ごんぎつね

2008年08月04日 | Weblog
夜、新しい靴をおろしちゃいけない

っていうよね。

大人になった今でも新しい靴はできるだけ午前中におろす。

もし夜、新しい靴を履かなくちゃいけないときは
火打ち石をこするか、火であぶらないと
キツネにとりつかれるってな事きいたことあるでしょ?


さてさて、
それを、怖がる人間の息子と母の感動話。
もし僕がとりつかれてキツネになっちゃったら・・・
そのときは、お母さんもキツネにとりつかれてあげるからね。
そして、人間に撃たれそうになったら、母さんが身代わりになるから。
それが、狐という話。

「狐」

「手袋を買いに」

「ごんぎつね」

どれも、ステキな優しさや思いやりにあふれた作品。
考えてみれば、全部キツネが主人公なんだけど
作者が一緒だなんて思ってなかった。



新美南吉



童話作家

一方で彼は
英語の先生で、
子供達の作文や詩の指導に力を入れてたんだとか・・・。


享年29歳

えっ、まじでー。

29歳にして、コレだけの作品を残していたとは・・・。



久々に三つの作品を読み返して
いろいろ思いをめぐらしてみた。

「ごんぎつね」とかすごく好きで
子供のとき何回も読み返してたなぁ。
結末はすごく悲しすぎるんだけど。

とにかく思いやりにあふれてる、
兵十も、ごんも・・・

だからすごくセツナイんだけど
とても前向きな気持ちになれるんだ。
コメント (2)
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