「杏」のお花です。
今年も凄い蕾の数。
春めいて来たもののまだ寒さを感じるこの頃です。
でも、こうして「杏」の花が咲いて来ると、
春を感じることが出来ますね。
今日は、「戸定邸」のガイドの一日でした。
とてもスムーズに出来て、
一日の反省に「静かに無事に終わったね。」と、
満足して「戸定邸」の帰り道の出来事です。
今日は帰る時間帯に雨の予報だったので、
主人に送ってもらったので、
帰りは一緒のガイドの仲間2人と歩いて駅に向かっていました。
信号待ちをしていた時です。
私の後ろに自転車が止まった、
その瞬間、
女性の方が倒れてしまったのです。
私もビックリして、
「大丈夫ですかぁ!!」って、
声を掛けた時、
「ゴツン」!と鈍い音がしたんです。
女性の足が自転車に挟まってしまっていたので、
「自転車を起こしますよ~」と、声を掛けて、
自転車を起こしていたら、
女性の方が体を起こそうとしたので、
「頭を打ってないですか?ゆっくり起きてください。」と、
声を掛けました。
頭を起こそうとしたら、
もう一人のガイドの仲間が、
「アッ!!頭から血が!!」
「ダメダメ、動かないで!」
そうこうしてたら、
通りがかりの男性の方二人がすぐに救急車に電話を掛けてくれていました。
みるみるうちに頭からの出血が
耳から首筋まで流れてきて。。。
倒れた女性の方が、
「私は血液をサラサラにする薬をのんでいるので、
血が止まらなくなるんです。」と言うのです。
「救急車がもうすぐ来ますよ!」
とか
「家に連絡しますよ!」
とか
周りにいた方々がとっても協力的で。。。
一人の女性の方はずっと彼女の頭を支えていました。
一人の若い男性が、
「コレ、使ってない新しいタオルですから使ってください。」と。
私も持っていたティッシュを。。。
倒れた女性が、
流れた血が顔に付いて気持ち悪かったんでしょうね。
顔を拭きたいと言うのですが、
ウェットテッシュがないので、
ガイドの仲間が自動販売機でお水を買って来たら、
若い男性がウェットティッシュを差し出したり。。。
若い男性は、
自分が着ていたコートまで脱いで
倒れた女性に掛けてあげていました。
私は、
自転車の籠に入っていた彼女のバッグを持って。。。
間もなく、救急車が着いて、応急処置をしながら、
女性に声を掛けていました。
女性の方の受け答えもはっきり出来て、
「パパ、まだ来ないですか?」
「ここから、車で5分くらいなんです。」
「青いホンダの車です。」
などと言葉もハッキリしていました。
救急車に乗り込もうとした時、
ご主人様が間に合って。。。
彼女もホッとしたのか、
「パパ~パパ~」って。。。
自転車は電動自転車で、重い!!
でも、その車に積んで行かれました。
若い男性は、
「車に積むの、お手伝いしますよ!」って。
世の中、捨てたもんじゃないな。って感じました。
急な出来事、
しかも、
全く知らない人の災難にも、
こんなに協力的!
私とガイドの仲間が買ったお水で、
道路に付いてしまった血を流して帰って来ました。
私も電動ではないけど、
毎日のように自転車を使っています。
どこからか、
「くらり、あんたも気を付けなさいよ!」と声が。。。
聞こえなかったけど(笑)
肝に命じて用心しなきゃって思いました。
あの、女性の方、軽いケガですんだらなぁって祈ります。
そんな今日の出来事でした。
ちょっと、
気分転換にお花の画像を載せますね。
「プラム」のお花もぎっしりです!
果たして?実は生るでしょうか?
「ティタティタ」
毎年可愛いお顔を見せてくれます。
春を知らせてくれるお花ですね。
フリルパンジーもお花数がい~っぱい!!
挿し木の「マーガレット」もい~っぱいの蕾です。
やっぱり、このシンプルな「マーガレット」が大好きです。
おしまい
おやすみなさい。