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雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(6」

2020-06-11 11:44:49 | 日記
雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(6」
“シーチン”修一 2.0

【Anne G. of Red Gables/120(2020/6/10/水】脳みその回転がかなり鈍くなって、レジでパッとお金を出せなくなってきた。

例えば2668円なら3168円出してお釣りは500円玉、ということを条件反射的に(遊びを兼ねて)しょっちゅうやってきたのが、今は時間がかかって「3000円出そうかな、それとも小銭入れに168円はあるかもしれないから・・・」とぐずぐずし、レジの人と後ろの人から「ヂイサン、まだかよ」とつぶやかれている気がして、なおさら焦り、小銭を落としてさらにアワワワ・・・逃げ出したくなる。

なるほど、老化とは哀しいものである。情けない、カッコ悪い、呆け、イライラ・・・でもやがて自分で自分を笑っちゃう、事実は小説より喜劇なり、面白いなあ、ここは笑うしかない。

「次回は意図的にパニックを演出したらどうだろう、でもイタズラではすまなくて業務妨害でお巡りさんを呼ばれたり・・・地に堕ちた信用はさらに堕ち、急性期閉鎖病棟に送られたり・・・」

そんなことを考えるとさっきまでの笑いが引っ込んで「おもしろうてやがて悲しき」の気分になるね。「大体、小銭が財布に貯まり過ぎているのが良くない、きれいに分類しよう・・・でも面倒だなあ」、まったく老化で「廊下は走らない」どころか「走れない」という、結局は老いの悲哀を感じたり。

「衣食住足りて礼節を知る」のがいいのだろうが、生まれながらの「粗にして野」だから仕事・世間を離れた今は礼節御免の庵暮らし、雀と花卉と書物を友に静かな晩年を過ごすどころか多動爺だからこれができない。

「あれも知りたい、これもやりたい、中共殲滅の一翼を担いたい」という思いは募るばかり、ほとんど我執、病膏肓。

習近平の奥さん&一人娘が習に愛想を尽かして別居したとか、「習近平は王岐山、汪洋、朱鎔基ら長老の圧力で“終身制”を放棄し、李強(上海書記)と胡春華(副首相)を後継者に認定。秋の五中全会で二人が政治局中央委員入りし、2022年の第20回党大会でそれぞれ総書記と首相に内定」(福島香織氏『WiLL』2020年6月号掲載)という、習近平をめぐる噂話はあるけれど、裏取りや続報がないから欲求不満は募るばかり。

「どうなってんだよー」と焦れたところでどうなるものでもないからブックオフで見つけたというか「おい、これを読め!」と天に促されて中村元先生の「原始仏典」と加地伸行先生の「論語」を昨日から読み始めた。

前者は釈迦の時代に遡ってパーリ語原典(釈迦は地方語のマガダ語で語り、布教のために弟子がパーリ語にしたようだ)を知り、中国経由の日本“おまじない呪術風”仏教を是正し原点・原典回帰を仏教界に促すために学ぶ。

後者は中共が大嫌いな(つまり中共にとって不都合な真実が溢れているだろう)孔子先生に学び、後に日本に多大な影響を与えた儒教(朱子学、陽明学)を知り、中共後の支那の政体を描くべく、勉強というか理論武装するためだ。

NHK、朝日、共同、毎日、中日、西日本、岩波などの中共の走狗を潰すためには理論武装して藪蚊のようにしつこく射していくしかないから。

一匹二匹の藪蚊には耐えても百匹千匹に攻撃されたらアカは逃げ出す。天下のNHKは「JAPANデビュー」番組への偏向報道批判や抗議デモ(2009年)により多少は左巻きが是正されたようだ。モスキートが雲霞の如く襲ってきたら巨大メディアも懲りるだろう。

戦前の朝日は不買運動ですぐさま軍人妾に転向した。戦後も節操なくすぐさまGHQ妾、総評妾に転向、まるで銭カネで色を変えるカメレオンだな。不買運動も効き目がある。

良い子は暴動や火付けはダメ絶対! モスキートになってイザ!という時にチクチクブスブス射しましょう。

さあ、今日も元気で勉強しましょう。上島武・前大阪経済大学教授の講演「ソ連はなぜ崩壊したか」要約の続き。( )内は修一。
・・・

(国有企業や農業部門の赤字による財政補填の大きさに加えて)もう一つびっくりしたのは、社会主義の表カンバンである社会福祉の水準でした。

ゴルバチョフ時代に開かれた党協議会で、社会福祉・厚生文化担当の大臣が発言して、「ソ連の社会福祉水準は先進国並みとは少なくともいえない」と言いました。ある病気の対策のためにかけられている国家予算の規模からいうと、世界のなかで後ろから数えた方が早い。文明国の中だけではないですよ、地球上の国の中でです。

ペレストロイカ以前なら、とてもこんな発言はできなかったでしょうね。ゴルバチョフは「(国家予算の)お余りの部分となった国民消費と福祉部門」といいます。どういうことかというと、国家予算の配分の中で、まず重工業、軍事部門があり、運輸とか、なんとかがあり、それからずっといって、ずっと下にいってはじめて教育とか福祉がくるということです。

われわれは、あえていえば長年シンパシーをもってソ連を研究してきたんですね。ですが、実際に生の人が見たことは違う。われわれは、ソ連は軍事大国だけじゃなくて、福祉大国であり、教育大国だろうと見ていたのですが、そうじゃなかったんです(初心なインテリはすぐに騙される、洗脳される、気をつけよう、甘い言葉と紅い道)。

◆政治的要因

ソ連崩壊の政治的要因については、多くのことを言わねばなりませんが、今日は時間の制約もあるので、一つだけ言っておきましょう。

レーニンは、革命の直前には「読み書きできる者なら誰でも、企業や国家の管理ができる」と言っています。

それは、お偉い方はいらないというのではなく、また、専門的知識をもった者や、指導的な役割をはたす人がいらないというわけじゃない。そうした人たちが固定化した階級として、高い給料をもらう人間集団として必要となる状態が急速になくなるだろうということを言っているのです。

それから、そもそも管理すると言ったって、そんなにたいした仕事じゃないのだという。普通の教育さえあればできるのだ、という楽観主義だったのです。

確かにこれは、楽観主義すぎたのだと、あとでレーニンは反省をしています。そんなにすぐにはいかないと。当面は、専門家にある程度高い月給を払ってやっていかざるをえない。そこから、レーニンは「労働組合が企業管理に口を出してはならない」といい、トロツキーも「よい官僚なしにはやっていけない」と考えていたわけです。

ところがスターリンは、この上下の分業体制――すなわち、上が政治的な決定権と経済的な特権をひとりじめにするという体制――を、克服すべき状態というよりは、この上下の分業によって、経済も、社会も、そして文化もあらゆる領域で前進することができると考えたのです。つまり、克服すべき対象ではなくて、依拠すべき対象となった。(次回に引用つづく)
・・・

リベラル≒アカモドキの連中は菅直人が図らずも言ったように「政権を取れば最低4年間は独裁政治ができる」と今でも思っている。それがアカの初期設定。選挙に勝てば敵が二度と立ち上がれないように徹底的に叩き潰すのが韓流・北流で、華流や露流もそれに近い。

米国の二大政党制は本来は負けた方がグッドルーザー、良き敗者になり、勝者に対して「おめでとう、お手並み拝見、次回の選挙で相まみえん」と一応は拍手するのが礼儀だった。今は選挙が終わっても悪口雑言、憎悪は何やらカルト的悪魔祓いの境地になっているようで、民度が著しく劣化しているような気がする。

ソ連亡き後、30年後にして習近平・中共は世界制覇の野望を露骨に示すようになってきた。対する米国はオバマ時代から「世界の警察官」を辞めたい意向を示している。

「このところシノギがきついんで、ミカジメ料を上げてもらわんと、のう、それがいやや言うんなら自分で守ったらいい、自分のシマは自分で守る、それが筋やろうて。欲しい飛び道具はいくらでも売るさかい、いつまでも頼りにせんで、自立、独立するこっちゃ。親分子分じゃなくて友達として付き合っていく、それがこれからの道やと思うが、のう」

ウェットじゃなくてドライな交際、これはトランプのみならず米国の、またポストEUなど主要国の方向性だろう。米国51番目の州 State of Japan 日本は自立、独立する時である。(2020/6/10)