チョキで殴るぞ!

自分のことは棚に上げ、他人には一言つっこまずにはいられない、 わがまま“びっきい”によるツッコミ短歌ブログです。

お尻からヤングコーンが生えてきて寝たきりだった祖母若返る

2007-11-14 05:50:07 | インポート
小さいころから、
シュールレアリズムの影響を受けて
育ってきました。
サルバドール・ダリや
ルネ・マグリットの絵画に感化されて、
お絵描きしてましたからね、幼稚園では。

大学生のころは、
アートシアター新宿に通って、
フランスの実験映画ばっかり観てました。
マン・レイの『ひとで』とか、
ジャン・コクトーの『詩人の血』とか、
ルイス・ブニュエルの『アンダルシアの犬』とか。

『アンダルシアの犬』は、
やっぱ何回観ても衝撃的ですね。
若い女性の目玉をカミソリで切る冒頭のシーンは、
気の弱い人なら卒倒するでしょう。
他にも、手のひらを食い破ってアリが出てきたり、
ロバの死骸を乗せたピアノを引っぱり回したりと、
まさしく悪夢のオンパレードです。

なんちゅうか、私の場合、
当たり前のことを当たり前に
呈示されても感動しないんですよね。
たとえば、写実的な絵画を描く画家。
技術はすばらしいかもしれないけど、
それだったら写真でもいいでしょ?
作者の感性というプリズムを通して、
屈折した世界観を表現してほしいんですよ。
芸術にしろ、文学にしろ。

シュールといえば、
私は吉田戦車さんのマンガが大好き!
この『チョキで殴るぞ!』という
ブログのタイトルも、
実は吉田さんの作品『殴るぞ』から
インスパイアされたものなんですね。
肩を並べられることはないにしても、
私なりにこの先もシュールな笑いを
追究していきたいと考えております。




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