無呼吸症の家に住むのは恐い  ~あなたの家は呼吸していない?!~

シックハウス、アトピー、小児ぜんそくは家の空気が原因かもしれません。皆さんの健康のお役にたつ情報をお届けします。

全熱交換の落とし穴

2010-11-16 13:36:08 | 換気、住宅
ちょっと本業に戻って書きます。

最近友達が都内の高層マンションに住み始めました。

遊びに行って気が付いた事があります。

友達は生活臭になってしまったので気が付かないのかもしれませんが?

下水の異臭が全部屋しました。

それを指摘すると驚いて、臭い源を見つけることになりました。

元は、洗濯機パンの下からの逆流臭でした。

しかし、全部屋で同じ臭いがする全熱交換の恐ろしさを感じました。

フィルター交換を怠ると、院内感染と同じ事が起きるのでしょうね。

知らぬは、施主だけ、燃費の良さで机上の数値を追い求めて造られた、省エネ住宅は本当に施主の家族の健康まで守ってくれるのでしょうか?

学者と省エネ住宅オタクの工務店の数字追っかけに騙されて、健康被害が無い事を祈ります。

しかし、日本人は懲りませんね!欧米では、顕熱交換が主流ですが、湿度を好む日本人は全熱交換に手を出します。

湿度は一歩間違えると悪さをします。

施主の住み方は多種多用です、その中でオタクの学者と工務店がそこまで考えて薦めるとはとても思いません。

体の具合が悪くなっては遅いと思いますが?

熱収支と省エネが優先で、住む人の健康なんてなにも考えない事が恐ろしいと思いませんか?

換気は単純な方が良い!空気の流れが分かるシステムが良い!

空気を混ぜたり、再利用して90%の効率だなんて言っているのが素晴らしいと感じても、それを維持するためのフィルターメンテナンス、送風ダクト内の汚れと細菌の感染防止をどうするかを考えない全熱交換は恐ろしい!

恐ろしいと思わない人は幸せであります。

だから売れるのでしょうから?

友達には申し訳ないけど、局所換気をメインに使った方が良いと言いました。

話題は変わって、「断捨離」の薦め!

私が言ってた勇気を持って捨てることが、現在女性の間で「断捨離」(だんしゃり)という言葉で、無駄なものを持たないという言葉に代わって、流行っているそうです。

今までは、収納上手が奥様の代名詞だったのですが?

なるべくシンプルに生活する、余分なものを買わない、置かない、溜め込まない!

私も今回の引越しで本当に苦労しました。

とにかく余分な死蔵品のために、収納の多くが使われてゆき、肝心な頻繁に使う物の置き場がない事に気が付きました。

本当に必要なの?と常に問いかけながら、捨てないと、家の中はゴミの収納庫になってしまいます。

皆さんはいかがです?