あさちゃんの懸賞日記

日々の出来事や、懸賞生活について書き綴ってます。

観劇感想

2016-11-08 22:39:50 | 舞台・ミュージカル
スカーレット・ピンパーネル(ゲネプロ)

昨日観劇のミュージカル「スカーレットピンパーネル」ですが、出演者皆様歌がお上手で期待通りの素晴らしい作品だったと思います。
ただね~宝塚版と大分違うので、あの感じを期待していくとちょっと肩すかしかもしれません。
出演人数が違いすぎるので群衆シーンの迫力などは、宝塚版ほど感じられないかも。
宝塚版では、星組生50人以上(全員だと70人くらい?)総出演で盛り上げてたけど、今回のミュージカルでは数えてみると出演者は全部で15人(プログラムで確認したところ26人)くらい。
比べるのには無理のある人数差です。

冒頭のマダムギロチンの場面、カッコよくて大好きなところなのですがスクリーンに影を投影する方法で少し流れ、いきなりマルグリットの独唱シーンに入ります。
この場面でパーシーがスパイのグラパンと同一人物ということが、宝塚版では明らかなのですが、この場面が無いので革命政府に協力するグラパンの正体は最後まで謎に包まれている設定です。

とうこさんのマルグリット素敵なのですが、舞台女優として登場する場面の衣装が寂しすぎるのがちょっと不満ですね~(汗)
宝塚の衣装部は、本当に素晴らしいので外部ミュージカルになった時、衣装が今一つだなあ~と思うことが多いですね(汗)
エリザベートや1789は、衣装も豪華で良かったけど宝塚作品の外部ミュージカルで衣装が素敵と思ったことがあんまり無いかも~(汗)
ファントム、ロミジュリも部分的にいいなあと思う部分はあったけど、全般的に観ると衣装がイマイチだったしね~(汗)

場面設定での舞台セットも予算が無かったのかちょっとしょぼい気がしたし(汗)
他の場面はともかくイギリス王室の宮廷舞踏会は、もう少し豪華にお願いしたかったなあ~(汗)
階段が3,4段の基本セットがあって、それがパーシーの書斎になり、ドーバー海峡を渡る船になり、王城の広間に早変わりしていきます。
宝塚の舞台の大階段に慣れてると、あの3,4段の階段が寂しすぎて悲しくなるかも?(笑)

サン・シール候爵の処刑シーン。
宝塚版では、首が斬り落とされる場面は暗転してましたが、くっきりはっきり首が飛ぶところまで演じられます(汗)
このギロチンのセットは、重要なキーワードになるためか精密で宝塚版よりリアルでしたね。
ギロチンの前に、切り落とされた首の入る血塗れの箱が用意されていてその中に首が飛ぶんだけど観ていられないほどリアルで怖かったです(泣)
何でここまで~と思ったけど、後半の場面でこの印象が役立つ演出があり、そういうことかと納得させられました。

主要人物3人(パーシー、マルグリット、ショーヴラン)が、大人な感じで宝塚版と違ったスカピンが楽しめます。
宝塚版とは違う作品だと思った方がいいですが~(汗)
私の好みで言うと、やはり華やかな宝塚版のスカピンが好きですが、このミュージカルはまた違った良さがあったと思いますね(^^)
同じ作品であっても演出家、出演者、設定が変わると全く違うミュージカルになるものなんだな~と実感しました。
お馴染みの曲も歌詞が違っているので別物に聴こえてくるのよ~。(新曲もありました。)
ちなみにショーヴランの「鷹のように」が「隼のように」なんだけど、歌いにくそう~字余りだし(笑)
あえて変えなくても~と思うけどこだわり?(笑)

石丸さんのパーシー、とてもお上手で良かったんだけど私はとうこさんのパーシーの方が好きかな。
同様に石井さんのショーヴラン、お上手なんだけどちえちゃんのカッコよく迫力あるショーヴランに比べると華やかさが無いと言うか(当たり前のことだし、比べる方が間違ってるんだけどね~笑)物足りなさを感じてしまいましたね。
宝塚版で美しく華やかな男役に慣れちゃうと、外部ミュージカルの男優さんたちがあまりカッコよく素敵に見えないという弊害があるのよね~(笑)
中々難しいです(笑)

後半のとうこさんの二刀流(笑)で戦うカッコいいマルグリット、一見の価値ありです♪
素晴らしいミュージカルなので是非皆様、東京凱旋公演観に行ってみてくださいね~(^^)
新生星組のスカピンも今から待ち遠しいよ~(^^)

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