アスベストは石綿とも呼ばれ、綿のように柔らかな繊維なのですが、鉱物の一種であり不燃性を有します。アスベストという言葉は、「消すことができない」あるいは「永遠不滅の」という意味のギリシャ語に由来しています。アスベストは天然鉱物繊維であり非常に安価であることから、近代建築では大量消費の建設資材として利用されてきました。アスベストは非常に細い繊維で、本の繊維の太さは、髪の毛の5000分の1くらいになります。耐熱性や耐薬品性を有し、磨耗に強く切れにくく、紡いで織ることができます。
しかし、昨今問題となっている通り、このアスベストの繊維を肺に吸い込むと、20年から50年後にガンになる恐れのある繊維です。すでにヨーロッパ8ヵ国では使用が禁止され、米国、イギリス、フランス、オーストラリアなどでは使用量が激減しています。日本では1995年4月から、青石綿と茶石綿の使用は禁止されました。しかし白石綿はいまだに大量に使われています。地下に眠っていたアスベストを掘り出し、世界中で使ってきたために、米国やヨーロッパ諸国ではすでに膨大な被害者が出ています。遅れて使い始めた日本で現在問題が表面化してきました。僕も現場で不燃物のパッキンとして使用した経験があります。近年まで使用されていたので、既に吸引してしまった方も大勢いらっしゃると思います。使用禁止だけでなく医療的な対策も希望します。
しかし、昨今問題となっている通り、このアスベストの繊維を肺に吸い込むと、20年から50年後にガンになる恐れのある繊維です。すでにヨーロッパ8ヵ国では使用が禁止され、米国、イギリス、フランス、オーストラリアなどでは使用量が激減しています。日本では1995年4月から、青石綿と茶石綿の使用は禁止されました。しかし白石綿はいまだに大量に使われています。地下に眠っていたアスベストを掘り出し、世界中で使ってきたために、米国やヨーロッパ諸国ではすでに膨大な被害者が出ています。遅れて使い始めた日本で現在問題が表面化してきました。僕も現場で不燃物のパッキンとして使用した経験があります。近年まで使用されていたので、既に吸引してしまった方も大勢いらっしゃると思います。使用禁止だけでなく医療的な対策も希望します。