アサギマダラと高知の自然のブログ

  旅をする不思議な蝶、アサギマダラと高知の自然の日記

雨の日は滝巡り

2011年10月30日 | 
 今日もまた雨になってしまったのでのんびりする。
午前中はオートバックスに車検見積もりに行ってきた。
午後からは出かけるつもりはなかったが、やはり一日中家にいるのも何なので、滝巡りに行ってみる事にした。

 目的はいの町のしゃくぜんの滝。
ここは最近行ったが、広角レンズを忘れてしまって動画が撮れなかったので、再度行ってみた。

 しゃくぜんの滝に行くならついでにと少し手前にある石振りの滝に寄ってみた。
巨岩を二手に分かれて落ちる滝だが、水量が少ないせいか滝らしさが薄れている。


 つづいてお目当てのしゃくぜんの滝。
ここは観光地化されていないので普通の方は場所が分からないと思う。
道路のすぐ近くだが、道路からは全く見えない。
しかも滝の近くはけっこう険しいところもあるので、なかなか降りられないだろう。


 ここは滝壺が広い割に滝との距離がとれない。
ビデオだと広角レンズを使っても全景が撮れない。


 右側にまわって撮ってみる。
ここは大きな穴の中にいるような空間なので、狭いが150°くらいの範囲で撮影出来る。


 下に降りて近くで撮影。
晴れても暗い空間なので、独特の雰囲気。
ひとりで来れない人も多いだろう。


安満地~大堂へ

2011年10月23日 | アサギマダラ
 18日に安満地にたくさん来ていたので、今日も行ってみる事にした。

 8時半頃に着いたが曇り空で風も強い。
前回来た時にたくさんいたヒヨドリバナの群生や峠にも全く姿が見られない。
一カ所だけ何頭か集まっていたが、サザンカに群がっているので高くて捕獲が難しい。


 あまりに少ないので大堂にまわってみた。
ところがここは安満地よりさらに少ない。
このころから晴れてきたのに、アサギマダラは現れてくれない。


 再度、安満地へ戻ってみるとヒヨドリバナにはいないが峠付近はけっこう入ってきているようだ。
ここはヒヨドリバナもあるが、あまり来ない。
ココではセイタカアワダチソウや


 ノコンギクに来るものがずっと多い。


 大堂はまだだが、ココではツワブキも咲き始めている。
それでもツワブキに来るものは少ない。


 3時半過ぎまでやって何とか144頭できた。
峠の向こうまで何度もまわったので、さすがにもう期待出来なくなったので、帰りに大堂に行ってみる事にした。
安満地の風景。


 大堂を一通り回ってみたが3頭しかいない。
4時頃だったがまだ日は高くて気温も低くないのに、えらく少ない。
山頂付近もヒヨドリバナはそこそこあるが、全く姿が見られなかった。
夕焼け前の展望所からの風景。


なぜか滝巡り

2011年10月22日 | 
 今日も雨の合間にでもマーキング出来ないかと思い、香北町に向かった。

 用事があったので着いたのが11時頃。
雨も降っていたので予備の案として考えていた滝を見に行ってみた。

 ポイントに向かう途中にある有瀬の轟の滝。
一応遊歩道もあるが、あまり知られていないようだ。
轟の滝と言えば香北には日本の滝百選の轟の滝があるが、それと比べると小さいがまさに滝って感じの形のよい滝だ。


 雨がやんだのでポイントに向かった。
アサギマダラはちらほらと見られるが、やはり少ない。
あれこれとみているうちにまた雨が降り出したので、今度は大荒の滝へ行く事にした。

 向かう途中からずっと土砂降りの雨。
雷もなっている。
大荒の滝も霞んで見える。
大雨なだけに水量は申し分ない。


 少し小降りになったので向かっていたら、すぐにまた土砂降り。
林道にも普段はない滝が現れていた。


 少しやんでもすぐに大雨になるので諦めて轟の滝に向かう事にした。
帰りに見える岩屋の滝。


 轟の滝に向かう途中も相変わらずの大雨。
着いた時もまだかなり降っていたが、展望台は東屋なので雨がしのげるだろうと思っていった。
ところがコンクリートを打っていたので残念ながら展望台には行けなかった。
隙間から見た轟の滝は今まで見た事がないほどの轟音を響かせていた。


 仕方なく轟神社から遊歩道を降りてみた。
滝のそばに来ると水しぶきの風で木が揺れている。
柵に近づくと一瞬でびしょ濡れになってしまった。
ちょっと恐ろしいほどの水量だ。


 遊歩道の橋まで来るとすごい光景が目に入ってきた。
これが日本の滝なのかと思うほどものすごい水量で飛沫を上げている。滝から離れている橋の上でも傘を差していても前が濡れてしまう。


 滝の正面に行ってみた。
遊歩道なので滝までは距離があるが、はっきりいって一瞬でずぶ濡れになってしまう。
あまりに水しぶきがすごくて正面から滝が見えないほどだ。


 帰りに横から見てみると水飛沫の様子がよく分かる。
こんな滝を見たのは初めてだ。
滝が見えないのに水飛沫が数十メートルは舞い上がっている。


今年初の大堂へ

2011年10月18日 | アサギマダラ
 今日は宿毛で工事予定だったが中村に着いたところで急遽、中止になったので、大堂へ寄ってみた。

 申し分のない快晴で少し霞んでいるが足摺もよく見える。
まだ大堂は時期が早くて小さなヒヨドリバナがポツポツと咲いている程度。


 それでもアサギマダラはちらほらと見られ、24頭にマーキング。
再捕獲も1頭あった。


 大堂はまだ花も少ないので今月の下旬頃からと思い、安満地へ向かった。
ここはポイントという事は知っているが、いつも11月にしか来てないので多い時を見た事がなかった。
海側からまわってみたが、峠の手前から結構多い。
再捕獲も1頭あった。


 峠周辺はヒヨドリバナもあるが、セイタカアワダチソウやアザミ、ノコンギクに来ているものが多かった。
サインペンがつかなくなってしまったのでマーキングは諦め、再捕獲だけを探してみたら、ここでも1頭あった。


 下ったところのヒヨドリバナにもかなりの数が来ていた。
ここではツワブキも咲き始めている。


 安満地ではマーキングはあまり出来なかったが、100頭以上は楽に出来そうなくらいの数だった。

今週のマーキング

2011年10月16日 | アサギマダラ
 今日も先週に引き続きマーキングで香美市へ。
紅葉を見に行こうかと迷ったが、今年はアサギマダラのピークが早いようなので、こちらを優先させる事にした。

 まずはトニーさんに教えて頂いた五百蔵林道へ。
ここではコセンダングサやアザミに来ているものが見られたが、ヒヨドリバナのあるところには少ない。
一回りしても11頭しか出来なかった。


 五百蔵が少なかったのですぐに有瀬に向かった。
有瀬には轟の滝という滝がある。
旧香北町の轟の滝といえば日本の滝百選にもなっている有名な滝があるが、これはそれとは別。
でも、綺麗な滝らしい滝で、私は好きだ。
道路のすぐ下に見えるが、歩道があるので滝の正面にも行ける。


 こちらの方も先週と比べると3分の一くらいしかいないような感じだ。
二カ所のポイントを行ったり来たりのマーキングになる。
下のポイントで今年初めてヘアペンシルを見る事が出来た。


 と思っていたらすぐにまたヘアペンシルに当たった。
いつもだと一年で数頭くらいしか見られないのに、きょうはもう2頭目。


 上のポイントにいくと何と3頭目のヘアペンシルが!
今日は捕獲数が少ないにもかかわらず3頭のヘアペンシルが見られた。
しかも3頭目は2本出ている。


 結局、ポイントを行ったり来たりして集めて何とか129頭のマーキング。
再捕獲は白尾林道からの1頭だけだった。


久しぶりにマーキングメインで

2011年10月10日 | アサギマダラ
 昨日と今日で魔法の鈴さんに教えて頂いた新しいポイントに行ってみた。

昨日は夜須に行ってみたのだが、かなり少ないようだったし、トニーさんも来ていたので、新しいポイントに行ってみる事にした。

 着いたのは11時半頃。
初めはチョロチョロといる程度だったので撮影など考えていなかったが、ヒヨドリバナの群生に来たところで網を降ったら見た事もないほどのアサギマダラが飛び始めた。
慌てて捕獲を始めたが、これほど多いならビデオに撮っておけば良かったと後悔!

 結局、10分足らずで約120頭も捕獲していた。
前日の標識も多かったので、実際のマークは102頭だが、こんなに短時間で大量捕獲したのは初めて。


 ここはとにかく一カ所に集中している。
ほんの20mくらいのあいだに100頭以上がいた事になる。


 標識をしているあいだにも続々と入ってきていた。
おそらく40~50頭くらいはいたと思うが、明日の楽しみにしておこう。


足元を見ると季節はずれのクワガタが!
クワガタはカブトムシと違って数年生きるものもあるので珍しいわけではないが、10月に見た憶えはない。


 この日はトニーさんと一緒に魔法の鈴さんにもう一カ所のポイントに案内して頂いた。
こちらもなかなか期待出来そうだった。


 今日は8時半頃には着いていたが、まだ寒いせいかそれほど多くはない。
花のある場所は日陰なので、ガードレールで日向ぼっこしているものが多かった。


 撮影するつもりだったので集まるのを待っていると網にとまってしきりに吸っている。
これは見かける光景だが、この網は今年初めて使うので花の臭いも着いていないと思うが、なぜ寄ってくるのだろう。


 10時過ぎまで待ってみたがなかなか増えないのでマーキングをする事に。
昨日は短時間で100頭以上、捕獲できたが、今日は20頭くらいだった。


 他の場所で少しずつやりながらまた戻ってみるとかなり増えている。
どうやら昼頃からたくさん入ってくるようだった。
この場所でのマーキングは131頭。
再捕獲も3頭あった。

 2時過ぎからもう一つのポイントに行ってみた。
魔法の鈴さんが昼過ぎまでやっていたそうだが、それでもまだかなり多かった。
今日は昨日見た場所とは別の場所にかなり多かった。
ここでのマーキングは122頭。
今日の合計は253頭だった。


 200越えは昨年の鷹ノ巣山以来。
10月では一昨年の長者ガ森以来になるが、10月だけ見ると今までで最も多い数だ。

新天地は早くも終息・・・

2011年10月08日 | アサギマダラ
 今日も先週見つけたポイントへ行ってみた。
今日は久しぶりにマーキングをメインにやってみようと100頭はやるつもりだった。

 9時前頃にポイントに着くとアサギマダラがいない。
探しても2、3頭見えるだけだ。
嫌な予感が的中してしまったのかと思いつつ、時間が経てばと希望をもって山頂へ先に行ってみる事にした。

 山頂は先週よりは多くなっていた。
暖かいせいかもしれないが、30分ほどで15頭にマーキング出来た。


 再度ポイントに戻ってみたが、今度は一頭もいなくなっていた。
結局一度しか集まっているところを見ていないので何とも言えないが、一時的に集まっただけだったのか、それとももっと早い時期だったのかもしれない。

 先週はここから下の方へ降りていく個体がかなり多かったので、下を通っている林道に行ってみた。
林道といっても地図には道が載ってないし、今は車は通れない。
ずっと歩いてみたが、アサギマダラはいないし集まりそうな場所もなかった。


 昼過ぎまで待ってみたが全く見られないのでまた新しい場所を探しに出かけた。
黒森山から西方向に林道を走ってみたが、全く姿が見られない。
林道が下り始めて諦めかけた頃にやっと2、3頭飛翔している姿が見えた。
ここは茶畑で、お茶の花がたくさん咲いている。
これに集まったようだ。


 この場所ではヒヨドリバナもあるのになぜか全く来ていない。
はじめてウドに来ているのを見たが、コシアブラに来る事が多いので不思議ではない。


 茶畑の上を10頭くらいが飛翔していた。タオルを振ってみたが、奥の方で飛んでいるのでタオルが見えないようだ。
茶畑の中に入りたかったが、藪になっていてとても入れない。


 ここでは25頭にマーキング。
今日のトータルは途中でチョコチョコやったものを含めて45頭だった。
それにしても新しいポイントがこんなに早く終わってしまうとは残念だ。


新天地の発見!

2011年10月02日 | アサギマダラ
 黒森山の状況が気になっていたので、今日も行ってきた。
いるにしろいないにしろ、今日の状態で判断出来る。

 先週と同じポイントでは寒かったせいか数頭しか見られない。
陽が差して暖かくなっても増える様子は無いので、早々に諦める事にした。


 別の場所を探して走っていると、目の前に数頭のアサギマダラが飛んでいる。
車を止めて見回してみると10頭以上が飛翔していて、シロヨメナにもたくさん訪花していた。
嬉しくなって、マーキングそっちのけで1時間くらい見入ってしまった。


 石鎚山系や他の場所でもシロヨメナに来る事は少ないのだが、ここはなぜかシロヨメナの方が多いくらいだ。
ヒヨドリバナが終わりかけになっているせいかもしれないが、それでくるならシロヨメナはたくさんある。

数は少ないがアザミにもきていた。


 ヒヨドリバナも多いが、終わりかけになっているせいか一株に集まっているのが見られた。


 この日のマーキングは51頭。
ただ、見た個体数ははるかに多いので、その気になれば100頭以上出来ただろう。


 今日の成果は新しいポイントが見つかった事も大きいが、高知県の西部の山間部で集結地を発見できたことが嬉しい。
今まで秋の集結地は山間部では殆どが県の東部で、西部は沿海地ばかりだった。
地形的な要因なのかと思っていたが、さがせば西部の山間部でもポイントがある事が証明出来た。