先日の土曜日、「沈まぬ太陽」見てきました。
レイトショーだというのにほぼ満席状態!!
3時間20分という長い時間なので途中10分休憩がありました。初めての体験です。
帰りの車の中で夫がぽつりとつぶやきました。
「映画のように理不尽な想いを抱えながら一生を終える人も多いんやろうなぁ。」
「それはしかたのないことなのかなぁ・・・。その人の運命なのかなぁ・・・。」と・・・。
てんてんはしばらくだまっていたのですが、こう答えました。
「理不尽な想い・・・それはいっけん理不尽なことのように思えてもやはりどんなことでも
自分から始まっているのだと思う。映画の主人公は確かに立派な人だけど・・・正義の人だった・・・。
自分の正しさから間違いを正そうと相手を裁く想いはやはり愛ではなく・・・裁く想いは必ず自
分の返ってくるのだと思う。
また・・・運命というものは誰かに定められるものでもなく、与えられるものでもなく、自分自身
の意識が運命というものを作っていくのだと・・・。だからこそ運命というものはなく、自分の生きる
道は自分の意思でいつでも変更可能なのだと思う。」
夫:「なるほど・・・」と一言つぶやいてしばらくだまっていました。
以前ある方にこんな言葉を聴かせていただいたことがあります。
「正義はその時代時代によって変わることはあっても、愛は・・愛のみはどの時代でも変わる
ことはないのよ・・。」と・・・。
心が震えた言葉でした。
相手を裁く想いから・・・相手をコントロールしようとする想いからは何も生まれません。
愛だけが・・人の硬く閉ざした心をそっと溶かすことができるのでしょうね・・・。
人によってその「愛」がすぐ傍にあることに気付く「時期」はそれぞれでしょうけれど・・・。
でもどれだけ時間がかかっても必ず人は「気付く時」がくるのだと信じています。
この映画はとっても長い小説が映画化されたものなので3時間20分では全て描ききれなかった
っと思いますが、この主人公は最後は大切なことに気付かれたような・・・そんな気がします。
理不尽と思えたことも・・・全てが愛であったのだと・・・。
今日は3回も虹をみました。
一番大きなくっきり半円の虹は亀岡のアルプラザに行く途中にみつけ、あまりの美しさに
すぐに「シマムラ」の駐車場に車を停めて撮影しようと思ったらもう消えちゃっていました。
残念・・・。
上の写真はラクセーヌ駐車場で見た虹です。
生徒さんからも桂坂カナートで見た虹映像・・送っていただきました~。
みなさんの街でも見られた方・・多いのでは?