「アイツって豚に似てるな」ちょっと待て！ それはあまりに豚に失礼

先日、錦糸町にある
《ベルサイユの豚》という
レストランに行ってきました。

店名の通り、
豚肉料理の数々がウリなんですけど、
まずは入店時に白目ひんむきましたよ。
店員がパンパン手を打って、
「セレブリティ、ご案内します！」
と、店内に響く大声を上げるんです。
セレブリティって…
叶姉妹やヒルトン姉妹じゃあるまいし。
恥ずかしいったらありゃしない！

黒で統一されたバロック調の内装。
大テーブルの上には
豚のオブジェが鎮座しています。
そういえば、入口には
豚を抱いたマリー・アントワネットの
巨大な肖像画も飾ってありました。
シンボルマークは豚の紋章。
コースターや箸袋にもあしらわれています。

で、肝心のお味の方はというと、
おいしいことはおいしいのですが、
貧乏人には高級豚の価値というものが
イマイチ理解できませんでした。
オーダーの時に、
白金豚を「シロガネブタ」と発音して、
店員に「ハッキントンですね」と
言い直されたのはここだけの話です。
恥ずかしいったらありゃしない！

まあ、何がイチバン驚いたかといえば、
後からやって来て
私の隣りの席に座った女性二人組が、
まさしくベルサイユの豚だったことですかね。