『夢の遠近法』。
嬉しい文庫化です。
作家自身の解説付きですから、単行本を持っていても、これは買いの1冊。 . . . 本文を読む
おなかがすいている時に読んではいけない本…かと思いきや、意外にそうでもなかったのは、食べ物そのものよりも、それにまつわる出来事を語る人がぐっと迫ってくるような気がしたからだと思います。 . . . 本文を読む
ドンテン先生の冒険の物語。
ドンテンは曇天。これは先生の雅号で落款のためだけにあるもので、書道家でもない先生には落款を押すような作品はないのです。
でも、そういうのが欲しい気持ち、よーくわかります。 . . . 本文を読む
名作が「話虫」によって改変されてしまうのを防ぐため、本の世界へ入って虫退治。
それが「話虫干」。馬場横丁市立図書館の職員さんたちの大切な「仕事」です。この本を手にとらせたツボは、その作品が『こゝろ』だというところ。 . . . 本文を読む