アサギマダラと高知の自然のブログ

  旅をする不思議な蝶、アサギマダラと高知の自然の日記

石鎚山・東稜ルート 7月15日

2013年07月29日 | 
 つい二日前に登ったばかりの石鎚山だったが、東稜ルートを登りたいという欲求を我慢できずにまた行って来ました。

着いた頃には曇ってましたが、時間とともに晴れて来ました。
いい具合に雲もかかってます。


 鶴ノ子ノ頭を過ぎた頃に正面に山頂が見えてきます。


 今回の東稜ルートは正面の尾根を南尖峰に向けて登っていくルート。
通常は通行禁止になっています。


 登り始めから急登の連続。
はじめはささや岩場を縫うように登っていきます。


 半分くらい登った頃でしょうか。
正面に大きな岩場見え始めてきます。


 場所がわかるかどうか心配だったシコクイチゲが群生する岩場です。
崖の隙間から西条の街が見えます。


 前回はちょっとしか見られなかったシコクイチゲですが、この場所にはかなり群生していました。


 ここはガレ場なので石を落とさないように慎重に歩を進めて撮影。


 シコクイチゲを堪能した後に待っていたのは笹原の急登。
危なくはないですが、笹につかまりながらの登りです。


 笹原を登ったところに待っていたのがこれも見たいと思っていたハクサンシャクナゲ。
よく見るツクシシャクナゲより一ヶ月以上、花期が遅いようです。


 やっと目の前に見えてきた南尖峰。
此処から先は危険な場所もありそうです。


 振り返ってみると雲はあるものの、太平洋まで見渡せそうな展望です。


 ネットで見たところのカニの横ばいといわれる場所だと思います。
足場は悪くないんですが、踏み外したら崖の下に真っ逆さま。
かなり恐怖感はあるので、高所恐怖症の人には無理かも。


 そして最後の岩登り。
ここは下ば見えるわけではないので恐怖感はありません。
このルートは正規の登山道ではないので、鎖やロープが一切ありません。
コレが登れなければ山頂を目の前にして引き返すことになるかも。


 岩を登ればすぐに南尖峰です。
標高は天狗岳と同じ1982m。
この日はガスで見えません。


 南尖峰でしばらく待っていたら少しだけ天狗岳が見えました。
こちらから見てもなかなかの風景です。


 下山は正規のルートから。
いつものように下山した頃にはスッカリ晴れていました。


 今回のルート。
この地図では細かいところは分かりませんね。


 GoogleEarthのトラック。


 トラックのグラフを見ると石鎚山が最後がいかにキツイかがわかります。


三連休の初日は石鎚山へ

2013年07月25日 | 
 いつものようにうちに会社は三連休になりませんが、予定が無かったので有給をとって三連休にしました。
初日は天気もあまり良さそうでないとの事だったのでアサギマダラに行こうと思っていたが、山に行ったら見事な天気だったので急遽、石鎚山に登ることにした。

 土小屋の駐車場から見た石鎚山。
登って行くとガスがかかりそうだが、それでもいいかなという感じで出発。


 鶴ノ子ノ頭あたりから瓶ヶ森もキレイに見える。


 樹林帯を抜けて視界が開けると正面に山頂が見える。
もうすでにガスがかかり始めています。


 南を振り返ると空気もスゴく澄んでます。


 花の多いトラバース道ではアサギマダラも見られ始めています。


 ニノ鎖についたころにはガスが晴れて来ました。
もしかしたら展望も期待できるかも。


 今回は初めて鎖場にチャレンジしてみました。
ニノ鎖は登る人が多くて渋滞。
理由は慣れない人が登るからでしょうね。
ハッキリ言ってニノ鎖は鎖を使う必要はありません。


 弥山への最後の鎖場が三ノ鎖。
ここはさすがに鎖を使わないと登れそうにありません。


 弥山についた頃にはガスってたんですが、少しずつ晴れて来ました。


 綺麗に晴れて見えた天狗岳。
やはり弥山からみる天狗岳が石鎚山の代表的な景観ですね。


 弥山から天狗岳の鎖場も渋滞します。
ここも鎖を使わなくても行けるのに。


 西日本最高峰の石鎚山、天狗岳(1982m)です。
といっても実は南尖峰も同じ高さなのですが。


 まだ時間もあるので南尖峰まで行って見ることにしました。


 南尖峰から南の尾根。
東稜ルートはここのどこかから登ってくるはず。
ちかいうちにトライしたいと思ってます。


 弥山まで戻ってこの日の一番の目的であるシコクイチゲを探してみた。
やっと見つけたのはほんの二株ほどでした。


 下山は鎖を使わず、巻き道で。
そこで見られたのがもう一つの目的の花、ミヤマダイコンソウです。
四国では石鎚山でしか見られないらしい。


 途中で振り返るとガスはスッカリ晴れていました。
今度は正面に見える尾根を登る東稜ルートにチャレンジしてみよう。


 今回のトラックログです。


 GoogleEarthだとこんな感じ。


 トラックのグラフです。
最後がきつい登りだということが分かりますね。


冠山 7月7日

2013年07月24日 | 
 ブログのサボりぐせがついてしまってるのでちょっと前の登山になりますが、7月7日に冠山に登って来ました。

 本当はアサギマダラが目的だったんですが、まだほとんど見られないようなので、一ノ谷から稜線あたりまで登ってみようかなと気楽な気持ちで出発。


 一ノ谷ルートは私の好きなコース。
はじめは沢沿いを歩きます。


 少し沢を登ったあとはつづら折りに尾根まで上り、そこからは森林コース。
はじめはミズナラが多い森ですが、ブナが見え始めると森の雰囲気も良くなってきます。


 梅雨時期で沢の水量も十分。
ちょっとガスってるので、雰囲気もいいですね。


 このコースの中で私が一番好きな場所がココ。
少し平坦な場所にサワグルミやヒコサンヒメシャラが多くて、雰囲気が好きですね。


 ヒコサンヒメシャラは花の時期の終わりかけで、足元にはたくさんの花が落ちてました。
でも、まだ元気な花もたくさんあります。


 ちょうど昼なのでここで昼食。
あたりはエゾハルゼミが大合唱してますが、木を見ると抜け殻がたくさん。


 ブナやウラジロモミの森になると稜線も近くなります。
このあたりはスッカリガスってて、いい雰囲気。


 稜線に着いた頃にはガスで真っ白。
でも、かなり早く流れているので、もう少し先に行って見ることにしました。


 ガスの流れが早く、かなり晴れて来ました。
これはもう少しで完全に晴れそうだと思って、山頂まで行って見ることに。


 山頂の手前まで来るとスッカリ晴れて来ました。


 冠山に登ったのは何年ぶりでしょうか。
平家平から縦走することが多かったんですが、年とともに体力の低下で冠山にはしばらく来てなかったので、久しぶりの眺めです。


 しばらく動画の撮影をして下山。
振り返った冠山が美しく見えていました。


 今回のルート。


GoogleEarthで見るとこんな感じです。


 トラックログをグラフ表示。