「またね」
「遊びに行こうね」
「メールするね」
真に受けなくなったのはいつからだろう
制服を着たり、集団で行動したり、反抗してみたり、お付き合いをしてみたり。
意味の分からないことを強制されて、なんだか自分が自分でなくなってしまうような気持ちを描いた
西原理恵子の「はれた日は学校をやすんで」
正しいことってなんだろうって思う。
教えてもらったことも、自分で納得したことも、理解したこともたくさんあるけれど、苦しくても辛くても悩んだだけの答えは必ず出ると思うんだ。
自分の思春期って振り返ると懐かしいけれどやっぱり痛いな。
東京は先週大雪がふり、慣れない雪を溶かしきれずいまだ道端に黒ずみ凍って残っています。
そのかけらを蹴りながら歩くままん。
日陰の霜柱を踏みしだくおいら。
「たのしいねぇ」
小鳥がせわしなく鳴いている。葉を落とした楓の枝にさえずり飛び回る薄抹茶の鳥。
「メジロかねぇ」
「春だねぇ」
学校に行くままんと会社にいくおいらは同じバスに乗る。
歩いて5分のバス停から駅までの道のりはなかなか会えず、話すことも少ない二人の時間だったりします。
「あのさぁ、船の免許取りたいなぁ」
突拍子も無いことをいつもままんは言い出します。
「絶対嫌だからやめてね。第一維持費もかかるでしょう?何にのりたいの?」
「クルーザーとかヨットとか。漁船とか、ボートでもいい」
「必要ないでしょう?ままんにはね、バナナボートで充分ですよ」
「そういえば、最近バナナ食べてないなぁ・・・」
・・・今までの船の話はどうしたんだ、お前。
その日の帰りはバナナかって帰りましたよ。それもちょっとお高めスウィーティオ♪
あたしには一本もくれませんでしたが喜んでいただけたようでうれしゅうございます。
陽射が一日一日と暖かく風も弱まって、街路樹の枝にぷつぷつと膨らむ新しい息吹は歩く足を軽くしてくれます。
会社を休んでどこかに行きたいなって思います。
現実は厳しいけれど、朝も春も来るものです。
今週末は出かけてみようかな。
「遊びに行こうね」
「メールするね」
真に受けなくなったのはいつからだろう
制服を着たり、集団で行動したり、反抗してみたり、お付き合いをしてみたり。
意味の分からないことを強制されて、なんだか自分が自分でなくなってしまうような気持ちを描いた
西原理恵子の「はれた日は学校をやすんで」
正しいことってなんだろうって思う。
教えてもらったことも、自分で納得したことも、理解したこともたくさんあるけれど、苦しくても辛くても悩んだだけの答えは必ず出ると思うんだ。
自分の思春期って振り返ると懐かしいけれどやっぱり痛いな。
東京は先週大雪がふり、慣れない雪を溶かしきれずいまだ道端に黒ずみ凍って残っています。
そのかけらを蹴りながら歩くままん。
日陰の霜柱を踏みしだくおいら。
「たのしいねぇ」
小鳥がせわしなく鳴いている。葉を落とした楓の枝にさえずり飛び回る薄抹茶の鳥。
「メジロかねぇ」
「春だねぇ」
学校に行くままんと会社にいくおいらは同じバスに乗る。
歩いて5分のバス停から駅までの道のりはなかなか会えず、話すことも少ない二人の時間だったりします。
「あのさぁ、船の免許取りたいなぁ」
突拍子も無いことをいつもままんは言い出します。
「絶対嫌だからやめてね。第一維持費もかかるでしょう?何にのりたいの?」
「クルーザーとかヨットとか。漁船とか、ボートでもいい」
「必要ないでしょう?ままんにはね、バナナボートで充分ですよ」
「そういえば、最近バナナ食べてないなぁ・・・」
・・・今までの船の話はどうしたんだ、お前。
その日の帰りはバナナかって帰りましたよ。それもちょっとお高めスウィーティオ♪
あたしには一本もくれませんでしたが喜んでいただけたようでうれしゅうございます。
陽射が一日一日と暖かく風も弱まって、街路樹の枝にぷつぷつと膨らむ新しい息吹は歩く足を軽くしてくれます。
会社を休んでどこかに行きたいなって思います。
現実は厳しいけれど、朝も春も来るものです。
今週末は出かけてみようかな。