あさちゃんの懸賞日記

日々の出来事や、懸賞生活について書き綴ってます。

バレエ・ダンサー

2006-09-11 10:15:03 | 小説
近くの図書室で久しぶりに本を借りました。
ルーマ・ゴッデン著「バレエ・ダンサー」上下巻面白いです♪
姉クリスタルのバレエレッスンについていったことからバレエの魅力にとりつかれていく少年デューン。
誰よりも才能に恵まれた彼は、何にでもひたむきで努力家で優しく周囲の人々に愛されます。
が、肝心の両親や姉を始めとする家族は、様々な理由で彼からバレエを取り上げようとします。
幾多の困難を乗り越えてバレエダンサーとして成長していく彼の姿がまぶしいです。
何か同じような題材の映画「リトルダンサー」があったような気がするけど、この作品が原作かな?
映画の方は観ていないけど機会があれば観てみたいですね♪

しかしデューンもまた家族の愛に飢えた少年なんですよね・・・。
読んでて「にんじん」を思い出してしまいました。
こんなに可愛くて才能に溢れた少年がどうして家族に愛され大事にされなかったのか不思議です。
彼の人柄や才能を愛してくれるのはいつも家族じゃない人々なんですよね。
特に姉のクリスタルの仕打ちは怖いです。
自分も才能あるダンサーなのですが、いつもその上を行く弟の存在が疎ましくてならず、バレエから遠ざけようとあれこれ画策します。
それでいて他人が弟を悪く言うのは腹立たしいのだから勝手ですよね。
デューンは心優しい少年なので、どんな扱いを受けても姉を憎むことなくいつも親身になって心配しています。

図書室には他にも色々面白そうな本が揃っていたので、順番に読むのが楽しみです♪
「ゲド戦記」も揃ってたのでもう一度読みたいな♪
映画では3~4巻の部分が中心に描かれているようですが、他の巻も面白いです。
最初はゲドがまだ幼い少年ハイタカであった頃から始まります。
1巻は恐るべき魔力を持った少年ハイタカが、その力を見出され魔法学校に入学し、自分の虚栄心ゆえに呼び出してしまった魔物と戦う物語です。
(ちょっとハリーポッターみたい?実際のお話は全然違うけど)

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