ゆっくりと世界が沈む水辺で

きしの字間漫遊記。読んでも読んでも、まだ読みたい。

『王様のレストラン La Belle Equipe』を観ました。

2011-05-04 | 観るものにまつわる日々のあれこれ
 
観ました、というよりは、観ているところ。
長年、買おうと思い続けていたものの、えいっ!というきっかけがないままになっていたものを、ようやく買いました。

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 王様のレストラン La Belle Equipe


とあるフレンチレストランでの出来事を描く、この作品。
舞台はレストランの敷地内に限られ、人の出入りはあっても、外での場面はひとつもありません。
脚本家が得意技を繰り出したシチュエーションコメディ。
舞台も限定されていれば、時間もある日の出来事ということがほとんどです。

この時の三谷幸喜は飛ぶ鳥を落とす勢いだったのねーと、思います。(「警部古畑任三郎」のあたり?)
こういうドラマで、こういうキャスティングが企画が通っちゃったわけですから。
西村さんとか、善さんとか、伊藤さん(改めてご冥福を…。)とかね、ほとんどTVに出ちゃいなかったし、小野さんだってそう。
そこへもってきて、松本幸四郎。
いやいやいや、趣味に走ったキャスティングというか、あてがきのし甲斐もあるというもの。
はまりっぷりがすごいです。

Amazonの説明文はこう。
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1995年にフジテレビ系で放映された、三谷幸喜脚本による群衆ドラマ。落ちぶれたフレンチ・レストランを、かつてその店に勤めていたギャルソンが立て直す物語。
主人公である伝説のギャルソン・千石を演じる松本幸四郎は、「黄金の日々」以来のTVドラマ・レギュラー出演となるが、三谷のシナリオが彼のキャラを巧みに捉え、絶妙な存在感と味わいを見せる。とりわけ8話後半におけるシェフ・しずか(山口智子)との語らいは、秀逸な大人のラブ・シーンとして長く記憶に残るだろう。千石をとりまく登場人物たちも個性派ぞろいだが、強調しておきたいのは西村雅彦、白井晃、梶原善、伊藤俊人といった小劇場出身の俳優たちの活躍ぶりである。三谷シナリオのツボを心得た彼らの演技がこの群衆劇を成功に導いたと言ってもいい。そんな小劇団系俳優たちに混ざって、筒井道隆、山口智子、鈴木京香といった若手俳優、お笑い出身の田口浩正、地味ながら味のあるバイプレイヤー・小野武彦といった面々の個性が全面的に開花。第1話放映後、他局のドラマ関係者が「シナリオ、演出、俳優、すべてが完璧」と白旗を揚げたというエピソードも残る、まさしく伝説のTVドラマ。
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大好きなドラマです。
1995年放送。
うわ、そんなになりますか…。
月日が流れるのは早いですねぇ。
そう思うと、出演している俳優さんたちの若いこと!
ヒロインも山口智子ですから、時代を感じますし、もう一人のヒロイン・鈴木京香も、ちょっと見変わりませんが、やっぱり若いです。
案外、このドラマに出演するというのは彼女にとって冒険だったのではと今にして思います。
私は大好きな(今頃になってDVDを買うほど)ドラマですが、テレビドラマとしては大ヒットという結果ではなかったかと…。
おもしろいのになぁ。
何度見てもおもしろいって、すごいことだと思うのですよねー。

あとはこれです。
いつになるかわからないけど(笑)

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 総理と呼ばないで


 

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