先日の耐震診断の記事に対しての、恵比寿のI様から質問にお答えの記事です。
>公庫基準ってやはり厳しいのでしょうか?
今の基準に比べれば厳しい物ではありません。1975年当時の建築確認申請には
細かい仕様基準が無い為、施工業者任せとなっておりました。
基準の無いやり放題のところへ、仕様基準が定められ公庫の検査を受けないと
融資が実行されないのですから、当時の他の建物よりは比較的しっかりした建物となります。
基準は改正が何度もなされ、現在でも「木造住宅工事仕様書」として存在しております。
フラット35を利用する場合はこちらの基準による施工となります。
>基礎にきちんと鉄筋が使用されているかどうかを目視で確認する方法ってありますか?
「眼力」を鍛えればコンクリートの中を透視する事が・・・・できません。
築30年以上の木造建築物では、コンクリートに鉄筋が使用されている建物のほうが少数です。
非破壊検査機械を使えば簡単ですが、目視となると難しいです。
まず、図面と工事写真の照合となりますが、工事写真が無い場合、図面通りに
施工されているかどうか確認できません。そもそも図面が無いというお宅も存在する事でしょう。
その場合、床下の確認をする様にして下さい。
ガス、水道等の設備配管がコンクリートを貫通している部分で内側が補修されずに鉄筋が見えている事が多いです。
(補修してあげましょう)
耐震診断時、図面や写真が無く床下を見ても鉄筋が見えない場合は、鉄筋不使用と考えて診断を行います。
>基礎高は通常どれくらいなのでしょうか?
当時の建物は布基礎で30cm~45cm。10cm程度埋め込みますので見えがかりは20~30cmとなります。
診断を行った建物は基礎高60cmでした。
ベタ基礎透湿シート敷きの場合はそこまで高さをとる必要はありません。
床のリフォーム時にコンクリート打ちをお勧めするのは補強の為でも
ありますが湿気対策でも有効な為です。
質問ありがとうございました。またの質問、お待ちしております。
>公庫基準ってやはり厳しいのでしょうか?
今の基準に比べれば厳しい物ではありません。1975年当時の建築確認申請には
細かい仕様基準が無い為、施工業者任せとなっておりました。
基準の無いやり放題のところへ、仕様基準が定められ公庫の検査を受けないと
融資が実行されないのですから、当時の他の建物よりは比較的しっかりした建物となります。
基準は改正が何度もなされ、現在でも「木造住宅工事仕様書」として存在しております。
フラット35を利用する場合はこちらの基準による施工となります。
>基礎にきちんと鉄筋が使用されているかどうかを目視で確認する方法ってありますか?
「眼力」を鍛えればコンクリートの中を透視する事が・・・・できません。
築30年以上の木造建築物では、コンクリートに鉄筋が使用されている建物のほうが少数です。
非破壊検査機械を使えば簡単ですが、目視となると難しいです。
まず、図面と工事写真の照合となりますが、工事写真が無い場合、図面通りに
施工されているかどうか確認できません。そもそも図面が無いというお宅も存在する事でしょう。
その場合、床下の確認をする様にして下さい。
ガス、水道等の設備配管がコンクリートを貫通している部分で内側が補修されずに鉄筋が見えている事が多いです。
(補修してあげましょう)
耐震診断時、図面や写真が無く床下を見ても鉄筋が見えない場合は、鉄筋不使用と考えて診断を行います。
>基礎高は通常どれくらいなのでしょうか?
当時の建物は布基礎で30cm~45cm。10cm程度埋め込みますので見えがかりは20~30cmとなります。
診断を行った建物は基礎高60cmでした。
ベタ基礎透湿シート敷きの場合はそこまで高さをとる必要はありません。
床のリフォーム時にコンクリート打ちをお勧めするのは補強の為でも
ありますが湿気対策でも有効な為です。
質問ありがとうございました。またの質問、お待ちしております。
モウ(丑)朝田さまの虜です。
ぜひうちもお願いします
とても勉強になりました☆
ややこしくなるので短縮しました。
それでも長い文ですが・・・
今年もルネッサーンスしましょうね。