こういうコミックエッセイ、流行なのでしょうか。
この本は普通の文庫サイズなので、手にして、ぱらっとひらいてちょっとびっくりしました。
でも、現実に、ああ、これはマンガの間だなー、と思うような時がたくさんありますものねー。
小説でも映画でもなくて。
バングラデシュで玉の輿1
著者:黒川 あづさ
発行:中央公論新社
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売れた本にはこういうのもありましたね。
こっちが先でしょうか。
未読ですけれど。
ダーリンは外国人―外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。
著者:小栗 左多里
発行:メディアファクトリー
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映画化された時の予告は観たな、そういえば。
漫画家の著者のだんなさまはバングラデシュの人。
いったい、どういうご縁があってそうなるものかなーと思います。
著者のあづさんの場合は、お姉さんのだんなさまもバングラデシュの人で、そのご紹介。
娘ふたりが、両方ともバングラデシュ人と結婚することになったお母さんの困惑をものともしないお姉さんの説得がすごいです。
それぞれ違う国の人に嫁ぐよりいいじゃないの。
…そういうことじゃあなかったと思うのですが、そういわれるとそれでいいような気がしてしまいます。
日本で結婚してから3年。
はじめてあづさんが、だんなさま、クリリンさんの実家へ行くというのが1巻の主な内容です。
四畳半くらいはあるトイレとか、よくわからない話の多かったクリリンさんの実家は、実は資産家で、お父さんは名実ともにバングラデシュの名士。
道理で、お札に顔がある人が「お父さんのおともだち」なわけです。
このご夫婦は日本で暮らしていますからなんとなくコミックですが、もし、ほんとにバングラデシュに渡って暮らすとなったら、文字だろうなー。
おどろくことがいっぱいの国際結婚。
私にとって何よりのおどろきは、クリリンさんが不法滞在だったことでした。はい。
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