くに帰宅しても迎えてくれる人はいません
  食事もいい加減にすませていることでしょう。
  可哀相で成りません
  我が家から電車で2時間ほどの所に住んでいます。
  日曜日にでも行って様子を見てこようと思ったのですが、反って気を遣わせることに
  と思い止まりました。
  親方は心配で仕方がなく、何度も電話を掛けようといたします
  土曜日はゆっくり寝させてあげた方がいいからと止めさせました。
  日曜日の夜、彼から電話がありました。  
  土日、ゆっくり寝ていたら、少し良くなった様です。
  でも、月曜日からまた、出勤です。
  この雨の中、風邪がぶり返さないか案じています。
  早く、お天気になって欲しいものです。
  天国の娘にお願いしています
   
  親方も、今日はぼんやりしています。
  寒気がするなんて申します
  早めに感冒薬を飲んで頂き、お風呂はお休みにいたしました。
  高齢者の風邪は恐いです。
  最近、調子がいいだなんて申していましたが油断大敵ですぞ


                  アリウム・トリケトラ


                    スミレ





                     椿
コメント (6)
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歌声喫茶

2015-04-14 09:54:06 | 日記
                                  
                    
親方は無類の新聞好き。
  暇さえあれば、隅から隅まで隈無く読んでいる。
  83歳と言う年齢で視力が衰え、老眼鏡と大きなルーペを使って読む。
  そのせいか政治経済に関しては詳しいのである。
  株は持っていないが株式情報にも詳しい。
  昔、いくつかの会社の株を買ったことがあるが、株で儲けたことがない。
  お金に縁のない人である。  
  酷いのでは株を買った途端につぶれた会社がある。
  株券は紙切れとまでは行かなくとも二束三文になった。 
  結構、有名な会社だ。
  多分、買った時期が悪かったのであろう。
  それ以来、私が猛反対して、株とはきっぱり縁を切った。
  ま、余談はここまでにしょう。
  新聞好きの親方に、先日、言われてしまった
  「母さん、最近、新聞読まなくなったね」って。
  83歳の連れあいに、母さんと言われる筋合いはないが、私もお父さんと呼んでいるので
  文句は言えない
  でも、いつぞやは、父娘に間違えられたことがある。
  初めて行った病院で、ドクターに付き添ってきた娘に間違えられたのだ
  また、話がそれてしまった。
  
  新聞を読まなくなったと言われてみれば思い当たる。
  朝、コーヒーを飲みながらじっくりと読むのが、私の1日の始まりだった。
  新聞小説が面白くて、小学校の頃から読んでいた。
  記憶にあるのは壺井栄の「雑居家族」、石川達三の「自分の穴の中」
  内容はすっかり忘れてしまったが、タイトルは覚えているのだ。
  多分、良く理解しないで読んでいたのであろう。
  いつ頃からだろう、新聞小説が興味を引かなくなったのは。
  ここ数年になるだろうか。
  娘の看病で病院通いに明け暮れて新聞を開く時間がなくなったのも原因の1つ。
  全く読まなくなったわけではないが、親方に言われてみればそのとおりだ。
  そんな私に、親方が面白い記事があると、
  「母さん、ここを読んでご覧」と新聞を差し出す。
  ブログの更新中にもお構いなく言ってくる
  私が新聞を手にするまで言う。しつこいのだ。
  今日も言ってきたのは、新宿の歌声喫茶「ともしび」の朝日新聞の記事。
  先日、ブロ友さんと昔の歌声喫茶「灯」の話題が出た話をしたせいだろう。
  そうだ、親方と付き合っている頃、一緒に行ったわね。
  ロシア民謡を歌ったっけ。
  50年以上も前のお話し、懐かしいわね
  その歌声喫茶は西武新宿駅前にあった「灯」だ。
  カラオケが広まり、77年に店を閉じたそうだ。
  「灯」の流れをくむ「ともしび」は84年に今の場所、新宿区役所にほど近い
  靖国通り沿いの雑居ビルに移り、営業を続けてきたという。
  知らなかった。
  まだ、元の場所にある物とばかり思っていたのだ。
  10年ほど前、定年退職を迎えた団塊の世代が戻ってきて満席だそうだ。
  ロシア民謡が流れている「灯」に行ってみたいな。

コメント (12)
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