アサギマダラと高知の自然のブログ

  旅をする不思議な蝶、アサギマダラと高知の自然の日記

横倉山・強風と雨、後に雪に・・・

2013年04月09日 | 
 週末は荒れた天気。
高知市内は晴れたので、予定通り横倉山に行ってきました。

 市内は晴れていたのに、いの町あたりからもう雨になった。
登山口に着いた時も降っていてしばらく舞ってみたが止みそうになかったので、小雨だし登る事にした。


 登山道にはコミヤマカタバミがたくさんの花をつけていたが、やはり雨のせいでほとんど閉じてるかうつむいた状態。


 横倉宮についたが団体がいたので、素通りして下の平家穴へ。
このあたりはさすがにちょっと時期が早いようで、花は少なかった。
下から馬鹿だめしを見上げると上から見るより絶壁に見える。


 畝傍山展望所に着いた頃になんだか白いものが舞ってるように見えた。
まさか雪じゃあないだろうと思っていたが、なんとアラレが降ってきた。
相当寒くなってるようだ。


 いつもなら住吉の断崖へ向かうところだが、天気も悪いのでパス。
そのまま空池へ向かった。


 空池も花はちょっと早いかなと思ったが、ケマルバスミレやコガネネコノメソウ、ミツバテンナンショウ、ナツトウダイなど、この時期の花が殆ど見られた。


 ここで引き返し、馬鹿試しに向かう。
馬鹿試しに着いた頃には雨も上がり、南の方は晴れ間も見えてきた。
前日の嵐のおかげなのが、ここでは初めてなくらいに空気が澄んでいて、太平洋もハッキリ見えた。


 馬鹿試しからはいつものように山頂を経由してカブト嶽へ。
まだ4月の上旬だというのに、アケボノツツジが満開。
しかも、今年は花がかなり多い様子。
これは他の山も期待出来るかも。


 カブト嶽からは室戸岬までハッキリ見えた。
ここから室戸岬が見えたのは初めてかも。


 今年は春が早いので、もう新緑の季節。
新緑の時期は落葉樹だけでなく常緑樹も芽吹きの季節なので、紅葉の時よりも美しい。