Three frogs which smile.

酒飲みは奴豆腐にさも似たり
初め四角であとは ぐずぐず

遊びっぱなしですみません

2004-11-17 | 芝居
記録といってはなんなのですが、
これもやっぱり大事なもので・・・

10月30日(土)
ピープルシアター
パンタグレーズ ~哀しみのヴォードヴィル~
池袋東京芸術劇場

大好きな俳優さんが出ているので池袋まで。
池袋演芸場を横目に見て劇場入り。

「今日はなんていい日和なのだ」
(あっているかな・・・ちがうかな・・・)
主人公の男パンタグレーズが朝目覚めて一言この言葉を言ったがために
革命が起こってしまう。
重圧をうけて暮らしている人たちが、彼の言葉に後押しされて、
彼の何気ない一言に希望を見出し、銃を手に戦う。
何も知らないパンタグレーズはそれに翻弄されつつも、恋をし、
失い、去っていく。
また、革命を起こした人も捕らわれ殺されていく。
コミカルな部分もあり、ダンスもあり、歌もある。

ただ、ココロから楽しめる芝居ではなかったなぁ。
最後結局はこの現在生きている世界でも迫害や争いや、餓え、差別があるわけで。
ハッピーエンディングにはたぶんならない。
きっと生きているすべての人が何かに気がつかないと永遠に終わらない。

伝えたいことが重過ぎて少しあたしにはきつい。
救われたのはあたしの好きな俳優さん。
ダンスを踊ると必ず遅れる。
終わったあと話をすると

・・・・やっぱりねぇ・・・・

今度は軽めのを誘っていただきたいっす。

11月13日(土)
タイプス第17回公演 『いつか見た男達』
THEATER V AKASAKA

これも仲の良い女優さんが出演。
ダブルキャストなので私が見た回は台詞無し。
でも、愛嬌がある顔で芝居。

昭和が舞台。
連れ子や捨て子や死刑囚の子・・・そのほかにもいろんなつらい
生い立ちを持った子供5人が結束してできた「北関東逆境会」。
そこに入りたい普通の子ハチロウ。

大人になってそれぞれの道を逆境をばねに生きてきた5人の前にハチロウが現れる。
「島にいってみんなでまた楽しくやろう!」
その言葉に最初は訝しがるもそれぞれ、魅力的な言葉に誘われてハチロウと一緒に
島を目指そうとする。

でも、現実生きてみて「北関東逆境会」は過去。
5人は今の幸せをそれぞれ見つけ逆境に打ち勝つ。
ただ一人普通の子ハチロウは過去に縛られ取り残される。

主役6人+1人、この7人の男達。
殆どずっと上半身裸。
後ろにひとりづつ「い」「つ」「か」「見」・・・
と文字が書いてある。
ダンスも多いし、間合いもいいし、テンポ良く進んでいく。
久しぶりに短かったなぁと思うようなお芝居でした。
構成もよいのでしょう。
随所に笑いがこめられていて、あきさせません。

ただね・・・
難をいうと古いんですよ。
昭和56年が舞台。
出てくるものや事柄、人の名前が古い。
実際にそのころ20代くらいだった方はもう大爆笑なのですが、
もすこし低年齢になってくるとまったくついていってない。

そして、

上半身裸の理由はなんなのだ。
すっごい鍛え抜かれた男の筋肉がもう、汗まみれで舞台上を動きまくるのです。

ちょっと酔いました。

この芝居結局見た後は何を伝えたいのかがわからず、友達に聞いてしまいました。
だってねぇ・・・
しばらくの間裸体が目の前をちらついて。

いや、良いものを(芝居ね)見せていただきました。

オトコは狼なのよ

2004-10-16 | 芝居
昨日は大好きな劇団の第14回公演RootBeersを観に高円寺まで。

すんげぇ・・・
すんげぇおもしろいよぉ。
LAのコリアンモーテルが舞台になってます。
女優Qちゃんが韓国人のモーテルのオンナ店主になっているのだけどね。
そっくりなんですよ。

よくいく韓国居酒屋のママに。
ハングル交じりの日本語が、心地よくって。
まだ24日までやってるのであらすじはいえないのですが、ちょっと泣いてしまいました。
だけど、KAKUTAの芝居は間が良くってものすごい笑えるんです。

まぁ、他の劇団のお手伝いをしているので褒めちぎりと宣伝はこれくらいにします。。。

最近気になることがあるんです。
それは
「わいるどなサラリーマンの服装」
・シャツは白か濃い目。
・中にアンダーシャツは着ない。
・ネクタイはしないでボタンは2つはあけている。
・袖のボタンははめない。

極めつけは

・ジャケットからシャツの袖口が2cm以上出ている。

何でシャツは大き目を選択するのだろう。

そのねずみ 大きいか?! 小さいか?!

2004-08-30 | 芝居
お友達が公演をするというので南阿佐ヶ谷まで。

TYPES ACTOR'S GYM Presents #1
'04年4月にスタートしたACTOR'S GYMというワークショップのの第一回公演らしい。
1. 『リディチェからの花々』  作|マリオ・フラッティ 演出|新本一馬
2. 『改札口』         作|筒井康隆      演出|新本一馬
3. 『情報』          作|筒井康隆      演出|新本一馬
4. 『金曜のベンチ』      作|マリオ・フラッティ 演出|石山雄大

の4作品のオムニバス。

1はナチスドイツにとらわれたポーランド人の娘たちの心の葛藤と復讐。
2は些細なことから因縁をつけられた不幸な男の出来事。
3は重大な情報を守る諜報部員の話。
4は男と赤ん坊と二人の女の話。

1,2はテーマが重いだけにだらだらの長いせりふはとてもつらい。
特に「改札口」。
もうテーマが見えないために、ただの「いじめ」を見なくてはいけない状況。
ちょっと気分が悪くなり、めまいが。
不条理なことがあるのはわかるんです。
それにしても意味が見えない。これはきつかったっす。

3はコミカル調で見やすくメリハリが利いていてすき。
ただ、その前の2作から笑いのスイッチが入らず・・・
仲のよいお友達なので贔屓目もあるのかもしれませんが、格段に芝居に色がついてきたなぁ。

そのまま4に行ってしまったのですごいよかったなぁとは思えませんでしたが、
4の女優さんの声と表情が絶妙。
以前から知っている方ですが、うまくなってるんだなぁと感動。

役者さんが悪いのではなく取ったテーマが一致してなかったように思うなぁ。
彼女たちを見ることができたのでまぁ、いっか。って感じでした。

家に帰って昨日購入した金馬師匠の「薮入り」「堪忍袋」をかけながらアイロンかけ。
もう、泣きまくり笑いまくりです。
志ん朝師匠の「高田の馬場」「甲府い」はやっぱり途中で挫折。
蝦蟇の油の口上で号泣。まだまだリハビリが必要みたい。

この薮入りというお話。
丁稚奉公に行った息子が薮入りの日に帰ってきます。
何日も前からおとっつぁん、おっかさんは息子のために好きなものを食べさせよう、
どこそこにつれてってやろう、あれしてやろう、これしてやろうと思い巡らせる。
ついに来た薮入りの日、息子が手をついて無沙汰の侘びと挨拶をする。
その、立派になった姿にもうおとっつぁん涙で眼も開かなければ口もきけない。

息子が風呂に行った折、ふと財布を見ると大金が入ってる。
こんな大金きっと悪いことをしたに違いない。
帰ってきた息子を泣いてとっちめる。
すると泣きじゃくる息子がわけを話す。
昔はねずみを捕まえると国がお金をくれたらしい。
それをこつこつと貯めて主人に預けておいた。
その金を薮入りで両親に孝行しろと主人が渡してくれたという。

それを聞いたおとっつぁん
「これからも ご主人さんを大切にしろぉ、
これもやっぱりチュウ(忠)のおかげ」

いぃぃぃい噺なん。
無償の愛なん。
先代の金馬師匠のお顔からは想像もつかないような(失礼!)かぁいらしい声がすきだなぁ。
芝居のテーマがとても人のココロの闇を描いた感じが強かったので、この噺はほぐれました。
素直に好きだなぁって思うです。
悪いことばかりぢゃないと思うんです。

タイトルの答え--------------------
ねずみを捕まえた男が友達に
男「大きいねずみを捕まえたんだよ」
友「どらどら?んー、ちいせぇよ」
男「いや、大きいよ」
友「ちいさいよ」

大きい!小さい!大きい!小さい!
間に挟まれたねずみが一言

   「ちゅぅ・・・」
            志ん生師匠の小噺から。
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忘れられるものならば

2004-08-19 | 芝居
会社が終わってまたKAKUTAの朗読の夜Vol2「女の夜」へ。
今日はプログラムA。

Aのテーマは『春~夏』
読み物は「神様」「離さない」「おめでとう」。

Bとはちょっと違ってほのぼのとした中に不思議さがあって和む。
個人的には「草上の昼食」が好き。
幸せな気持ちが二人の間に生まれてにじみ出る時が見えそうで。

AB通してやっぱり「おめでとう」いいなぁ。
待つオンナを見つめる眼は嘘がなく、暖かくて優しい。

どんなに心のつながりがあったとしても永遠はないとあたしは思う。
人の言葉は蝋に灯した炎だ。
時間とともに薄れ消えていくんだ。
ただ、言葉は覚えていなくてもそのときに感じた想いをなくすことは難しい。
待ち続け、知って欲しいと思う感情を読まれることのないであろう日記に書き綴るオンナ。
おめでとうと言ったときの二人の間には確かにあった結ばれたココロは、
忘れてしまうにはあまりにも悲しく、忘れてしまわなければ生きていくにはつらすぎる。

ほとんど人が居ない生活を送りあなたを待つ。
もしかしたら戻ってくるかもしれないからあなたを待つ。

いろんなものを背負って捨てて吐き出して蓄積して生きていくん。
そして背負わせて拾わせて吸い込んで押し付けて生きていくん。
お互いさまなんだわ。

思い出を糧として生きるのもまたひとつの選択肢だと思います。
ただ、あたしはそれでは前には進めない。
もっともっとと欲張りな自分にはそれはただのおやつに過ぎないんです。
たまには頂きます。
おいしい思い出だけを選りすぐって。
それはただの過去で今ではないんですよ。
過去の幸せの中に漂うのはもったいないと思うんです。
自分が居るのは今でしょう。
今を作らなくてどうするんでしょう。
非情だ、無情だ、強欲だとよく言われるけどさ。
恨まれて、憎まれて、嫌われてもいいや。
自分の気持ちに正直にあたしは活きたい。

わすれれられるものならば
もうふるいゆめなどみない

誰の歌だったでしょうか。
そんな思い出を大切にしているあたし。
忘れないでいたりする。それもあたし。

してもいいかも

2004-08-18 | 芝居
昨日はほんとぞっこん惚れている女優さんが所属しているKAKUTAの朗読の夜Vol2「女の夜」へ。

今回は読本を川上弘美氏の「おめでとう」と「神様」の中から。
そして女優麻生美代子さん(サザエさんのフネさんの声の方でもあるの)を迎えてとあってもう嬉しすぎ。

プログラムはABに分かれていて昨日はBプログラム。

テーマが『夏~秋』で
読み物が 「草上の昼食」「川」「ぽたん」「おめでとう」。

これがまた麻生さんの声、動き、表情、間ほんと素敵なん。
愛した人を待つオンナ。
ずっとずっと待つオンナ。
背中を追い、 好きな人のために自分の気持ちをおさえて止まる。
伝えたいことがあったのにの気持ちを間で消す。
鳥肌!

お互いに気持ちは通じ合っていて大切にし合っているのに一緒に居ることが出来ない。
この時間、この気持ち、お互いの中で結ばれたココロの暖かさは二度と来ることはないのか。
お互いの関係の距離を縮めていく怖さ、楽しさ、踏み出せたときの安堵。

小屋がものすごく暑かったんですよ。熱気と湿気で。
お客様もたくさん入っていて密着度高いんです。
だけど雨のシーンは肌寒く感じるくらいの緊迫感。

ココロに染みました。
恋や愛の色が優しいん。
情熱的なんだけど静かなの。
優しく淡いんだけど熱いの。
暖かく強く結ばれているのにはかないの。

冷たく閉ざされた氷の塊の中で消えずにゆっくりと燃える炎。
実際には出来ないことでしょうが、あたしの感性で見るとそんな愛の形。

またあたしの大好きな女優さんQちゃんの声がいいんだわ。
透き通るようなとか鈴の鳴るようなとかそんな声ぢゃないんです。
津軽三味線や人形浄瑠璃の三味線のような芯を通した声なんです。
そういうと野太そうなと思うかもしれませんが、
女性の繊細さと強さを兼ね備えたいぃぃぃい声なん。
声を落としてもよく通り、流れが穏やかな波のようで心地よかったなぁ。
いちばん切なくなりました。

愛の形いろいろですわね。
あたしにはものすごくめんどくさく感じたり、目を背けたくなったりすることがあります。
だけどとても美しく素敵で幸せでこの上ない輝きがあるのではないかとも思うのです。
ちょとおなかいっぱい感があります。
(この時点でおかしいのか。あたし)

要らない訳ではないけれど身の程知らずな気がするのも事実です。

恋なら楽しいかもしれませんね。
切なくなったり、楽しかったり、嬉しかったり、淋しかったり。
恋なら。
恋ならしてもいいかも知れないなぁと思ってみたりするだけでなんの変化もないのもまたそれはそれで楽しかったりします。
なるようになるさと思います。

今日も行くんです。プログラムAを聴きに。
裏のない愛や恋の気持ちは何もなくても幸せになります。

よいなぁと思う都都逸をひとつ。
「戀(こい)」という分析すれば 糸し糸しと言う心
どどいつどいどい。浮き世はさくさく。

HOT ROAD アトリエ公演だ!

2004-07-04 | 芝居
土曜日はわたしが制作のお手伝いをさせていただいている、
劇団 ホットロードのアトリエ公演で新中野まで。

短い間に1つの作品を仕上げると言うのは難しいんだなぁ。
というのが感想・・・・
一人一人いいところ、光るところはあるのですが
なにせつめが甘いような。
穴子じゃないので甘くなくてもよしですわ。
いや・・・ごめんなさい。
ボクシングをテーマにした作品だったのですが
一人一人のハングリーさがまったく見えず残念。
俳優さんたちの滑舌の悪さは変わらないんだよねぇ。
ふとしたときにいい顔になるのになぁ。
もっともっとこれからもがんばってほしいっす。
女優さんたちの目はすきだなぁ。
これからだね、みんな。

打ち上げに参加させてもらった。
来ていた俳優さんでものすごーく好きな人が来ていて
一緒に飲みたかったしうれしい。
その方と落語の噺で盛り上がる。
芝居をするのに落語からいろんなことを学んだと。
特に眼線、間のとり方とか。
その人の眼はいいんだなぁ。
「自分は脇役が好きなんです。一時、主役を食う脇役になるんです。食われたほうが悪いんです。」
その通りっす。
かっこいいわぁ。
もっともっと観たいなぁ。
声、芝居、目線、間。その人の芝居は脇役でスポットが当たって
なくても眼で追ってしまうんです。

ホットロードの役者さんたち!
がんばってね。ずっと応援してるから。

あ・・・カンパするの忘れちった。
ごめんね。

あたしをみつけて

2004-07-01 | 芝居
渋谷のル・デコに芝居を観に行く。
青☆組さんの 「七つめの星」
真ん中の畳のステージを両側から見下ろす形に客席が
作られている。
同じサークルで活動していたメンバーが卒業後も同じような
活動を一緒にしていくんだけど、どんどん自分の置かれている
状況が変化していってうまくいかなくなっていく。
そんななかで一人一人が自分に気がついて欲しい、
愛して欲しいと信号を送っているんだなぁという。

いやはや、ぐっと来ました。
今は見つけて欲しいとは思いませんが昔は
そう思った時期がありました。
今はその想いを自分の胸に置く体力がありませぬ。
人を愛するには体力が要ります。
人の気持ちを受け止めるにもそれが必要です。

愛もなく上っ面だけで寂しさを癒すのもありだと思います。
もっと寂しくなったりもしますが。
まぁあたしにはそんな相手が居るわけがなく。
幸い友人知人に恵まれ、芝居もあるし落語もあります。
すんごい寂しいなぁと思うこともなく(それはそれで問題だとも思う)
毎日精進しております。
さて今日は誰を誘ってどこに行こう!
上を向いて突き進むのみだぁ。

桟敷童子「カワイイ千里眼」

2004-06-21 | 芝居
大好きな女優さんが客演すると聞いて押上駅の方にある
倉庫まで。
いやー、丸太で組みあがったセットに無数の風車が回って
結構神秘的。
アングラって聞いてたけどそんなにコアな感じではないので
だいじょぶだった。
今まで彼女の役はおばあちゃんだったり、おばちゃん、
おじちゃん、きもったまねぇちゃんとちょっとコミカルな
役が多かったけど今回は女武将。
かっちょいいっす。ほれます。

花やしきの芝居にも出ていた人なのでたくさん見ることができて
うれしい。
芯の強い伸びのある感性をもった女性だなぁ。

あたしもそうありたい。
心機一転実家に戻ることになりました。
お金を貯めようっと。
旅行に行こう。
温泉に入るんだ。
どこがいいかなぁ。
強いやつになろう。本当に強い人になろう。

KAKUTA 「ムーンライトコースター」

2004-05-28 | 芝居
花やしきを借り切ってお芝居と言うので
浅草まで行く。
小さいころはしょっちゅう行ってたはずなのに
今はまったく足を踏み入れなかった町だなぁ。
おいしそうな赤提灯街をぬけてLet's花やしき。

やっぱKAKUTAはおもしろーい!
一人一人のキャラクターが生かされててパワフルで
テンポも良いし。
屋外ってこともあって声が張らない方は聞き取りにくいけど
ブロックごとに分かれてるし、いろんなお話を見ることが
できるし、役者さんも近い位置に居るから動きが大きくて
楽しい。

観ているとどこからともなくソースの香ばしい香りが。
舟和の芋ようかん食べながら観てたけど、明日は
弁当買っていこっと。

あぁ、写真撮ってくるのわすれたぁ。
---写真次の日撮ってきた。

座☆スティング「銀の空」

2004-05-26 | 芝居
パンプルムスにてお友達に誘われて観劇。
とても女優さんたちがエネルギッシュなお芝居だったなぁ。
俳優さんたちも味があって楽しめました。
くどくなくあっさりとした笑いへの持っていき方が
うまいなぁと思います。
途中役者さんたちのテンポが乱れてきた時もあったけど、
もちなおすし。
高台の見晴らしのいい家の前か、
ベランダって言うシチュエーションらしい
けど、あまりそうは見えなかったのが残念かなぁ。