我が家のちいさな本棚に書店のカバーがかけられたままの文庫があったので、いったいなんだったろうかと開いてみると、集英社のナツイチキャンペーンで買った文庫だった。
年越しの1冊。(でもそういう本はこれだけではない。)
星の王子さま
著者:アントワーヌ・ド サン=テグジュペリ
訳者:池澤 夏樹
発行:集英社
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座右の書とする方も多い有名本。
日本では岩波の翻訳権が切れたため新訳が多数出版されて、読み比べができる状態になっている。
今回は池澤夏樹の訳。
タイトルはこれ以上はない優れたものとして「星の王子さま」を使用している。
古来からその人の住む場所をつけて呼ぶという方法に即しているため、このタイトルが定着したのだということだが、その例として「桐壺の更衣」、「清水の次郎長」を並べるあたりが、私の中でも池澤夏樹のイメージと一致して楽しくなってしまう。
上野の西郷さん…これは違うか…?
山口さんちのツトムくん…もっと違う。
げんこつ山のたぬきさん…これが近いか。
「訳者として」という巻末の文章の中で、王子さまはイエス・キリストに似ていると書いていた。
「星の王子さま」にさしたる思い入れもないが、私にとって、王子さまの花は今は亡き岸田今日子である。
本よりも先に、たぶん私はCD BOOKで聴いたのだ。
「私」である飛行士は森本レオで、王子さまは中嶋朋子。
主題歌は薬師丸ひろ子が歌っていた。
そして、王子さまの花が岸田今日子。
音楽物語 星の王子さま
朗読:森本レオ 中嶋朋子 岸田今日子
音楽:服部隆之 大貫妙子
歌:薬師丸ひろ子
発行:EMIミュージック・ジャパン
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ムーミンは岸田今日子でなくても気にしないが、王子さまの花は、王子さまの赤い薔薇は絶対にかの女優でなければ、と、今でも思っている。
星の王子さまは、ずーーっと昔(30年ぐらい前?)に映画を見た記憶があります。
確か、ミュージカルだったような?と思い、検索してみたらやっぱりそうでした。
王子さま役の男の子のふわふわしたプラチナ・ブロンドの髪の毛と可愛い笑い声、
パイロット役のおじさまの渋い歌声が印象的でした。
懐かしいから、980円の中古DVD買っちゃおうかなぁ~
他は
海のトリトン
他は
遠山の金さん・・・これはちがいますね・・・
おもいつかない
大事なお人を失念しておりました。
星の王子さまのミュージカル?
私もさっそく検索。ボブ・フォッシーが出ている…?!
俄然観たくなりました。
先生は、私をユーワクするのがウマイ…。
「海のトリトン」か~。それも思い出しませんでした。
でも、海って広い…。
そのうちお持ちしますわ。お楽しみに!
楽しみにしてます~♪