Three frogs which smile.

酒飲みは奴豆腐にさも似たり
初め四角であとは ぐずぐず

恋の処方箋

2005-05-31 | 日々の種
胸が苦しいんです。
動悸が激しくなることがあるんです。
たまに顔も火照ってきて。
なんか切なくて涙が出るんです。
あたし・・・やっぱり・・・



更年期?


恋愛をしなかったり、キスをしてなかったり、肌を合わせることをしなかったりすると・・・老けるのが早いらしい。
それもやだなぁ。
お医者様でも草津の湯でも恋の病は治らない。なぁんて、ちっと色っぽいこともなんだかあたしの横をかすめて行くばかりの毎日。
その前に、温泉に行って呑んだくれて日がな一日ぼーっと釣りをするっていうのが最近のあたしのささやかな夢でございます。
ってか、このブログを始めた当初も旅行に行きたいと常々思っていたにも拘らず、まったく実現しない。
そのうち『プチぶらり途中下車の旅』でもしようかな。
そういえば若かりし頃、伊東の岩場でのんびりと座って釣り糸を垂れていたら近所のおばちゃんが何度も話しかけに来た。
お茶を持ってきたり、お菓子を持ってきたり。
気が散って釣れないっちゅうの。
虫に刺されたと言ったらキンカンを塗ってくれました。

落語の中にでてくる『葛根湯医者』
おなかが痛くても葛根湯、足を骨折しても葛根湯、付き添いの人にも葛根湯。。。ま、気休めでしょうかね。
ご年配の方に多いが、なんにでもどんな病気にでも「とりあえず」と出す薬がある。
「キンカン」だったり「キャベジン」だったり「大田胃散」だったり。
いや、ききますよ。その用途に合うものだったらね・・・・
友達の家は何でも「ユースキン」。手あれとか、やけどとかに効くものですね。使い心地はよくて好きです。
その家、打ち身捻挫にも「ユースキン」。治るんだよーって言うけどさ、自然治癒だよね・・・
ちなみにうちはそれが「オロナイン」になります。さすがに打ち身捻挫の時には湿布張りますけど、この間の乳首負傷のときはオロナイン塗ってました。
治ったしな・・・だけどこれ「いんきん」「みずむし」「たむし」にも効くんだよね。なんか微妙です。

昔、田舎の親戚の家に遊びに行った時のこと。
なんだか風邪をひいたのか悪寒はするし、頭もいたい。ちょっと横になりたいというとそのうちのばぁちゃまがもってきてくれたのは
「正露丸」
それも正露丸の独特のにおいを抑え、飲みやすくなった糖衣錠。
ばぁちゃまいわく、甘くなった分いろんなものに効くらしい。
・・・・・

おなかは痛くないの。歯も痛くないし。それでも折角だからと気休めに飲んで寝ました。
次の日。治ってました♪病は気から。やっぱりおばぁちゃんの知恵はすごいねーって、違う気がします。
治ったとはいえ、やっぱり薬は用法容量を読んで正しく使っていただきたい。よく治ったな、おいら。

なんにでも効く万能薬なんてない。不老不死の薬ももちろんない。
ただ、大切な人を想ったり、キスをしたり、はぐしたり、心のふれあいは、安らかな気持ちになる心の薬なのかもしれない。
恋に効く処方箋は誰も知らないし、知ったとしてそれはつまらないモノなのでしょう。

そういえば、「正露丸」。よく見るとなんとなく粒の大きさがまばらな気がします。
そしてもっとよく見てみると・・・なんか表面に無数の筋が。

なんか・・・指紋っぽくない??

もし、正露丸をひとつずつ丸めるバイトがあるとしたら一日だけ体験してみたい気がしてなりません。

寝顔と朝とうで枕

2005-05-30 | 落語
あたしが腕枕が苦手なのは、寝にくいから。
だって隣に貴方がいるんだよ。
おやすみの声もその寝息もぬくもりも鼓動でさえも近くに感じるから。
無防備な寝顔が傍にあるだけで、眠りたくなくなるから。
朝、貴方の腕に残った痺れる痛みと後をひくあたしの胸の痛み。
さてどちらが痛いのでしょう。
枕に残った残り香を思い出してるこの痛み。


眠りにつく前に聞く声は甘くて低い声が好き。
何もいらない気持ちになる。
かくして現実はそう甘くもなく、最近のあたしの眠る前の夜伽の声は素っ頓狂な高い声だったり、
しわがれて今にもくしゃっとなってしまいそうな声。

「古今亭 志ん生」

昨晩は「三枚起請」を聴きましたが、この落語。最近知っている人が増えました。
虎と龍のドラマのおかげです。ほんとにうれしいことでございます。
「三千世界の鴉を殺し、主と朝寝がしてみたい」嘘か誠か高杉晋作が馴染みの花魁に歌った唄らしい・・・ま、どうでしょうかね。
このドラマ。2時間モノのときは「三枚起請」。これは吉原の花魁喜瀬川が嘘の起請文を書いた了見を男と女の駆け引きの中でうまく転がしていく噺。
そして連ドラになり調べてみたところ
1話目から「芝浜」、「饅頭怖い」、「茶の湯」、「権助提灯」、「厩火事」、「明烏」、「猫の皿」。で次は「出来心」ですか?
最後は「紺屋高尾」か「文七元結」か。定番どころを持ってきていて面白い。

ドラマには予告や紹介やあらすじがあると思います。落語には『枕』がつき物です。
たとえば「芝浜」で言えば昔の商売の仕方、魚屋さんの噺なので昔の魚屋さんがどういう風に商売をしていたか、どこら辺に河岸があったか。など、
「茶の湯」は習い事や道楽の話、「猫の皿」は古道具屋の目利きの話でしょうか。「出来心」だったら、新人のときにやった失敗話なんて定番なのかな。
(「出来心」か「花色木綿」かって言ったら「花色木綿」で落として欲しい・・・)
枕を聞くと、「ん?今日はこの噺か?」なんて枕から噺を探ったりするのが寄席の楽しみだったりもします。

小三治師匠の枕は長いといいますが、枕なのか?と思わせておいて後々考えるとあぁ・・・つながっているかもしれないような気がする。
と言ったもやもや感が好きだったりします。

それに枕がないと今の時代との考え方の埋め合わせが出来ません。
富くじは今で言う宝くじとか、お金の価値の違い、物売りの声なんかも今では聴かないものもあるでしょう。
枕はその噺に入る前の大切な色づけだったりするわけです。
廃れてしまった商売や道具、「へっつい」なんて言ったってなんだか判らないと思いますしね。(へっつい:取り外せる土で塗り固めたかまど。竃)
なんとなく判るけれどももうなくなってきている物もありますね。
煙草盆、煙草入れ、そして煙管(キセル)。

電車を乗るときにちょっとずるっこしてお金をごまかす「キセル乗車」。
なんで「キセル」って言うのかを知らない方もいるのかと。
煙管は『雁首(がんくび)』、『羅宇(らお・らう)』、『吸い口』の3つのパーツに分かれていて、雁首、吸い口は金属製、羅宇は大抵竹製で素通しになっている事から、
乗車区間の両端だけ「金(運賃)」を払うってんで「キセル」と言うらしいっす。
ヤニで詰まった羅宇を通したり、雁首が外れそうになっているのを〆なおしたりする『羅宇屋』さんも今はもう知らない人ばかりなのでしょう。あたいだって見たこたぁありません。
ものの言い方もまた然り。そうやって枕は振られて噺に入っていくのです。

有名な小話をひとつ。

昔、あるお姫様が月夜を見上げていると遠くのほうから雁が飛んできました。
姫「腰元や、ほれ、がんが飛んでおるぞ」
腰「姫、がんは下衆庶民の使う言葉。『かり』とお使いください」
姫「なるほど、わかった」
腰元、煙草の灰を落とそうと煙草盆へ煙管を近づけ、手でぽーんとはたくと緩んでいたんだろう、雁首が落ちた。

姫「腰元。かりくびが落ちた」

・・・・オアトガヨロシイヨウデ

挿れてほしいの・・・

2005-05-29 | 日々の種
違うの。
そこぢゃないから。

落ち着いて・・・
焦っちゃダメ。
真ん中に挿れて。
そんなにしごいちゃダメだってばぁ。

あん、もう。
ねじり気味でぬいてね♪



って事でダーツ、投げてきました。




誰が誰の手か。
そんなことはいいのですが。
一つは現在彼氏がっつ募集中のおいら。
そして一つは萌える人妻。

後の二つは、若作りなまぶだちと自虐的なにいちゃんです。
さて、誰が誰だかわかった人は・・・かなぁりあくあブログの玄人です。

いやはや、しさしぶりに投げました。
ちゅうか、人妻うまいから!経験者3人足元にも及びませんぜ。
カウントアップ450以上をたたき出す。
おいらは301とカウントアップそれぞれ1回は勝たせていただきやしたが、それでも及ばず
ちょいと・・・練習しないといかんね。

ダーツオフはおいらひとりぢゃ無理だしねぇ。
地道に投げていつかふふんと鼻で笑ってみたい。
道はまだものすごい遠いです。かなり遠いです。
おとうとくんにもおいていかれ気味で結構悲しいです。

なので次は、アルコール抜きで練習したいと思います。

こいぶみ

2005-05-28 | 日々の種
恋しい恋しい貴方へ
今何をしているのでしょう。
風邪などひいていませんか。

初めてあった日、胸が鳴りました。
きっとその日からあたしは貴方のことが好きでした。
心がかき乱されて行くのがわかりました。
その気持ちをただ、伝えたくて。

貴方のことが、好きです。


そんな恋文なぞをシタタメタイ今日この頃です。
いえ、相手はいませぬ。
送るとすれば・・・・納豆ご飯でしょうか。

納豆。
それは風邪ではなくて糸を引き、
鳴るのは胸ではなく腹で、
かき乱されるのではなく、必死にかき混ぜるのでしょう。

手紙を書くのは好きですが、出すことが出来ません。
メールもあまり送れません。

何でブログを書くんだろうって思ってなんとなくわかったことは、
伝えたい人に伝えられなかった気持ちを吐いているんだろうな。
でも、本当は伝わって欲しくなかったのかもしれない。

言葉は元に戻らないから、だからあたしは手紙を出すのが怖いのでしょう。
この胸の中の言葉を伝えることが出来たらいいなと思いますが、
なかなかいえないのもそれももどかしくて好きですがね。

そうそう、手紙や電話で
「今何してる?」
って聞く人が居ますが・・・

手紙読んだり、電話してるに決まってんぢゃんか!!!
と思ってしまいます。

どうせ聞くなら
「今まで何してた?」
って聞いて欲しい。そしたら・・・

貴方のことを考えてた♪

って言うかもしれません。

まちがいさがし

2005-05-27 | 日々の種
ねぇ、ポストチット持ってない?

・・・・それってポストイットのことですか?ままん。

スプライトを『ストライプ』、テレビのアニメ見てちょっと自慢げに
「これってパトロールって言うんでしょ?!」って指差した先には

少年と一緒に天に召される犬。

・・・・近いね(涙)

日ごろからボケをカマシまくりなのであまり気にしてなかったが、
これを指摘しないと悪い人たちに何回もリフォームを勧められたら困るなと思い始めました。

先日海外からの留学生と話す機会があった。

エルビスくん。

ひらがなも書けると書いてくれた。

えゐびす

うーん・・・何で?
「る」より「ゐ」のほうがかっこいいって。

友達にはちゃんと「い」と読むとは教えてもらっているらしいので
ま。いっかぁ。って思うのは間違い??

今夜記憶の片隅で

2005-05-26 | 日々の種
昨日貴方とキスをしましたね。

夢の中で。
最初で最後のキスをありがとう。


親戚のおばさんはでっかい緑色した鸚鵡を飼ってました。
鸚鵡って大体何歳まで生きるのでしょう。
夜はベランダの籠で眠り、昼間は居間でテレビを観たりおしゃべりしたり。
これがまたよくしゃべる。名前は『だいちゃん』。
お決まりの「おはよう」「こんにちは」「ちょうだい」からテレビでよく聞くフレーズまで。
多分桃太郎くらいは途中まで話せたし、歌も歌った気がする・・・あまり記憶にない。
とにかくこのだいちゃん。羽を広げると1m以上に見え子供にとっては驚異的な大きさ。
くちばしも大きく、そこから出るポークビッツのような舌がにんともかんとも・・・
胡瓜をあげたときに指を舌でれろれろっと確かめるのがこれまたにんともかんとも・・・

数年たったある日、おばの家を訪ね「だいちゃん、おおきくなったねぇ」と言うと
「ん?この間来たから前のだいちゃんぢゃないのよ」

よくよく聞いてみると彼女は鸚鵡が好きで亡くなったりいなくなったりするとまた鸚鵡を飼ってきて名前を「だいちゃん」にするらしい。
そして前のだいちゃんは台風の日、五月蝿いからベランダの籠に入れておき、しばらくしてあまりにも静かなので様子を見てみると籠ごと消滅していたとのこと。
彼女の団地の下は川。

だいちゃん・・・・

次から彼女は部屋の中でだいちゃんと暮らすようになりました。
歴代だいちゃん。今は何代目なのでしょう。5,6年前まではだいちゃんは健在でした。
そしてよくしゃべりました。おばの年齢とともにしゃべるフレーズの中に時代劇のきめ台詞が増えておりました。
繰り返し聴く言葉、使う言葉は刷り込まれ、覚えていくものなのでしょう。
一緒に暮らす人の生活がだいちゃんの中に織り交ざり、だいちゃんの言葉になっていく。
家族の色になっていくんでしょう。

先々月だったでしょうか。
古いパソコンを騙し騙し使いつつ、とうとう逝かれてしまったおいらの桃色PC 1号機
証拠隠滅作業も済み、デスクトップからノートPCに変わりました。
数々のあんな仕事、こんな仕事を小さい身体に詰め込んでばりばりっと働いてくれております。
そして、もろもろのあんなモノこんなモノも無事に人の目に触れることなく移行完了。
あたしのかわいい桃色PC 別名「南極2号」が出来上がりました。
まだ使い始めて1ヶ月、調教が済んでいないのでいろいろと不便。あたし仕様に教え込んでいる途中です。

先日、電話しながらメールを打ち、会いに来た人にアイコンタクトで指示していた。
電話も来客も終わり、打ったメールを読み返してみる。

御浸かれ様です
本日弄いの部品の拳、昇任社が不在でスキャン遅れません。
もし、凶獣に必要ならシャア無いので強打しちゃってクダサイ。

痕、パッキングなん抱けど犯ってもらえる?
サイズ判ったらオシエテ躇ー。
淫ボイスは弟子大贈るから♪

It'sもスンまそん。


(訳:)
お疲れ様です
本日依頼の部品の件、承認者が不在でスキャン送れません。
もし、今日中に必要ならしゃぁないので今日出しちゃてください。

あと、パッキングなんだけどやってもらえる?
サイズ判ったらおしえてちょー。
インボイスは出次第送るから♪

いっつもすんまそん。

登録機能から引っ張ってきたものもあるでしょう。
いつも使っているから出てきたものもあるでしょう。

>強打しちゃってクダサイ
>抱けど犯ってもらえる
挙句の果てに
>淫ボイス

最近、誤変換、駄メールってはやっているけれど、仕事でやったら洒落になりません。
見直しておいて本当によかった。
こんなおいら・・・ほんとに

It'sもスンまそん♪

唇にうたをもて

2005-05-25 | 日々の種
博愛主義だと思ってた。

そんなに大きな人ぢゃないですから。
すべての人は愛せないと思います。
それでもね、なるたけ愛そうとは思っています。

大切な人は多いんですよ。
だから貴方も大切です。


昨日はまぶ友sozoroさんと呑み。
会社が近いからうれしい。
今度は誰かまた来てくれるといいね。

昔よく聞いていた歌はカセットテープに入ってた。
好きな歌を繰り返し聴くのに早送りしたり巻き戻したり。
ブルーハーツの「人にやさしく」

人は誰でも くじけそうになるもの・・・
叫ばなければ やり切れない思いを・・・

『がんばれ』という言葉はあまり好きではないけれど、直球でそれが届くのなら。
おいらががんばるから。乗っかってこない?って思ってみた。
落語のテープを片付けていたら出てきたテープは昔自分に元気をくれたものばかりで、
殆ど捨ててしまったはずなのに、記憶の隅の思い出も一緒に持ってきてくれた。
人生は上々だと思えるようになるときも来る。
あの日にかえりたいと思った日も目を閉じておいでよと言った日も、
時間は万里の河のように滔滔とただ流れていくものだから。
希望の轍が残るように。ONLY YOUと想える人が出来ますように。

何でこんなことを書いたのかといえばこんなものがあるのかも忘れていたテープが出てきた。
曲名も何も書いていないので聞いてみると
雑音と人の叫ぶ声と一緒に

・19 GROING UP
・MOON
・B BLUE

が入っていた。
それもライブハウスで録音された生のあたしの声だ。
昔の彼が行ったイベントの余興・・・酒やけもタバコやけもしていない声は若くて通って懐かしかった。
こんなことをした記憶もすっかりなかったし、当時の記憶もあまり思い出さないようにしていただけに強烈でしばらくぼーっとしてました。
テープはそのまま捨てたけど、思い出した記憶は自分の良いように変えておいておく事にしました。
それにしても人前で歌うのは昔から苦手だったはずなのに、よく歌ったもんだとちょっと笑えた。

忘れられない歌も忘れた歌もたくさんの思い出と一緒にあったかもしれない。
今音楽をテープで聞くことはなくなったけれど、まだうちのデッキは現役です。
毎日毎日、落語のテープをテープにダビングする日々・・・とうとうデッキが壊れました。
最近売ってないのね、ダブルカセットのデッキ。
今はあまり見ることのない無骨なデザインのそれは、和室のあたしの部屋に昭和の懐古的な雰囲気をかもし出しています。

忘れられない思い出の曲ってありますか?
最初に買った音楽はなんですか?

あたしが一番最初に買ってもらったのはレコードでピンクレディーの「UFO」だったらしいです。
自分で最初にかったのは多分荒井由美のレコードだった気がするのですが、なんだったのかは覚えてないんですよねぇ。

声をかけたかったあの日

2005-05-24 | 日々の種
佇んでいる姿が
あまりにも眩しくて
しばらく見ていた日があります


いつもかわいいぞ。おとうとくん♪


中学生くらいだったろうか、夜気がついたら雨が降っていた。
雨宿りに電話ボックスへ向かうと先客。
冷たい雨の雫が髪からぽたぽたと流れていた。
ボックスから出てきたお兄さんはあたしの手に傘を握らせて
「使いなよ」
そのまま走っていってしまった。

ある日電車の中、ランドセルを背負った子。
顔色が悪い。
座らせようかと思ったとたんに彼女は倒れた。
気持ちが悪かったんだろう。
周りの人と汚れた顔と服を拭き、床を掃除。
小一時間、一緒にベンチで休んでた。

帰宅途中の電車の中、斜め前の女性がいきなり座り込んだ。
「どうしました?」
「次の駅で降りましょう」
みんなで抱えて降ろす。
車掌室まで運んで休憩。
汗を拭きながら安堵の表情。

書類をなくした男性も、財布を落とした子供も、コンタクトをなくした女性も、困った顔をしているから。
都会だってつめたい訳ぢゃない。
時間がある人は快く助ける。
人のためとは言うけれど、結局は自分の気持ちもいいからぢゃん。あたしはそれでいいと思う。

先日夜酔っ払って帰宅途中の駅。
階段をよちよちと下りてくる初老のサラリーマン。
顔はへべれけで真っ赤だけれどものすごく怖い形相。
あたしの顔を見るなり自分の一物をズボンの上からがっと握り締め

「あ・・・・あ。あぁぁっつ。あぁぁぁ・・・・ん・・・」

え。それってなんかのプレイですか?痴漢行為ですか?
どれだけ我慢していたのでしょう。
見る見るうちにズボンはもちろん靴まで・・・ぬれておりました。湯気を立てて・・・・

「トイレ。後3mだったのにね」

うなだれるおじさん。
ごめんね、ほおって置いて欲しかったかな。
あの後おじさんはどうやって家に帰ったんでしょう。
終電車の出た後の閑散としたホーム。
酔っ払ったオンナに我慢の出来なかったほとばしりの声を聴かれた上に、駄目押しの一言。
ズボンをぬらしたおじさんがどのようにして帰ったのかちょっと気になってみたりします。

「お手洗いは我慢せず済ませておきましょう」

明日はわが身のような気がして怖い・・・・
ただ、そんなときは助けないで欲しい気がします。

風に流れる髪にも

2005-05-23 | 日々の種
いきなり髪を撫でるから、柄にもなく胸が鳴った。
怪訝そうな顔に
「いや、綺麗だったから」

髪も身体も丈夫なんです。
だからすぐに復活するんですよ。

だから。
何も気にすることはないんですよ。


最近ネタもないし、ちくっと自分のやることに疑問もあり、将来のこととかも考えつつ・・・
後押しが欲しいのもあり。やっぱりネタになるなと・・・

先日、とうとう『手相』を見てもらいました。
新宿の小田急の前。待ち合わせの人や選挙の演説。人、人、人・・・
恥ずかしいとか言ってられないし、もうあたって砕けろな気分。

小さい椅子に座らされ、生年月日と血液型を伝える。

昭和51年2月24日 A型
手の裏表を見せる。

第一声は

「あっらぁ・・・・・あなた・・・・あらぁ・・・・」

えっと。不安なんですが。
「貴女はね資格が要る仕事、自分だけで出来る仕事につきなさい」
「生命線を抜ける運命線。とことんやる意思が強いわね。頑固ですよ」
「丈夫ですねぇ。何があっても回復できる生命力があります」
「感性で感じたことを大切にします。感情に流されずにそれを考えることが出来ます」
「親を大事にしますが、自立の線が強いので家を出ます」
「一生涯の仕事を得ます。そして成功するでしょう

え・・・そんなことがわかるんですか?

「結婚は出来ます。するとしたら、1,2年後がいいでしょう。いい出会いは今年の12月ですね」
「離婚線があります。ただ、これはもっと若いときに体験しているはずですが、離婚暦はありますか?」・・・・ど・・・どき。無いですが、同棲してましたけどね。
「子供は出来ますよ。あなた子宮も丈夫ですね。1人ないし、2人は産めます」・・・・どきどき。って子宮までわかるんですか?
「相手を立てることはできますが、甘えてくれる人でないと自分の存在意義に不安を感じます」・・・どきいぃん。
「恋愛に対しては飽きっぽくて、短気だけど、溜め込みます。そしてわがままで頑固ですね。それが亀裂の原因になりかねないので注意してください」・・・・・どきぃぃぃぃん!
「運命線がすごく強い。専業主婦は向きません。貴女の運が強すぎて、相手の運を上げます。相手はそれで貴女を必要としなくなる可能性があります」・・・・ぐぉぉぉ。はぁ、はぁ・・・水を1杯所望したい・・・

手相、怖くなってきた。
「相手は年上がいいでしょう。下なら10歳下くらいまでならうまく行きますよ」
「相性がいいのはS43,S46,S47,S50,S52,S56,S58ですね」

あのう・・・知り合った人が何年生まれだかあんまり気にしたことないんですが・・・
そしてね。今日はね、

「仕事」

のことを聞きにきたのよ;;
ここまで『恋愛』についてがっつりと自分を再認識したことはなかったし、今認識したくなかったかもしれません。

「あの。おいら、やりたい事があるんですけど、それを本職にしていいと思いますか?」
「好いですよ。貴女はとことんまで遣り通す体力と、気力と運があります。そして周囲の人に恵まれています
周囲の人をよい方向に引っ張っていく力があります。
成功するための困難は乗り越えられると思いますよ」

ほ。ほっとしたよ。

「そうですね。貴女はよい相手がいればその人を幸せにすることは出来ます。
が、
一人でも生きていけますよ

・・・・・うぃ。了解いたしました。
なんだかよくわかりませんが、¥3,000にて

・運が強い
・身体は丈夫
・仕事は成功する
・結婚は出来る
・一人で生きていける

の5つはわかったわけです。
そして、

・飽きっぽい
・短気
・わがままで頑固
・溜め込みやすい
・捨てられ体質

の5つも再認識したわけです。
あたしの明日はどっちなんだ。
で、運が強いって言うけれど「くじ運」はまったくないんですが・・・それってどうよ。

愛の瘡蓋

2005-05-22 | 日々の種
治りかけの傷が疼くから
目をつむってもわかるから
なぞってみた

そこにあったはずの傷は固い膜に覆われて
全ての刺激からの擁護を受ける

もうはがしてもいいですか
きっとそこに傷はない
もう血は流れることもない
痕だけを残して
傷を忘れないで

もう痛くないから



あくあどすぇ。
今日は・・・暗くて長いです。気分は明るいです。
話が暗いので、ココロが弱っている方は読まないで下さい

あたしは病院が嫌いです。臭いも音も色も苦手です。
清潔さをだしたような色合いが冷たく感じると息苦しくなります。
4年前、ぱぱんの喉に異物が発見されました。
小豆くらいの大きさの癌。
早期発見♪早速日頃お世話になっていた先生に連絡しました。
入院までの間、ぱぱんとままんは良く出かけていました。
それまでの人生。ぱぱんは仕事人間でした。
自分で会社を立ち上げ、昼も夜も休日もなく家に居ることはほとんどありませんでした。
そんなぱぱんが仕事を少し人に任せ、2人で川に釣りに行ったり、上野まで散歩に行ったり。
2人の時間を紡いでいました。
一つ一つ何かをなぞるように。

冬の寒い時期、彼は入院をしました。ベッドでお見舞いに持って来てくれた花をスケッチするのが楽しそうでした。
彼の入院は親戚には内緒のもので、ままんも私もそれがいいだろうと、退院したら祖母の家に報告に行こうと思っていました。
入院中、たくさんの人がお見舞いに来てままんと私は交代で病院に通っていました。
手術は長時間にわたるもので、仕事で遅くなった私に代わりぱぱんの親友とままんがついていました。
手術は成功。
リハビリの日々、気持ちが悪いとしゃべれない声で伝えながらも周りが支えてくれていた。
ただ、ここからはあっという間の泥沼のぬかるみ。
血管を傷つけていたところからの出血が止まらない。
再手術とメンタル面のケアのなさ。
心無い言葉が彼の希望を消していく。

「もう、だめかもね」

どちらからともなくそんな言葉が出ていた。
親戚に知らせたら、もう彼は自分が長くないと思ってしまう。
そんな考えは間違ってなかった。
親戚が会いにきたときの彼の表情は、嫌なものを見るように淡々としていた。
知らせなかったことを責められ続けた。
祖母だけは近くについていてくれた。
排血の生臭さと排泄物の臭いのする部屋。あちらこちらから聞こえる器具のビープ音。
簡素な色の箱の中はどろどろとした空気で充満していた。

それでも、毎日のように通った。仕事終り、休日、当時の彼も送ってくれていた。
やせ細って明日の見えない父の姿を彼に見せることは出来なかった。
父のプライド、威厳のある姿をそのままにしてあげたかったのは私の傲慢さだったと思う。

朝、出社しパソコンの電源を上げる。
なった携帯からは「今日、乗り切れないかも」
前日も心肺停止。担当医、看護士の方の処置で取り留めたものの、夜会いに行き覚悟が出来ていた。

と思っていた。

病院に着き、親戚が見に来ると静かに命が消えそうな状況。
「長くかかりそうだね」
親戚のその言葉はなんだったんだろう。そして彼らは病院を後にした。
残ったのは、ばぁばとままんとわたし。
交代でモニターを見ていた。

病院につき、そこから7時間。最後の1時間は。
心肺停止の警告の音と激しく揺れ動くモニターのグラフ。
とめどなく流れるどす黒い血を吹き、瞳を見開き痙攣する人を押さえつけていた。

「がんばって」とは言えなかった。
ただ「おとうさん」と繰り返すしか出来なかった。
もう、その状況をままんに見せたくはなかった。

「もう、お願いだから。 死んでください」

そう頭の中で叫んだのが聞こえたのか。
まっすぐになったモニターの線と、一定の乾いたアラーム音。
喪失感よりも終わったんだと言う気持ちでしかなかった。
涙をながすばぁばとままんを見て自分のやるべき事を考えていた。

親戚、知り合い、会社への連絡。病院との話し合い。ぱぱんの会社の人と葬儀屋さんとの打ち合わせ。
それを機械的にこなしていった。
ままんは白い帷子を縫っていた。
親戚よりも何よりもぱぱんの友達、会社の方々、部下の方、全ての人が守ってくれていた。
あたしはずっと笑っていた。
頭の中で叫んだ言葉を繰り返しながら。
ぱぱんの親友も笑ってくれていた。

「彼が望んでいることだと思うから」

ままんを支え、笑って送り出してくれた。
そんな姿を親戚は怒ったけれど、血の繋がった他人にはわからないことなんだと思っていた。
あたしは笑おう。ままんに泣いてもらおう。

「心配しなくていいから」

そんな気持ちで居たら、その日から悲しいときに泣けなくなった。
病院で働く人たちの気持ち。担当医の人の生活。看護士さんの表情。
いろんなことが重なって半年のあっという間の病院生活。
思い出すのが怖くて苦しくて病院が嫌いになってしまった。
たくさん助けてくれてありがとうと今は思う。
そろそろ病院にもいけそうな気がします。
泣くこともできるようになりました。

ごめんなさいとありがとうを繰り返して生きています。
毎日笑ってます。そしてちゃんと泣きます。
暗い話をすみません。読んでくれてありがとうです。
あたしは優しい訳ぢゃない。強くもないし、いい子でもない。
だからせめて痕を見て忘れないように瘡蓋をはがして傷を残す。

最近ほんとに良く涙が出る。
今までの分を取り戻すかのごとく。
ただ・・・コントロールが出来ない(笑)
しばらく泣いてなかったから、コントロール方法を忘れてしまったらしい。
少し、練習が必要かも。
だけど必要以上にいぢめないでね♪

人生泣いて笑って転がって、もがいて足掻いて、酔っ払って立ち上がって、喜んで。
感情の表現が出来るんだから・・・
出せる感情全て全力でだして行こうかな。

まぁ・・・ただのうるさい奴だったりしますけどね(笑)

僕の彼女を紹介します

2005-05-21 | 日々の種
僕の彼女はかわいい。
風になびく髪も。
コートの裾を押さえるその手も。
そしてすらりと伸びた脚。
はためくスカート、全てがかわいい。

煙草をくわえたその唇に
僕の唇を合わせたい。


Windy♪


おいらのコレクション。増えました♪
気分に合わせて結構変えてしまうんです。Zippo。
一番最初に会った彼女に一目惚れでした。
その一目惚れの彼女を2回かな。失くしました。
おんなじ子にまた告白してもう7年くらいの付き合いになります。
浮気はしますが、彼女の魅力はやっぱり変わりません。


クリックすると違う子が見えます。

今日はどの子を連れて行こうかな♪
カジュアルな服のときは色のついた子。
落ち着いた服のときはプラチナシルバーの子。
ライブに行くときはゴールドの子。
夜ののみにはダークブラックの子。
ダーツに行くときはもちろん一緒にダーツWindy。

病気のときは・・・ナースのコスプレWindy♪

ってか・・・病気のときくらい煙草吸うなって感じですね。

眠れない夜を数えて

2005-05-20 | 日々の種
また、今夜も眠れない。
抜こう。
すっきりするから。

鏡の前に座り、ゆっくりとあわせ目を開く。
柔肌を守る茂みを見つめる。
道具は一つだけ。
静かに息を吐いた。




むだ毛抜き♪


薄毛なんでね、あんまり生えてないけれど・・・
脇も足も毛抜きが好き。

明日はどんな日になるんだろう。
今日はどんな日だったろう。
頭の中で必ず「おやすみなさい」を言ってから寝るようにしている。
心が揺り動かされていても、悲しくても、明日は来るから。
久しぶりによい漫画を読みました。

榎本ナリコ「センチメントの季節」
昔から彼女の感性は好きでしたし、連載中も読んでましたが文庫版を買ってみました。
同人作家の野火ノビタというとわかる人もいるのかな。
きっと機会があれば書くと思います。

彼女の漫画で「歌集」というのがある。
歌謡曲や、短歌、詩など「歌」にまつわる物語をあつめた短編集。

ブログ界でいうと今はお休みをしているけれど、あたしの愛する紗雪ちゃんの『紗雪のいろはうた』のような感じ。

青かった時代の何気ないことは、もう取り戻すことの出来ない感覚で、
新雪を歩くのは歩きにくいけれど、踏み入れたくて、だけど汚したくなくて、それでも前にすすまなくてはいけなくて・・・
そんな気持ちを思い出すような(わかりにくいか)漫画です。
なかなかよかった♪

あたしの好きな言葉のなかに『あしたあしたが来る』という歌がある。
さねよしいさ子の「あしたあしたが来る」。
興味があったら検索してみてください。歌詞がどこかにあります。

その中のに


君と会うとうれしい 胸がうれしい
君が去ってまどろむ きれいにまどろむ
仲良くなりたい
あした あしたが来る 鏡ながめ確かめ眠る


という歌詞がある。
♪著作権はさねよしいさ子さんとレコード会社にあるんだろうな。
しちゃいけないんだけど・・・ごめんなさい。

愛に触れるのは怖い。夢を追うのもまた同じ。

会社のロッカールームの噂話。自分の恋は実らなかったことを知る。
だけど、いいお天気でみんなに降り注いでる。
毎日のたくさんの繰り返しと ひなたぼっこがしあわせで。
そんな詩を綴った彼女の『ひなたぼっこ』。

いる意味のない人なんていない。
別にきれい事ぢゃない。意味がないって思ったらみんななくなっちゃうし。
なかったないで、なんか出来ることあるんだと思う。
みんながあたしに教えてくれたことだから。
ここもおんなじ。ただ、読みたくなければ読まなければいい。
ブログはその人の部屋だと思う。
いつでも扉は開いていて、入るも出るも、覗くも自由。
閉めるのも自由。
閉まった扉は寂しいけれど、せめて笑顔で送り出せるように繋がっていたい。
黙って行ってしまわないでって思う。もっと寂しいから。

君と会うとうれしい
あたしが出会った、すべての人へ。

まずは仲良くしてください♪

薔薇の紐であたしを縛って

2005-05-19 | 日々の種
人肌が欲しい。。。
あたしの身体の中に入り込む人肌


ぬる燗で呑みたい。
暑い一日でした。冷が美味しそうですが、こいう日はぬる燗が身体に沁みて好き。
今日はものすごく忙しく、お使いから帰ってきたら19時でした;;
都内を一周したような気分です。

働くのは好き。いろんな経験をして、たくさんの人と関り合って、それが自分の身になる気がするから好き。
一方、働くことに向かない友達もいる。
人当たりもいいけれど、仕事が続かない。楽をして金になるんだったら何でもすると言っていた。
何年前だろう。
一本の電話。
友「俺、彼女できた。彼女と一緒に暮らしてる」
あ「同棲?あんた、追い出されないようにしなよー(笑)」
そんな始まりだった気がする。

友「仕事はしてない。
あ「それって・・・ヒモ?」

彼の性格は知っていた。家庭の事情もあり、親ともうまくいっていない。
仕事も続かない。ただ、尽くす人だった。
元ホスト。でも、指名もとれずクビ。働くのが嫌と言うよりも、
上司とうまくいかないのは本人も良くわかってた。
考えが甘い。
それでも、そこを追い出されたら後はない気がして不安だった。

あ「捨てられんなよー(笑)」
友「おう。がんばってみるよ」

半年たち、また話す機会があった。
まだヒモ生活は続いているらしかったが、よくよく聞いてみると。

夜は彼女が帰ってくるまで起きていて、朝は彼女が起きる前に食事を作り、
起こし、弁当を持たせ、掃除に洗濯、アイロンがけ、買い物を済ます。
ちょっとした縫い物も出来るようになったらしい。
おまけに、風呂の後にはマッサージ、求められれば夜の営み。


楽しみといえば、彼女が帰ってくるまでは発泡酒を呑みながら自分の好きなテレビを観る事ができる・・・

それってヒモというより『専業主夫』ですよ。
お小遣いも家を出る事も少ないので一日500円らしい。
煙草代と酒代くらいかなと笑っていた。
それでも節約をして、誕生日には花を買うんだと。
ちょっと悲しいのは今はもう慣れたけれど、最初は買い物に行く時恥ずかしかったらしい。
いろんな噂をされたと言っていた。
専業主婦とヒモの違いと比べては申し訳ないけれど、結婚という形をとらず、オトコが主婦業をしているだけと考えたらなんもおかしなことはなく。
逆らうことも出来ない、意見を述べることもあまりできずに居るのは、なんか悲しい。

お互いがそれで好いならいいけどね。

と、言うと
「向こうにオトコが出来たら捨てられる。
今の生活は自分に向いているから。
だったら、自分に出来ることを精いっぱいするだけなんだよね」
と笑っていた。

仕事と家事。

向いているほうがすればいいし、それで暮らしていけるなら好いぢゃないか。
売れたとしても身体を張って、身を削って女性に尽くし、楽しませるホスト。
彼は彼女専属のホストになったんだろうな。
指名ナンバーワンですわ。
ちょっとあきれたこともあるけれど、彼の居場所がそこにあるならそれでいいかとも思った。
連絡を取らなくなり、そして取れなくなったけれど、
変わらずに今度は「ヒモ」ではなく『専業主夫』で居てくれたらいいなと思う。

彼の夢は
「自分と奥さんと自分の子供と仲良く休日にピクニックに行くこと」

酔っ払って照れながら言っていたけれど、叶っていればいいとおもう。
現実はそんなに甘くない。
わかっているけれど、それを願うのは悪くないと思う。
ピクニック日和だなぁと思った今日の外出。

ふっと思い出してみた。

灼熱の微熱

2005-05-18 | 日々の種
「またね」の言葉を待っているのは私の自由。
待つのをやめるのもあたしの自由。
学習能力がないのがあたしの罪。
貴方には義務も罪も責任もない。

ガラスケースに並ぶ食品サンプルを見るのが好きな子供でした。
いつか本物になると思ってました。
スパゲティを絡めたフォークが浮いているのは、本物になる直前のような気がしていました。

宙に浮かんだ蛇口から水がどんどん出ているのが不思議でした。
その水が何処から沸いてくるのかわかりませんでした。
何時間も眺めてました。
実は水ぢゃないのかもしれないと触って怒られたこともあります。

床屋さんのサインポールが好きでした。
見ていると、どんどん上に吸い込まれていって後から後からとめどなく湧き上がって来る。
上に行ったのは何処に行くんだろうって上を見ていると今度はどんどん下に吸い込まれて行ってるように見えてくる。
ん?需要と供給??

仕組みがわかるまで相当長い年月かかりました。
目の錯覚ね。そいうことなのね。

頭があまりよろしくないのです。長い時間考えているとどんどん自分の考えがわからなくなってくるのです。
結論が出ないことを考えているとなんか悲しくなってくるのです。
なのであまり考えない。そう、だからあまり頭が良くならない。

ここ1ヶ月、結論の出ないことばかりをぐるぐると考えて来ました。
仕事のこともきっちきちで結論は出ないし。
自分のこともね。めいっぱい考えすぎたら気持ち悪くなった(笑)
数日前ふっとそれが片付いたら、ほっとしたのかその日一日熱が出た。

風邪かと思ったけど違ったみたい。次の日はけろりとしてた。
39度近くの熱は久しぶりで、残業で10時近くまで仕事してたらなんだか気持ちが良くなっちゃって、
自分これでよかったんだなぁって。次の日はいつになく爽やかで、なんか新しい気持ちがした。
何も変わらない毎日だけど、毎日が新しくて楽しい。このまんま変わらずにいられたらいいのに。

ただ・・・最近肌の調子がね。
あぁ、よる年波には勝てないのか。コラーゲンやら何やらのんでちょっとあがいてみようと思います。

舌先で舐って

2005-05-17 | 日々の種
貴方は壊れ物を扱うかのようにあたしを寝かせる。
あたしの身体、貴方好みかしら。
真っ白な肌の弾力を確かめるように触る。
そうやって端から責めていく癖。変わらない。
いつもより多めに流れ出る潤いを肌にまとわりつかせながら。
だけど、今日の貴方はちょっと乱暴で大胆。

あ・・・だめ。。。そこは弱いの。

ぷっくりとした膨らみの端を貴方は不意につるっと撫でた。

やぁぁあ。あ。。

薄皮をむくように触れるから、肌がふるっと震えるのがわかる。
蜜を隠したその場所が、身体が、その姿を保っていられるのも時間の問題。

もう、だめ・・・壊れちゃいそう。

静かに垂れていく蜜に限界を感じたのか、貴方は入れやすいように手を添えて

あたしをしゃぶった。

くちゅくちゅと音がするくらいねっとりと絡みつく舌。
もう全部吸い尽くして。こぼさないで。貴方のおくちでかき混ぜて。
お願い・・・あ。食べつくして。。。。







めだま焼き
半熟、固焼き、塩に胡椒、醤油にソース。ケチャップ、マヨネーズ・・・・
貴方好みでた・べ・て♪

おいらは半熟に塩胡椒かなぁ。

☆TB☆
フジコの黄色い部屋 :エロい文章を書いてみる。
BLOG STATION : 甘美なひととき

★なんか・・・触発され(笑)新しく書いてみました。
えぇ、皆様より生々しくって;;ほんとごめんなさい;;★