探求☆散策記

見たこと、聞いたこと、思ったことを綴った、日常探検記録。

免震工法のデメリット

2010年07月11日 00時56分15秒 | デザイン
 免震構造は、建物の基礎や中間部分に積層ゴムなどを使った装置を設置し、地震などのエネルギー(揺れ)をその装置より上の建物に直接伝わらないよう、工夫されている。しかし、揺れを減衰する免震構造の建物も、巨大地震で発生する「長周期地震動」では揺れが増幅する可能性が判明しています。
 免震構造は人命・医療機器を預かることから病院を中心に普及し始めていましたが、大地震時は医療機能が低下する恐れがある。固定していないキャスター付ベットや人工透析装置が3メートル以上動き、ぶつかって壁に穴があくなどの被害がおきます。地震直後に被災者を受け入れる大きな病院では、長周期地震動による被害により機能低下の恐れがあります。このように高価だが、安心と思われてきた免震工法も「長周期地震動」で落とし穴があった。