京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風日記~

生きることは愉しいことヽ(^。^)ノ~起こること・・すべては愛~

純粋な子供心

2011-03-30 20:47:49 | インポート

まゆっちが学校から5年生の1年間で書いた作文集を持って帰ってきました。

 

最初から最後まで一通り読ませてもらって・・いくつかおもしろいのがあったのですが、

ひとつだけ、ちょこっとご紹介・・・。

この作文は昨年末に嵐山の駅伝大会に出場した時の一場面です。

 

<前略> 

『ない、ないっ、、あれっ? どうしてないの? さっきはあったのに』

駅で降りて、帰りの切符を買っておくことになり、電車の切符代は大丈夫だけど、

バスのお金が百円足りないのです。

『どうしよ。 もしかしたら私だけここでおいてけぼり? どうしよー』

 

すごい想像をしていたら友達が

 

「どうしたん?」と言ってくれたので

 

「あんなぁ。どうしよう、百円がないねん」

 

「えーーーっ!!」と心配してくれました。

 

でもほんとどうしよ・・・。

 

「貸してあげよか?」

 

「えっ?」私はビックリしました。

 

「はい」

 

「でも・・・大丈夫なん? お金」

 

「うん。」

 

「ありがとう。 絶対返すからほんまにありがとう。」

 

○○さんが天の女神様に見えました。

 

『あーーよかった。ほんまに感謝です。』

 

「でも、お金の貸し借りってあかんのとちゃう?」

 

「大丈夫・・こういう時はしかたない。」

 

「ありがとう」

 

涙がでそうになりました。 

 

友達っていいものやと改めて感じました。

 

まゆっちらしい文章やなぁ~って思いました。

 

まゆっちはてんてんと違ったところでちょっと真面目なところがありまして・・・

こういう場面で「でも・・お金の貸し借りしていいのかなぁ?」と思うまゆっちが

まゆっちを育てたはずの親なのに、、、「こういうふうに思うのかぁ~」と思った次第です。

 

お金の貸し借りについてはてんてんとしてはまだ一度もまゆっちに伝えたことがなくて・・

学校でなにか学んだのかな?

 

また「○○さんが天の女神様に見えました~」のところも

天の神様ではなく、女神様になっているところがぬかりないなぁ~~って思いました。

 

でも・・・小5のまゆっちにとっては百円を落としてしまった!!というのは

とってもショックで大事件やったのでしょうね・・・。

結構心配性のまゆっちは自分だけここにおいてけぼりかな?と・・・真剣怖かったのだと思います。

 

てんてんも今ではこんなんですが、純粋な時代がありましたのよ。おほほ~~

 

小学校2年生か3年生頃のことだったと記憶しています。

 

母とおばあちゃんが2人でおでかけをしていて、妹と2人お留守番をしていた時のことです。

 

妹と2人でフェルトでお人形を縫って遊んでいました。

 

うさぎのかわいい~お人形が出来上がり、説明書に

「ほっぺたのところに口紅でまるく塗る」と書いてあったので、母の鏡台から口紅を取り出して

うさぎのほっぺにくるくる~~と塗っていたのでした。

 

その時、口紅が根元かたポキッ!!と折れてしまったのです。

 

てんてんと妹は真っ青になりました。

 

母が大切に使っている口紅を折ってしまった・・・という罪悪感とびっくりしてしまったのとで

本当に最初どうしたらいいかわかりませんでした。

 

てんてんはとりあえず小さな貯金箱に貯金しているお金を全部あけて出しました。

 

200円ほどありました。 

 

妹に・・「あんたなんぼ持ってる?」と聞くと・・・50円ぐらいでした。

 

あたりまえですよね・・妹は保育園生なのですから・・・。

 

口紅がどれぐらいの値段するのか、その頃は全く検討もつかなくて・・・

とりあえずその250円をにぎりしめて、妹と2人母がいつもお化粧品を買っている雑貨屋さん

みたいなところに急いで行きました。

 

そしてお店の人に事情を話そうとするのだけど、しゃくりあげて上手に話せないのです。

 

「お母ちゃんの口紅折ってしもて・・・これで(¥250で・・)買える口紅ありますか?」

 

それだけ伝えるのに必死だったことを覚えています。

 

そしたらお店の人は「わかった。わかった。もう泣かんとき・・・」と言って

1本の口紅を手渡してくれました。

 

その時のうれしかったこと!!

 

妹とまた急いで家に帰りました。

 

しばらくして母が帰ってきたので、やっぱり泣きながら事情を話すと・・

母は叱るどころか

「わかったわかった・・・もう泣かんでええよ。

これ・・わざわざ買いに行ってくれたんか?ありがとうな。」

と雑貨屋のおばちゃんと同じように優しく言ってくれました。

 

そしてその口紅を母はいつまでも・・いつまでも・・大切に大切に使ってくれていたのです。

もう・・なにもなくなるぐらいまで、紅筆を使って最後の最後まで使いきってくれたのです。

 

更にはてんてんがお嫁に行くまで母の化粧品箱の中にはその口紅は大切に保管してありました。

 

お嫁に行く前に

 

てんてん:「これ・・まだ持ってんの?」

 

母:「そうや・・・あんた・・あの時のこと覚えてるか?」

 

てんてん:「もちろん覚えてる」

 

そんな会話をしたのを覚えています。

 

純粋な子供は小さなことでも一大事なんですね・・・。

 

思い出すと胸がきゅんとなる思い出です

今日の晩ご飯~~~

 

またまたコレ!!です。

 

Nec_1223

おばあちゃん餃子  なんぼ好きやねん!!って感じでしょ? 

本日、60個作りました。

まゆっちとてんてんは気に入ったものなら毎日食べても飽きないんです。

昔カレー屋さんでアルバイトしていたとき、半年ぐらい毎日カレーを食べ続けました。

全然飽きませんでした。

半年後・・大きな声ではいえないのですが、店主さんが突然夜逃げをされて・・・

店がなくなり、バイトを辞めることになりました。

あのカレー・・・ほんとにおいしかったなぁ~~。

コメント