無呼吸症の家に住むのは恐い  ~あなたの家は呼吸していない?!~

シックハウス、アトピー、小児ぜんそくは家の空気が原因かもしれません。皆さんの健康のお役にたつ情報をお届けします。

スチームサウナ

2024-06-10 09:45:04 | 換気、住宅
最近は、サウナブームの再来と言われております。

それは、従来型のドライサウナが主流であります。

温度的にも、85度から100度あたりで何分入れるかの耐久型なのでお年寄り、女性、子供にはなかなか厳しいものがあります。

サウナにはスチームサウナと言われる温度的には38度から42度くらいでお年寄りや女性にも入りやすいタイプがあります。

にほんでは一時ミストサウナと言われて大手メーカーがユニットバスに付属して付けられた時期がありましたが、カビ発生機と化して不評で最近はすっかり見られなくなりました。

ほとんどの人は、スチームサウナと言うとそれはミストサウナですよねとほぼ同時に帰ってきます!

ミストサウナは液体で粒子が小さい、スチームは気体なので体に優しく当たる。

この違いを、ほとんどの人は知らないのです。

老人ホームで、お風呂に入れる作業が最も過酷と言われ、看護従事者が一番体力を使う仕事であります。

スチームサウナルームを造れば、車いすでサウナルームに直接入れて。10分から15分後にシャワーをかけて車いすを出せば済むのでとても簡単にお風呂にに入るよりも効果的に入浴効果が得られ、介護に従事する人の体力的負担を少なくすることができます。

お年寄りや女性にとっても、お風呂に入るより発汗作用が促進されるので、体の負荷が少なく芯まで温まることができます。

日本では、入浴中に溺死、ヒートショックによる浴室事故は1万5000件もあり、この現代で交通事故死は1万以下なのにとても不思議な現象であります。

歳をとると、お風呂をまたいで入ることが意外と難しく、頭から浴槽に転げ落ち溺死してしまう事が本当にあるのです。

スチームサウナをつかえば浴槽に入ることもなく、椅子に座っていればよく、体を洗ってシャワーを掛けるだけで溺死事故を簡単に防ぐことができます。

高齢化社会で、いかに浴室事故を減らすかという問題を真剣に考える時が来ています。

お風呂に入ることによる、体への負荷を減らす、介護作業の負荷も減らす。

また、毎日ユニットバスに200リッターの水を入れ、温めてなお且つ捨てることを繰り返せば、上下水道代、燃料代が馬鹿になりませんし、小さな行政区では人口減少によりコストが安くなることは今後はありません。

省エネと言われてるこの現代で、実は逆行してることを皆さんが気が付いてないことは恐ろしい事であります。

スチームサウナは一人当たり10リッターくらいの水と、温める電気代がかかるだけで、4人家族で50リッターもあれば十分です。

お風呂に湯をためて入るのは1週間で1,2度あればよいのではないかな?

お風呂の湯舟で15分温まるのと、スチームサウナに15分入って温まる効果の差を、ほとんどの日本人は知りません。

なので、当分は浴室での溺死、ヒートショック死は無くならないという悲しい現実は続きます。

知ってると知らないで生死に関係するとは恐ろしいことです。

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