今日は母とお墓参りに行ってきました。
母の育ての親・・(ではないのだけど、説明するととてもややこしいので
育ての親っていうことにしときます)である母のお母さんのお兄さんのお墓参りです。
ここのお墓は母が自力で行くのには遠くて、しかもものすごい数の階段を上っていかなくてはならないので
いつも車で一緒に行くことにしています
母は必ずお墓参りの後、ランチをご馳走してくれます
今日はいつもよく夫の両親とディナーで利用するイタリアンのお店に行ってきました
今日もやっぱり母は何度も何度もこう言いました
「私はほんまに幸せもんや
あんたが幸せになってくれて・・・こうじくんもほんまにいい旦那さんやし
ヒロ(妹)も幸せになってくれて・・・まっちゃん(妹の夫)もほんまいい旦那さんやし
娘2人が両方とも幸せになってくれて・・・こんなにありがたいことはない
娘が辛い想いをしているところを見るほど辛いもんはない
だけど2人とも幸せになってくれて・・・ほんまに幸せなことや」
母はこの言葉を会うたびに何度も何度も伝えてくれるのです
「幸せになってくれてありがとう」
そう、母に言われるたびに胸の奥の奥がものすごくきゅーーーーーーんとなります
結婚するまでの母と一緒に暮らした日々を思うと・・・
自然に涙がこぼれます
母はほんとに精一杯の愛で私と妹を育ててくれましたから・・・
母との思い出はどれを思い返しても温かいものばかりです
そんな母に少しでも親孝行したい・・と思うのだけど
なかなかそれらしきこともできなくて・・・
母は言います
「あんたらが幸せでいてくれることが一番の親孝行や」と・・・
あまり大した親孝行はできないのだけど、母になにか頼まれたらなんでもやってあげたいと思っています
それでも母は私の仕事のことや私のスケジュールのことを気遣ってくれて、
「お墓参りに連れていって」・・という言葉さえもものすごく遠慮がちに伝えてきます。
ランチを終えて、「ちょっと家に寄っていきぃさぁ~」という母の誘いで実家に立ち寄りました
昔、私の部屋だったところでゴロンと横になるとそのまま気持ちよくてしばらく眠ってしまいました
目を開けると母はやっぱりなにか忙しく用事をしていて
「あんたは日頃忙しいからもっとゆっくりしていきや~」と日頃めちゃくちゃ忙しい母が声をかけてくれました
てんてん:「3時過ぎると道が混むから帰るわ」
・・という私に
「ちょっと待ってや・・・今日はありがとう」
・・と言ってお金を手渡してくれました
てんてん:「こんなんせんでええよ。 こんなんせんでもなんでも言うてくれたらするさかい。
どこでも連れたげるよ。」
母:「かまへんかまへん。お金持って死ねへんさかい・・・もろとき。」
そういっててんてんの手の中に数枚のお金を押し込むように手渡してくれました
また言葉では言い表せないのだけど・・・胸の奥の奥がきゅーーーーーんっとなりました
母はてんてんが札幌にいたころ、2度遊びにきてくれて一緒に小樽の街を散策したことがありました
小樽の街がものすごく気に入ったようで時々「あ~~また小樽に行きたいなぁ~」と言います
いつか母を小樽の街に連れていってあげたいなぁ・・って思っています
そしてずっとずっとこの幸せを維持できるようにしていきたいなぁ~って思います
母がいうように、母への一番の親孝行はてんてんが幸せでいることなのかもしれません
母も来年は70歳
母が70歳なんて信じられません
母にもやっぱりもっともっと幸せになってもらいたいです
いつまでもいつまでもそのほがらかさと共に元気でいてもらいたいです