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雀庵の「常在戦場/19 食糧備蓄進める戦狼・習近平」

2021-05-23 11:40:17 | 日記
雀庵の「常在戦場/19 食糧備蓄進める戦狼・習近平」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/305(2021/5/23/日】小生は「中共包囲戦」、そう「兵糧攻め」を唱えているが、習近平は当然「籠城戦」を準備しているだろう。日米開戦の際、日本は食糧や燃料など3年間の備蓄があり、当時の戦争は長くても3年だったから、「兵糧はどうにかもつだろう」と判断したようだ。1941年12月開戦だから1944年12月までは戦える、それから先はガス欠・・・嫌な予感はよく当たって降伏するしかなかった。


ブログ「インドからミルクティ」2020/11/13「日本のニュースに出てこないニュース」から。


<2020年9月6日 日経電子版より。【上海=張勇祥】中国が輸入に依存する戦略物資の備蓄を急いでいる。車載電池に使うコバルトや肥料原料のカリウムを積み増すほか、原油輸入量は前年比1割以上も増えた。穀物在庫も高水準で推移する。米中対立やコロナウイルスの長期化、気候変動を念頭に、物資不足が政権批判に飛び火するのを防ぐ。


中国では国家備蓄は機密情報に位置づけられ、公式情報はほとんど出回らない。だが8月に入り「政府系の情報会社である北京安泰科信息が、政府にコバルトの備蓄を2000トン増やすよう提言した」と伝わった。コバルトはリチウムイオン電池などに使われ、電気自動車(EV)の普及に力を入れる中国で消費が増加している。


習近平指導部は食糧安全保障を巡っても対策を打ち出している。1日に施行した化学肥料の備蓄管理についての法令では、カリウムの民間備蓄に補助金支給を盛り込んだ。


窒素やリンに比べ国内資源が不足するカリウムの備蓄を増やすのが狙いだ。世界的な気候変動を視野に、自然災害時に配布する「救災肥」の積み増しも図る。


中国の穀物在庫は大豆を除けば高水準で推移する。米農務省によると、19~20年度の小麦の在庫は1億5千万トン強と3年前に比べ3割増加した。コメも1億1千万トンを超え、同2割近く増えた。トウモロコシは3年間で2千万トンほど減ったが、全体としては漸増傾向だ。


それでも習指導部が倹約令などを通じて穀物在庫を警戒する理由は2つある。一つは国内消費が多く、国際的な不作時に十分な量が調達できない可能性があることだ。19年に9000万トン近くを買い入れた大豆の輸入量シェアは6割に達している。経済成長に伴う食生活の高度化も当面は続き、飼料用穀物などの需要は増加する見通しだ。


もう一つは、米国との関係悪化が買い入れに支障を来す懸念を完全には否定できなくなっている点だ。「中短期で需給が逼迫するとは見込みにくいが、習指導部は国際関係に伴うリスクを考慮している」(日本の大手商社)との指摘がある。食糧だけでなく、ドルで決済されるエネルギー資源の調達に制約を受ける可能性も排除できない>


ミルクティさんはこう分析している。◆中国の食糧自給率は2009年まで100%を上回り、余剰分を輸出する純輸出国だったが、2010年以降は輸入量が急増し純輸入国となっている。◆2020年3月、コロナウィルスの感染拡大で、特にロシア、中国が穀物備蓄のため買い溜めを実施、世界的に食糧の高騰が発生した。◆この問題は解消しつつあったが、ここにきて中国は、再び食糧の買い溜めを実施中。


「中国政府にとって 米中関係の悪化により米国からの穀物輸出が規制された場合を想定しているはず。国際通貨が米ドルである以上、中国人民の食糧は米国が握っているとも言える。


中国政府がもっとも恐れているのが、食糧難による当局への反発である。米国より自国の人民が怖いと想像できる。そのため、今のうちに食糧を買い溜めしようという流れである。


窒素やリン、カリウムなどの農業に必要な物資の備蓄も急いでいる。新型コロナ、洪水などに加え、中国包囲網とも言える欧米諸国に対しての備えである。石油などのエネルギーは戦略物資とも言え、石油がなければ近代兵器は使い物にならない。中国はイランからの石油を大量に輸入している。


戦略物資を備蓄したからといって「戦争?」とは日経新聞では書かれていない。しかし、過去の歴史を見れば、戦略物資の調達=戦争準備と考えることは不自然でない」(ミルクティさん)


1億人用の備蓄だって大変なのに14億人分・・・考えただけでクラクラする。何のための備蓄か、日経2021年5月21日「米中対立 対話のメカニズム働かず」から。


<第26回国際交流会議「アジアの未来」(日経主催)で21日、「米新政権とアジア」をテーマに米国や中国などの国際政治の専門家がパネル討論に臨んだ。世界の諸課題の解決のため米中の協力が重要との認識は共有したものの、激しさを増す対立が和らぐにはなお時間がかかるとの見方が相次いだ>。発言内容は、


◆エバン・メデイロス元米国家安全保障会議アジア上級部長「バイデン政権の元で米国がアジアに軸足を移す動きが加速している。中国が習近平に権力集中を進める中で国家主義的な側面を強めている。両国とも明らかに敵対姿勢を強めており、米中対立が紛争にならないようにしなければいけない。


(新疆ウイグル自治区などの人権問題や南シナ海などを巡る安全保障問題について)中国の考え方は世界の期待値からかけ離れている。かつてトウ小平は『中国は覇権を求めない』と話したが、いまの中国は覇権を求めている。(コロナ対策などでも)中国はいかに有利な立場に立つかに固執し、対話に非協力的な姿勢だった。米中が協力すれば、北朝鮮問題は10年も20年も前に解決している。両国が本当の協力関係を築けるかは疑問に思っている」


◆賈慶国北京大教授「バイデン政権のアジアに対する取り組みは合理的で、良い意味でトランプ政権とは対照的だが、日米豪印が連携する「Quad」で中国を敵視している。中国は過去40年で大きく変わった。人権についてもいろいろな概念を受け入れ、進歩している。最近では西洋の影響力が下がり、軍事支出も相対的に下がった。トランプが中国にまつわる嘘や間違った情報を流し続け、中国は世界の誤解を正さなければいけなくなった。(コロナ対策など)米中の協力関係を築くためにも話し合うべきだが、対話のメカニズムが働いていない」


◆ビラハリ・カウシカン・シンガポール国立大学中東研究所長「中国は大国の責任を果たしていない。(米中対立が戦争に至る可能性に言及し)東シナ海や台湾海峡で衝突があるかもしれない。中国は台湾を統合すると公言しており、蔡英文政権の政策がどう変化するかに注視する必要がある。中国の経済開放の帰結などを巡り、米中双方にお互いへの幻想があった。米中協力には懐疑的だ」
・・・・・・・・・・・
日経はおカネが動いて経済が上昇すれば良しとする財界、投資家向けの媒体だから「アジアの未来」は安定していても不安定でも「商機になればいい」というのが基本的な報道姿勢だろう。シタタカ、エゲツナイがそれなりに一貫した姿勢ではある。我にも正義、彼にも正義と冷静だが・・・転んだりして。


戦前の朝日は戦争を煽って部数を伸ばしたが、敗戦で今度はGHQ、アカをヨイショして部数を伸ばした。哀しいかなメディアも人間も正義、正論でメシが食えるわけではない。夏彦翁曰く「千万人と雖も吾往かん、と言うけれど、千万人なら俺も往く。皆、正義が大好きだ。正義はやがて国を亡ぼす」。正義は時代や空気で中身が変わる、人間も変わらないと生きていけないからだろう。考える葦は風になびく、なびきやすい、そうしなければ強風に倒されてしまう。


戦後日本は今、天下経綸、治国済民の覚悟と能力が最も問われている秋を迎えている。風雨の動きは読み難いが、日本を取り戻す千載一遇のチャンスであることは確かだ。好機を生かし、米国による緩やかを装った占領統治に終止符を打ち、独立国家を取り戻さなければ、どの面下げて靖国に行けるのか。「先輩、俺たち、やりましたよ!」と堂々を言えるように草莽崛起し、八紘一宇の穏やかな世界へ歩を進めるのが日本民族の天命ではないか。


「なぜ生きるか、いかに生きるか」、天はその解を今示しているのではないか。満塁逆転の好機に見逃し三振・・・自殺だ。米中は大喜びでインド太平洋の分割統治を進めるだろう。習は喜び庭駆け回り、バイデン炬燵で丸くなる・・・


民族、国家はいつまでも青少年のように「坂の上の雲」を目指さないと惰弱に流れ、やがては消えていく。武士(もののふ)の 熱き血汐に ふれも見で さびしからずや 道を説く君。セゴドン曰く「戦の一字を忘れるな」。
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雀庵の「常在戦場/18 米中激突ありやなしや」

2021-05-22 08:19:21 | 日記
雀庵の「常在戦場/18 米中激突ありやなしや」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/304(2021/5/21/金】昨日は菩提寺・真言宗豊山派の護摩法要と墓参りに行ってきた。護摩法要は相変わらずチンプンカンプンで、日本語に翻訳すればいいのにと思っていたが、そもそもお釈迦さまの教えはオリジナルのパーリ語やサンスクリット語でもとても難解で、その漢語訳からさらに日本語訳にしても尚更に凡人では歯が立たないようだ。豊山派のサイトから。


<仏教もそのはじめ、釈尊(ゴータマ・シッダッタ、お釈迦さま)はブッダガヤー(聖地、仏陀伽耶)の菩提樹のもとで悟りを開かれた後、この教えはあまりに難しいので誰も理解できないだろうと考えて、人々への説法を躊躇された。そのとき梵天(古代インドの神ブラフマー、世界の創造主)が現れ、その勧めによって釈尊は人々のために布教の旅に出る。


ブッダガヤーから250キロほど離れたベナレスの郊外サールナートの“鹿の園”で、5人の修行者に会い、釈尊は最初の説法を行う。いわゆる「初転法輪」で、釈尊は彼らに中道・四諦・八正道・無我・縁起等を説かれたという。


ほどなくコーンダンニャが悟った。彼に「法の眼」が生じ、「知恵」と「光明」が生じた。釈尊は「実に君よ。コーンダンニャは理解した(知った、悟った)のだ、コーンダンニャは理解したのだ」と言われたという。今までモヤモヤしていた頭に、まったく新しい光明が生じ、確固としたものがひらめいたのである。ほどなく他の4人の修行者も悟った>


お釈迦さま自身が「難しいから理解できる人はまずいないかもしれない」と思っていたらしい。分かりやすく説くことができない。相対性理論のように学者でも戸惑う“異次元的な哲学”だったのだろう。小生も般若心経に何回か挑戦したが、もうほとんど歯が立たない、チンプンカンプン、ギブアップ。


摩訶般若波羅蜜多心経  観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄 舎利子 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識亦復如是・・・
(まかはんにゃはらみつたしんぎょう  かんじざいぼさつ ぎょうじんはんにゃはらみったじ しょうけんごうんかいくう どいっさいくやく しゃりし しきふいくう くうふいしき しきそくぜくう くうそくぜしき じゅそうぎょうしきやくぶにょぜ)


原文は釈迦の故郷のパーリ語か、広域で通用していたサンスクリット語だろう。サンスクリット語を支那の鳩摩羅什が漢訳し、それが日本に伝わった。サイト「甚之助の小屋」から。( )内は修一。


<般若心経には「大本」と「小本」の二種類が伝わっているが、今回は日本でメジャーな「観自在菩薩 行深般若波羅蜜多~」で始まる「小本」のサンスクリット原典からの訳出を試みたい。原典は一般的に基準として採用されることの多い中村元校訂のテキストを用いる。


「全ての行者に敬礼する。聖なる観自在菩薩(世界を自在に見渡そうと努力する釈迦)は悟りを開くべく深い修行を行っていた時、人は五種の要素(五蘊、色/客観的なもの=物質と、受・想・行・識/主観的なもの=精神)からなることを見極め、その本質を「空」なるものと洞察した。


シャーリプトラ(釈迦の高弟の一人)よ、この世界におけるすべての物質現象は実体のないもの=空であり、実体のないものこそこの世で物質現象として成立するのだ。形あるものは空なることと別ではなく、空なることも形あることと別ではない。実体のあることがそのまま実体のないことであり、実体のないことがそのまま実体のあることなのだ。感覚、表象、意志作用、判断や記憶もまさしく同じである」>


漢訳よりはるかに分かりやすいが、それでも難しい。「空」とは、あらゆるものは生成され、やがて消滅する、その繰り返しであり、即ち不変的・絶対的な実体ではない。それを悟り、その心(菩提心)をもって、我欲に惑わされず、仲良く、穏やかに暮らしなさい、ということだろう。


餅は餅屋、お坊さんや研究者の説明を聞いて、「そういうことなのか」と判断するしかないが・・・凡人はざっくりキモを知って、良い教えを人生に活かせばいい、難しい原理が分からなくても使いこなせばいい、ということかもしれない。そういう凡人の安直な心は往々にして萎えやすいから、たまにでもいいから天や神々、仏様、ご先祖様に手を合わせてリフレッシュ、原点復帰する・・・これがお勧めです、と(いずこの宗教も)年中行事があるのだろう。


小生は「欲少なく足るを知る、足るを知りて分に安んずる」を心掛けているが、老・病・死をすんなり受け入れられるかどうかは自信がない。「従容として死につく」なんていう言葉があるが、コロナなど感染恐怖症みたいな人が結構いるようだ。感染病といえば鴎外の「渋江抽斎」を思い出した。


<安政5(1858)年7月から9月に至るまで(江戸と周辺は)コレラが流行した。徳川家定は8月2日に「少々体調勝れず」であったが、8日にはたちまち薨去の公報が発せられた。


(津軽藩士として江戸城御殿医を勤めていた)抽斎はその頃、妻の五百(いお)にこういう話をした。「俺は公方様の喪が済み次第、公儀へ召されることになるそうだ。しかし、それをお受けするには、津軽家を辞せんではいられない。俺は元禄以来重恩の主家を捨てて栄達をはかる気にはなれぬから公儀の方を辞するつもりだ。それには病気を申し立てるが、それでは津軽家の方で勤めていることもできない。俺は隠居することに決めた」


8月22日に抽斎は常の如く晩餐の膳に向かった。しかし五百が酒をすすめた時、刺身に箸をつけなかった。「なぜ上がらないのです」と問うと、「少し腹具合が悪いから止そう」と言った。


翌23日は津軽藩浜町中屋敷の当直の日であったのを所労をもって辞した。この日に初めて嘔吐があった。それから27日に至るまで諸証は次第に険悪になるばかりであった。友人、知人の医師が病床に侍して手を尽くしたが功を奏せなかった。


28日に小康を得た。遺言の中に、かねて嗣子と定めてあった成善(七男しげよし、この年に生まれたばかり)を教育する方法があった。


28日の夜丑の刻に抽斎はついに絶息した。すなわち29日午前2時である。54歳であった。遺骸は谷中感応寺に葬られた。


五百の姉の婿は一か月前の7月20日に同じ病を得て没した。姉妹は同時に未亡人となった>


当時は空気中はもとよりあちこちに病原菌がうようよしていることがようやく分かり始めた時期である。抽斎没4年後の文久2年(1862)に江戸幕府は洋書調所に命じて『疫毒預防説(えきどくよぼうせつ)』を刊行させた。オランダ医師のフロインコプスが記した『衛生全書』の抄訳本で、「身体と衣服を清潔に保つ」「室内の空気循環をよくする」「適度な運動と節度ある食生活」などを推奨している(土師野幸徳氏/ニッポンドットコム)。土師野はこうも指摘している。


<100万人以上が暮らす世界最多の都市人口だった江戸の町に、コレラの脅威が及んだのは安政5(1858)年。感染源はペリー艦隊に属していた米国艦船ミシシッピー号で、中国を経由して長崎に入った際、乗員にコレラ患者が出たと伝わる。


この年に、日米修好通商条約を含む5カ国との不平等条約が結ばれ、鎖国政策を続けて来た日本では国民に不安が広がっていた。外国から伝来した感染症の流行が重なり、大きな恐怖心を生んだことが想像できる。


江戸の死者数は約10万人とも、28万人や30万人に上ったとも記録が残り、浮世絵師・歌川広重も命を落とした。コレラは当時の物流の中核だった廻船によって、東北などの港町にも運ばれた。江戸の死者数のピークが安政5年だったために流行年とされるが、翌年の被害の方が甚大だった地域も多い>


米国と支那のコラボは最初から災いをもたらしたようで・・・距離を置かないとひどい目に遭いそうだ。


中共由来の天変地異的「コロナウイルス禍」と、中共・習近平が煽っている「第3次世界大戦」的な戦争危機・・・偶然かどうか。


文化大革命(1966年)と中ソ国境紛争(1969年)は毛沢東が内政における復権、国際社会(特に共産圏)における権力基盤確立を狙ったものだ。緊張を煽って政敵を叩き、国民の支持を得るガラガラポン、「尊毛攘異」政策。これが毛沢東流で、毛沢東に憧れる習近平は開戦のタイミングをうかがっているだろう。戦争巧者の米英は習近平に最初の一発を撃たせるつもりかどうか・・・


リビアのカダフィ大佐が2011年に内戦?で殺された時、小生は「カダフィはパフォーマンスでずいぶん荒っぽい感じがしたが、ここ数年は穏やかになってきたのに・・・なぜなんだろう」と不思議に思ったが、外務省もずいぶん困惑、がっかりしているようだ。


<リビアはアフリカ第1位(世界第9位)の原油埋蔵量(約483億バレル)を誇る資源大国であるが,2011年の内戦の影響により,内戦前には一時期300万BD(バレル/日)あった原油生産量は,2017年には約40万BDと最盛期の約1/8に落ち込んでいる。


2019年4月に始まったトリポリ南部を中心とする軍事衝突により,トリポリを中心に頻繁に停電や断水が発生している模様であり,経済活動や市民生活にも大きな影響を与えている>


カダフィは旧植民地を手なづける欧米式秩序(旧宗主国へ依存させ発展を阻害する)に反発して成功したため、欧米に排除されたという説もある。習近平・中国との戦いでも海千山千の戦争巧者である米英、特に米国民主党は何をするか分からないから、日本は米国への警戒を怠ってはならない。民主党はカネで転ぶ、嘘をつく、危険なゴロツキだということを一瞬でも忘れてはならない。


前門の狂犬狼、後門のガラガラヘビ、この2匹を咬み合わせ、共に消耗させられたら世界は結構安全になるだろう。米中激突ありやなしや? 激突がなければ新冷戦、中共包囲戦になるが、米中はともに存在感が薄くなり、アジアの安定にはEUとかNATOのような機構が必要になる。


識者には米中後のアジアの青写真、工程表を考えて欲しい。学術会議の先生たちも頑張って、汚名をそそぐチャンスにしてね。「君たちはどう生きる」、コペル君みたいに逃げたらアカンで。
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雀庵の「常在戦場/17 辛亥革命2.0へ」

2021-05-20 08:18:33 | 日記
雀庵の「常在戦場/17 辛亥革命2.0へ」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/303(2021/5/20/木】ついこの間は「早く3月にならないかなあ」と桜のつぼみを観察していたのに、今は多摩丘陵も新緑を過ぎてすっかり濃緑、天気の方も雨が続いて「いよいよ梅雨の季節か・・・」とシケタ気分になってきた。


梅雨が終われば「夏だ、夏休みだ!」と子供の頃は楽しみだったが、今は毎日が長期休暇だから楽しみどころか「うーっ、ムシムシ、ベタベタ、キンチョーの夏、たまらんなあ、彼岸まで無事に生きられるか・・・とにかくチャリでこけないようにしよう」などと思っている。ま、ノー天気。


今朝、久し振りに知り合いのMさんの家を訪ねたが、亡くなったのか、表札が違っていた。娘さんが新築マンション2棟を相続したようだが、芝生が伸びており、住んでいる気配はなかった。資産があったところで子供は結婚すると親離れするし、母親がいなくなった独居老人の家には子供はまず来ない。


小生の部屋から見える、これまたマンション2棟をもつOさんがだだっ広い3Fに永年一人暮らしをしており、娘さんが毎週金曜日に来ていたが、Oさんの姿が見えなくなると娘さんが住むようになった。ゲンキンなものだなあ、ナンカナーの感じ。


GHQは日本の伝統の一子相続=家父長制度を破壊した。親が老いれば長子がすべてを引き継ぎ、家長として老親はもとより弟、妹の面倒を見るという仕組みだ。その上に「本家」という仕組みもあり、分家や一族が困った時にはサポートするとか、優秀な人材は郷土をあげてみんなで面倒を見て大学へ行かせる、ということも明治時代までは珍しくなかった。


出光興産創業者、出光佐三曰く――


<日本の家族主義は、親子兄弟仲良く暮らすという平和な、しあわせな姿として、世界に誇るべきなんだ。家族の中に中心があって、そのもとに、皆が愛情と信頼でつながっている。愛によって育った人は、純情であって人を疑わず信頼するから、一致団結する。


ぼくは日本の家庭のあり方をみて、出光における大家族主義の行き方と比べてみることがあるんだ。出光の大家族主義は、日本の家庭におけるような信頼と愛情の姿を、会社の中で実現したいということなんだが、会社ではお互いに血のつながりがないので、お互いに他人としての遠慮があって、わがままをつつしんでいるので、うまくいっているんだね。


ところが、家庭は血のつながりという大きな愛情に安心して、お互いにわがままが出るから、表面上は会社のようにうまく行かないように見える場合もあるが、いったん家庭の外から圧迫が加わったりすると、理屈なしにさっと家族全員がまとまるんだね。君たちも経験や実感がありはしないか。


最後は血のつながりで、すべて自然に解決されてしまうんだね。これが家庭生活の根幹をなすものであり、日本民族の基礎をつくっている>(同社サイトから引用)


家父長制度による大家族主義、それを基にした出光佐三の経営理念。小生はとても日本らしくていいなあと思う。敗戦直後の会議で人員整理を提案する幹部たちに対して出光の発した言葉は感動的だ。


<人員整理はならん。一人の馘首もならん。確かに出光の事業はすべてなくなった。残っているのは借金ばかりだ。しかし我が社には何よりも素晴らしい財産が残っている。一千名にも上る社員たちだ。彼らこそ我が社の最高の資材であり財産である。社是である「人間尊重」の精神が今こそ発揮される時ではないか。


社員は家族と同然である。社歴の浅い深いは関係ない。君たちは家が苦しくなったら幼い家族を切り捨てるのか。君たちは、社員を海外に送り出した時のことを忘れたのか。彼らは出光が骨を拾ってくれると思えばこそ笑って旅立ってくれたのではないか。そんな社員たちを、会社が危ないからと切り捨てるなどということは僕にはできん。もし出光がつぶれるようなことがあれば、僕は社員たちとともに乞食をする>(百田尚樹著「海賊とよばれた男」を脚色)


日本人、武士道そのもの、これが男ぞ、大和男児ぞ。今の財界はアメリカ仕込みの銭ゲバが大多数ではないか。情けない。政治家は「箸にも棒にもなれなかったので政治家になりました」みたいなのがゴロゴロ。ご先祖様は泣いているぞ! 出光佐三はこうも言っている。


<個人主義は利己主義になって、自分さえ良ければいい、自分が金を儲ければ人はどうでもいい、人を搾取しても自分が儲ければいいということになっている。


ところが本当の個人主義というのは、そうではなくてお互いに良くなるという個人主義でなければならない。それから自由主義はわがまま勝手をするということになってしまった。それに権利思想は、利己、わがままを主張するための手段として人権を主張する。


この立派な個人主義、自由主義、権利思想というものが悪用されているのが今の時代で、行き詰っている。それで私はよく会議で言うんです。


「お互いという傘をかぶせてみたまえ。個人主義も結構じゃないか。個人が立派に力強くなっておって、そしてお互いのために尽くすというのが、日本の無我無私の道徳の根源である。自由に働いて能率を上げて、お互いのために尽くすというならこれまた結構である。それから自分が人間としてしっかり権利をもって、お互いのために尽くすというなら結構だ」


互譲互助、無我無私、義理人情、犠牲とかはみんな「お互い」からでてきている。大家族主義なんていうのも「お互い」からでてきている。その「お互い」ということを世界が探しているということなんだ>(同社サイト)


トウ小平治下の1980年以降、草木もなびいて中国は「世界の工場」になった。当時、後進国は手工業的な製品は自国で作っていたが、中国製があまりにも安いのでハサミから自転車まで自国の手工業は壊滅したようだ。フィリピンで買った折り畳み式の小さなハサミは中国製だった。「これでは後進国の発展は難しいだろう」と絶望的な気分になったことを思い出す。


先進国も同様で、日米は国内産業の空洞化が進んだ。米国のラストベルトの写真を見ると「なぜこんなことに・・・」と悲しくなる。愛国心なき銭ゲバと中共の醜いコラボ、欣求浄土、厭離穢土と祈りたくなる。


コロナ禍と習近平禍のダーティペア旋風の影響もあるが、「世界の工場」はピークを既に過ぎ、これからは「中国からアジアへの工場移転」がかなり進むのではないか。日本貿易振興機構(JETRO)の2021年3月発表のアンケート調査によると――


<中国進出日系企業の景況感を示す2020年のDI値(営業利益が「改善」する企業の割合(%)から「悪化」する割合を差し引いた数値)は△23.4と、前年に続きマイナスとなった。世界的に景気が後退した(リーマンショックの)2009年(△5.4)を下回り、経年比較可能な2009年以降で最も低い結果となった。


今後1~2年の事業展開の方向性について、「拡大」と回答した企業は36.6%、前年に続き6.6ポイント下落した。中国進出日系企業の事業拡大意欲は、2015年の38.1%を下回り、経年比較可能な2009年以降最低となった>


進出企業を一時期悩ましていた人件費の上昇は抑えられたが、内需、外需ともに勢いがなくなっているということだ。その理由は、内需不振は所得低迷に加えて先が読めない不安感がある、外需不振は賃金の低い新興国に追い上げられている、ことだろう。


いわゆる「中進国の罠」。人件費の安さからイケイケドンドンで急成長するが、半導体など最先端部品を先進国に依存しているために、やがては競争力が落ちて先進国にはなれないという現象だ。BRICS(ブラジル、ロシア、インド、チャイナ)が一時期持てはやされたが、BRは後退、インドはハイテクで奮闘しているようだが、中国は限界を迎えて落ち目に向かっているように見える。


中共はリーマンショック以来「無駄なインフラ整備でも景気が上昇すればいい」という安直な発想を続けているが、一時的にはヒロポン的な効果はあっても基礎体力の向上にはなっていない。ハイテクなど長期的、持続的な分野の成長へ重点を移すべきで、今はその転換期、模索中のようだ。先進国から学ぶべきことはまだまだ多いはずで、カネで人材(お雇い外国人)を集めれば済むわけではないだろう。


そういう大事な時期なら、普通の感覚では「無理に押し出すと警戒されるから韜光養晦でいこう」となるが、習近平が進めているのは国威発揚どころか武力行使も辞さずの戦狼外交。功を焦っているようだ。威嚇すれば支那人は引くが、世界の先進国から「コイツ、頭おかしいんじゃないか、何をしでかすか分かったものじゃない」と異端視され、警戒されてしまった。新興ヤクザが海千山千の老舗ヤクザに喧嘩を売ったのだ。大失敗である。


「中共に開戦の意志あれば、諸国に応戦の意志あり」、大反発を食らうことを知らずか知りながらかはさておき、我らが“紅衛兵になり損ねた中坊”習近平が挑発するのは「領土をアジア全域に拡大し人気と栄誉を得たい」「絶対君主になり政敵を完全に屈服させたい」「成功したら欧州も版図に入れたい」あたりか。とにかく外交ではなく「血を流す戦争で勝つ」ことが大事なのだろう。私利私欲のために戦争したい! ほとんど狂気だ。


支那人は上下関係が明白でないと落ち着かないようだ。初対面の人にはまず尊大な振りをし、相手が強そうだと引いて下手に出る(怒鳴られると手のひら返し! 現場を目撃して小生はビックリした)。逆に相手が弱そうなら居丈高になる。序列を決めないと落ち着かないのではないか。そのために「まずは押し出してみたい」という強い欲求があり、相手が一歩でも引けば一気に蹂躙する、反発を食らえば引く。清朝時代そのまま、中印国境紛争はその典型だろう。


バカなことをして大失敗しても、それを大失敗と思う思考回路がないから屁の河童である。紅衛兵は今でも反省なんぞしていないどころか、中途半端に終わったことを残念に思っているようだ。「能力がなくても腕力、ゲバルト、クチパクで美味しい思いができた」、彼らにとってはいい時代だったのだから。遅れてきた青年、習近平も「文革2.0は俺がやる!」と意気込んでいるよう。病膏肓、つける薬なし・・・


おっとーっ、ありました「医薬品ゴキジェットプロ」、「秒殺+まちぶせ 速効性と残効性のW効果 直接スプレーすればゴキブリを秒速ノックダウン!」、ちょっとジタバタしてすぐにピクピクする、嗜虐的になりそうでちょっと怖いくらい。


支那の偉大なる伝統遺産のひとつは「戦争で兵士や人民がいくら死のうが、そもそも人民は奴隷、消耗品のようなものだから気にしない」。これまた怖い発想だけれど慣れちゃうというのがスゴイ。「良い鉄は釘にならない、兵士になるのはクズ」というのが彼らの認識。支配階級は下々の人命とか人権に価値を認めていない、そういう民族なのだ。毛沢東曰く「核戦争で3億が死んでもどうってことない、まだ3億もいる。大体我が国は人口が多過ぎる」。


こういうユニークな帝国のトップが時代錯誤の妄想男、習近平だ。習近平が憧れる毛沢東は「今は革命の状況ではない」と辺境に逼塞して風向きが変わるのを待つという智慧があった、小学校の校長先生だから生徒を手なずけるのも上手かった。人たらしの達人。


14億の乗客を乗せた巨大バスの運転手、習近平はどうか。アクセルとブレーキを間違えると大変だけれど・・・おっとーっ! このバス、ブレーキがない! バックギアがない! このまま進めば下り坂なのに・・・・まるでヒトラー、誰も止められない。


唯一、止められるとしたら「軍」だろう。10の戦区がそれぞれ国家(州)になり、独立する。その上で米国のように連邦政府を創るという手もある。要は共産党の一党独裁を改めて10に分割し、民主主義の多党制にすることが「始めの一歩」でいいのではないか。それ以上の変革は時間をかけて進めればいい。国連主導でやれば中共残党勢力も大きく反発することもないのではないか。


危険要因の中共独裁を排除し安定した国際社会を創ることが最優先事項で、中国を上手くソフトランディングさせれば御の字だ。


毛沢東は日本の武器と指導で革命戦争に勝てたと感謝していた。しかし、中国に関わると日本は彼らの都合次第で「侵略者だ」と罵られたりするから深入りはしない方が良さそうだ。軍のクーデターに期待する他力本願より、やはり習近平に狙いを定めたピンポイント攻撃力による威嚇・抑止と、兵糧攻めの国際包囲網でじわじわ弱体化させるのが今のところ現実的な戦略だろう。


それからは1911年の辛亥革命のやり直し、110年後の「辛亥革命2.0」。辛亥革命前後、中国からの日本留学生は4000人ほどを数え、彼らが革命をリードした。日本は「協力すれど介入せず」のフグリ戦略で行くのが良さそうだ。


産経はシリーズで「ポスト習近平 岐路の中国と国際社会」とかを始めたらどうか。関係国の有力紙との共同企画で、マスコミによる中共包囲網だ。絶対ヒットするぜ。(コロナ、食傷気味、元気出ません)
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雀庵の「常在戦場/16 中共から上手く撤収すべし」

2021-05-19 05:31:45 | 日記
雀庵の「常在戦場/16 中共から上手く撤収すべし」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/303(2021/5/18/火】IQ(知能指数)は向上できるのだという。小生は「IQは持って生まれた潜在知力」、ロバが旅に出ても馬になることはないと思っていたが、「その気になれば」馬になるようだ。前回に続いて「chokotty」というIT企業系サイトから要約。


<◆IQが高い人と低い人の特徴の違い(1)「理解力」 IQが高い人と低い人の特徴の違いの1つ目は「理解力」です。高い人は、理解力に大変優れています。「一を聞いて十を知る」ということわざがありますが、高い人はまさしくその通りです。ひとつのこと聞いて、その先のことまで見通すだけの先見の明や頭脳を持ち合わせています。


低い人は理解力が優れているとは言えません。まったく理解できないわけではありません。理解するのにかなり時間がかかるのです。じっくり時間をかけて説明すれば、こちらが伝えたいことを理解してくれます。高い人に比べて理解するスピードが遅いのです。


(2)「柔軟性」 IQが高い人は大変柔軟性に優れています。これは、咄嗟にさまざまなことを考え直すことができるからです。リスクやその回避方法なども考え出すことができ、「できなかったらどうしよう」などのような不安がありません。柔軟性があるのです。


低い人は、柔軟性はあまりありません。「わからない」ことが多すぎて不安になるからです。「これができなかったらどうしよう」「間に合わなかったらどうしよう」などと感じてしまうのです。こちらからあらかじめ打開策を講じておき、それを丁寧に説明すれば、柔軟に対応してくれます。


(3)「時間の使い方」 IQが高い人は時間の使い方が大変効率的です。時間も労力も無駄にしません。その為、できないことに対してははっきり「できない」と伝えます。できないことを無理やりするのは、時間と労力の無駄だと考えているからです。


低い人は、時間の使い方があまり上手ではありません。周囲の人たちが「これは無理だろう」と思うようなことでも、可能にする為に全力を尽くしてしまうことがあります。その結果、他の仕事が止まってしまい、周囲の人たちに迷惑をかけるということも起こります。


◆IQが低い人が知能指数を高める方法(1)「食生活」 特に青魚を中心とした食事を摂りましょう。また、ジャンクフードはできるだけ控えましょう。「噛む」という行為は脳に良い刺激を与えるので、良く噛んで食べたり、固いものを食べるというのも効果的です。


(2)「楽器を始める」 楽器は脳に大変良い刺激を与えます。楽器を使う為には、頭だけでなく、指も使うからです。指を使うということも脳にとって大変良い刺激になります。


(3)「規則正しい生活をする」 毎日決まった時間に寝て、決まった時間に起きましょう。また、睡眠時間もしっかり取りましょう。「寝る」という行為は脳に良い刺激を与えます。


(4)「読書をする」 活字の本を読みましょう。漫画やイラストの多い本はあまり役に立ちません。活字の多い本を読むことで、脳の働きが活発になります。また、想像力もつく為、これも脳に良い刺激になります。


◆IQはいくらでも上げることができます。また、IQが低いからと言って仕事ができないのではありません。他の人たちよりも少しだけ理解するスピードが遅いだけです。訓練すればいくらでもIQは高くなります。諦めずに努力を続けることが大切です>(以上)


「その気になって」「諦めずに努力を続ける」・・・小生は「才能とは努力する能力」だと思っているが、そもそも「努力」する、頑張る、上を目指すという意識、気概が「低IQ者」はあまりないのではないか。ジャンクフード食って、指をなめて、TVやスマホ、漫画で遊んで、子供を連れて散歩しても親の多く、特にママさんは子供を見てやしない、スマホを見つめているのがとても目につく。家ではスマホとTVを一緒に見ていたり。末期症状。


TVは小生から父親を奪った。TVを見ている父に話しかけると「紙に書いて持ってこい」と言われた。うるさがられた。中学になって父と喧嘩した際に、「テメエにガタガタ言われたくねーよ、バカ野郎!」と小生は罵倒した。子供を相手にするよりTVに寄り添ったから、小生のようなイビツな青少年が生まれ、「既成社会を破壊してやる!」という異常な過激派が生まれたのだ。半分は真実ではないか。


TVは主に新聞社が始めた。報道や娯楽番組のノウハウを持っているのは新聞社とNHKぐらいだったからだ。今でも同じ。東北大学は「TVやスマホは脳みそを破壊するから気を付けろ」という論文を発表しているが、当然ながらマスコミは完全に無視している。TV経営があるから新聞社はどうにか生きているようなものだ。易きに流れる国民にマスコミも迎合している。大宅壮一が警鐘を鳴らした「一億総白痴化」は1970年で完成、今はネット網で人間、家庭を破壊するIT最終作戦も成功しそうだ。


「1984」の世界。レーニンが、そして毛沢東が目指した世界。「党が人民の神、そして親である」。男女からなる一夫一婦制(≒先進国)の家庭、レーニンはそれを破壊しようとしたが、モスクワがなんと“欧州LGBTのメッカ”になりかけたこと(次代の兵士が生まれない!)、また一夫一婦を主張するロシア正教を潰す困難さから、「旧臘の秩序体制を共産主義による人民統治に利用する」へと政策転換≒妥協した。


「帝国主義戦争を内乱へ、革命へ転嫁せよ」は共産主義の原点である。日本を含む世界の共産主義者≒リベラルは無血革命で「個人の自由を拘束する封建的、資本主義的、前時代的な陋習の元凶である家庭制度を壊滅する」一歩手前まで近づいた。


紅衛兵を牛耳る4人組は「反革命分子は親でも告発せよ」とアジった。しかし、それは冷酷非道なレーニン、スターリンさえもできなかった。しかし宗教封じ込めに成功している中共ならやがては人工授精などで養豚場のような「人間農場」を作りかねない。習近平の顔をした兵士ばかりになったりして・・・アニマルファームならぬソルジャーファーム、国家にとって「家庭」が要らない「兵士と奴隷をエリートが支配」する世界、ディストピア、悪夢だ。


中共はラブドール(電脳ワイフ)先進国である。小生の友人Kは抜群に頭が良かったが「事業は儲かればいい」というIT長者的志向があり、2000年頃にはラブドール製造販売にも手を出し、技術的に最先端を行っていた。中共のラブドール産業は、日本への留学生が技術を持ち帰ったのが嚆矢のようだ。


<大連郊外のEXDOLL社は2013年設立、世界有数のラブドール製造企業として知られている。2017年8月、ラブドール業界で世界で初めて株式上場した。「ラブドールとの出会いは日本留学中のことでした」、CEOの楊東岳はそう話す。


彼が都内の大学で電気情報学を専攻していた2005年、ネットによる「代購」(代理購入した日本の物品を中国に送るビジネス)をしているうちに、1体70万円近いラブドールを注文する中国の顧客が大勢いることを知った。


「(業界大手の)オリエント工業の製品のクオリティに感動したんです。価格が高くても美しいものは売れるのだと確信しました」。(日本企業の協力を得ながら切磋琢磨し)最近はEXDOLL社の中国製ドールが日本市場を脅かす黒船にすらなっている。


白衣の男がセーラー服姿のラブドールに話しかけた。「君は人類をどう思う?」「みんな敵です。すべてを亡ぼしちゃいますね」


目を丸くした私に楊東岳が言う。「びっくりしました? わざとユニークな回答をするようにプログラムしたんですよ。女優やアイドルと完全に同じ顔をした、笑ったりしゃべったりするアンドロイドが会社の受付嬢になったら面白いと思いません?」>(安田峰俊著「さいはての中国」)


人造人間、ロボット兵士・・・シュワルツェネッガー主演の「ターミネーター」みたい。人工知能「スカイネット」ならぬ「AI Red Guards」(ロボット紅衛兵)がプログラムに従って敵を攻撃していく、「奴らは敵だ、敵を亡ぼせ」・・・恐ろしいことだ。


IQは基本的に中高生あたりで固定化され、たとえば15歳のIQが100なら60歳でも100というのが普通のようだ。不器用な人は不器用なまま、ロバはロバ、余程のことがないと上昇しないみたい。


「失敗から学んだから今がある」という言葉はよく聞くが、実際は「懲りずに失敗を繰り返す」、その度に「以後は気を付けます」なんて殊勝なことを言うけれど、また性懲りもなく騙されたり失敗している。「このままでは俺はダメンズのままだ、勉強しよう、IQを高めよう」となるのはほとんど例外的だが、どうも刑務所で悟る人が多いようである。暇つぶしは読書くらいしかないからだ。再犯率は低い。


痛い目に遭う前に賢明になるに越したことはない。日本・インド太平洋において冷戦的安定が今、危機的状況にある。そう思わない人もいるが、口では言わないものの本心では「どうもこのままだとまずいことになりそうだ」と危惧する人が多いのではないか。


最大の脅威は「習近平・中共」、これは間違いない。「待てば海路の日和あり」とはならない、むしろ待っていれば低気圧が発達して「猛烈な台風」になる、下手をすると大地震、大津波、原発事故も重なって大変なことになるのではないか。空気を読んで危険予知、KY/KY、戸締り用心、火の用心。隣人は中露・半島、札付きのゴロツキばかり。


習近平に時間の猶予を与えてはいけない。投下資本の回収、工場移転、日本人社員の帰国などを目立たぬように進めていき、ジワジワ、やがてチクチク締め上げていくのがいい。Slow but Steady 戦略。これは準大手企業社長の座右の銘だが、何と倒産前に着実に米国にカネを移転して己の老後に備えていたとか。社員は路頭に迷い涙そうそう、彼は悠々自適。汚い手だが「スガさんはサスガ」の声も(菅原さんのこと、金ではなく菌で苦しんでいるスガさんとは別人)。


この辺の「撤収戦」、毒婦みたいな陰険狡猾危険な悪女と上手く別れる方法、経済界のプロに指南して欲しいのだが・・・世界中がコロナ被害の損害賠償を中共に求め、カネを出さなければ国外資産差し押さえとか・・・いい方法ないかなあ、産経・田村秀男先生、ご教授ください。
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雀庵の「常在戦場/16 中共から上手く撤収すべし」

2021-05-18 08:20:34 | 日記
雀庵の「常在戦場/16 中共から上手く撤収すべし」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/303(2021/5/18/火】IQ(知能指数)は向上できるのだという。小生は「IQは持って生まれた潜在能力知」、ロバが旅に出ても馬になることはないと思っていたが、「その気になれば」馬になるようだ。前回に続いて「chokotty」というIT企業系サイトから以下要約。


<◆IQが高い人と低い人の特徴の違い(1)「理解力」 IQが高い人と低い人の特徴の違いの1つ目は「理解力」です。高い人は、理解力に大変優れています。「一を聞いて十を知る」ということわざがありますが、高い人はまさしくその通りです。ひとつのこと聞いて、その先のことまで見通すだけの先見の明や頭脳を持ち合わせています。


低い人は理解力が優れているとは言えません。ただ、まったく理解できないわけではありません。理解するのにかなり時間がかかるのです。じっくり時間をかけて説明すれば、こちらが伝えたいことを理解してくれます。高い人に比べて理解するスピードが遅いのです。


(2)「柔軟性」 IQが高い人は大変柔軟性に優れています。これは、咄嗟にさまざまなことを考え直すことができるからです。リスクやその回避方法なども頭の中で考え出すことができる為で、「できなかったらどうしよう」などのような不安がありません。その為、柔軟性があるのです。


低い人は、柔軟性はあまりありません。「わからない」ということが多すぎて不安になるからです。「これができなかったらどうしよう」「間に合わなかったらどうしよう」などのように感じてしまうのです。こちらからあらかじめ打開策を講じておき、それを丁寧に説明すれば、柔軟に対応してくれます。


(3)「時間の使い方」 IQが高い人は時間の使い方が大変効率的です。時間も労力も無駄にしません。その為、できないことに対してははっきり「できない」と伝えます。できないことを無理やり可能な状態にすることは、時間と労力の無駄だと考えているからです。


低い人は、時間の使い方があまり上手ではありません。周囲の人たちが「これは無理だろう」と思うようなことでも、可能にする為に全力を尽くしてしまうことがあります。その結果、他の仕事が止まってしまい、周囲の人たちに迷惑をかけるということも起こります。


◆IQが低い人が知能指数を高める方法(1)「食生活」 特に青魚を中心とした食事を摂りましょう。また、ジャンクフードはできるだけ控えましょう。「噛む」という行為は脳に良い刺激を与えるので、良く噛んで食べたり、固いものを食べるというのも効果的です。


(2)「楽器を始める」 楽器は脳に大変良い刺激を与えます。楽器を使う為には、頭だけでなく、指も使うからです。指を使うということも脳にとって大変良い刺激になります。


(3)「規則正しい生活をする」 毎日決まった時間に寝て、決まった時間に起きましょう。また、睡眠時間もしっかり取りましょう。「寝る」という行為は脳に良い刺激を与えます。


(4)「読書をする」 活字の本を読みましょう。漫画やイラストの多い本はあまり役に立ちません。活字の多い本を読むことで、脳の働きが活発になります。また、想像力もつく為、これも脳に良い刺激になります。


◆IQはいくらでも上げることができます。また、IQが低いからと言って仕事ができないのではありません。他の人たちよりも少しだけ理解するスピードが遅いだけです。訓練すればいくらでもIQは高くなります。諦めずに努力を続けることが大切です>(以上)


「その気になって」「諦めずに努力を続ける」・・・小生は「才能とは努力する能力」だと思っているが、そもそも「努力」する、頑張る、上を目指すという意識、気概が「低IQ者」はあまりないのではないか。ジャンクフード食って、指をなめて、TVやスマホ、漫画で遊んで、子供を連れて散歩しても親の多く、特にママさんは子供を見てやしない、スマホを見つめているのがとても目につく。家ではスマホとTVを一緒に見ていたり。末期症状。


TVは小生から父親を奪った。TVを見ている父に話しかけると「紙に書いて持ってこい」と言われた。うるさがられた。中学になって父と喧嘩した際に、「テメエにガタガタ言われたくねーよ、バカ野郎!」と小生は罵倒した。子供を相手にするよりTVに寄り添ったから、小生のようなイビツな青少年が生まれ、「既成社会を破壊してやる!」という異常な過激派が生まれたのだ。半分は真実ではないか。


TVは主に新聞社が始めた。報道や娯楽番組のノウハウを持っているのは新聞社とNHKぐらいだったからだ。今でも同じ。東北大学は「TVやスマホは脳みそを破壊するから気を付けろ」という論文を盛んに発表しているが、当然ながらマスコミは完全に無視している。TV経営があるから新聞社はどうにか生きているようなものだ。易きに流れる国民にマスコミも迎合している。大宅壮一が警鐘を鳴らした「一億総白痴化」は1970年で完成、今はネット網で家庭を破壊するIT最終作戦も成功しそうだ。


「1984」の世界。レーニンが、そして毛沢東が目指した世界。「党が人民の神、そして親である」。男女からなる一夫一婦制(≒先進国)の家庭、レーニンはそれを破壊しようとしたが、モスクワがなんと“欧州LGBTのメッカ”になりかけたこと(次代の兵士が生まれない!)、また一夫一婦を主張するロシア正教を潰す困難さから、「旧臘の秩序体制を共産主義による人民統治に利用する」へと政策転換≒妥協した。


「帝国主義戦争を内乱へ、革命へ転嫁せよ」は共産主義の原点である。日本を含む世界の共産主義者≒リベラルは無血革命で「個人の自由を拘束する封建的、資本主義的、前時代的な陋習の元凶である家庭制度を壊滅する」一歩手前まで近づいた。


紅衛兵を牛耳る4人組は「反革命分子は親でも告発せよ」とアジった。しかし、それは冷酷非道なレーニン、スターリンさえもできなかった。しかし宗教封じ込めに成功している中共ならやがては人工授精などで養豚場のような「人間農場」を作りかねない。習近平の顔をした兵士ばかりになったりして・・・アニマルファームならぬソルジャーファーム、国家にとって「家庭」が要らない「兵士と奴隷をエリートが支配」する世界、ディストピア、悪夢だ。


中共はラブドール(電脳ワイフ)先進国である。小生の友人Kは抜群に頭が良かったが「事業は儲かればいい」というIT長者的志向があり、2000年頃にはラブドール製造販売にも手を出し、技術的に最先端を行っていた。中共のラブドール産業は、日本への留学生が技術を持ち帰ったのが嚆矢のようだ。


<大連郊外のEXDOLL社は2013年設立、世界有数のラブドール製造企業として知られている。2017年8月、ラブドール業界で世界で初めて株式上場した。「ラブドールとの出会いは日本留学中のことでした」、CEOの楊東岳はそう話す。


彼が都内の大学で電気情報学を専攻していた2005年、ネットによる「代購」(代理購入した日本の物品を中国に送るビジネス)をしているうちに、1体70万円近いラブドールを注文する中国の顧客が大勢いることを知った。


「(業界大手の)オリエント工業の製品のクオリティに感動したんです。価格が高くても美しいものは売れるのだと確信しました」。(日本企業の協力を得ながら切磋琢磨し)最近はEXDOLL社の中国製ドールが日本市場を脅かす黒船にすらなっている。


白衣の男がセーラー服姿のラブドールに話しかけた。「君は人類をどう思う?」「みんな敵です。すべてを亡ぼしちゃいますね」


目を丸くした私に楊東岳が言う。「びっくりしました? わざとユニークな回答をするようにプログラムしたんですよ。女優やアイドルと完全に同じ顔をした、笑ったりしゃべったりするアンドロイドが会社の受付嬢になったら面白いと思いません?」>(安田峰俊著「さいはての中国」)


人造人間、ロボット兵士・・・シュワルツェネッガー主演の「ターミネーター」みたい。人工知能「スカイネット」ならぬ「Red Guards」(ロボット紅衛兵)がプログラムに従って敵を攻撃していく、「奴らは敵だ、敵を亡ぼせ」・・・恐ろしいことだ。


IQは基本的に中高生あたりで固定化され、たとえば15歳のIQが100なら60歳でも100というのが普通のようだ。不器用な人は不器用なまま、ロバはロバ、余程のことがないと上昇しないみたい。


「失敗から学んだから今がある」という言葉はよく聞くが、実際は「懲りずに失敗を繰り返す」、その度に以後は気を付けますなんて殊勝なことを言うけれど、また性懲りもなく騙されたり失敗している。「このままでは俺はダメンズのままだ、勉強しよう、IQを高めよう」となるのはほとんど例外的だが、どうも刑務所で悟る人が多いようである。


痛い目に遭う前に賢明になるに越したことはない。日本・インド太平洋において冷戦的安定が今、危機的状況にある。そう思わない人もいるが、口で言わないだけで本心では「どうもこのままだとまずいことになりそうだ」という人が多いのではないか。


最大の脅威は「習近平・中共」、これは間違いない。「待てば海路の日和あり」とはならない、むしろ待っていれば低気圧が発達して「猛烈な台風」になる、下手をすると大地震、大津波、原発事故も重なって大変なことになるのではないか。空気を読んで危険予知、KY/KY、戸締り用心、火の用心。隣人は中露・半島、札付きのゴロツキばかり。


習近平に時間の猶予を与えてはいけない。投下資本の回収、工場移転、日本人社員の帰国などを目立たぬように進めていき、ジワジワ、やがてチクチク締め上げていくのがいい。Slow but Steady 戦略。これは準大手企業社長の座右の銘だが、何と倒産前に着実に米国にカネを移転して己の老後に備えていたとか。社員は路頭に迷い涙そうそう、彼は悠々自適。汚い手だが「スガさんはサスガ」の声も(菅原さんのこと、金ではなく菌で苦しんでいるスガさんとは別人)。


この辺の「撤収戦」、毒婦みたいな陰険狡猾危険な悪女と上手く別れる方法、経済界のプロに指南して欲しいのだが・・・世界中がコロナ被害の損害賠償を中共に求め、カネを出さなければ国外資産差し押さえとか・・・いい方法ないかなあ、産経・田村秀男先生、ご教授ください。
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