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雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(11」

2020-06-17 10:34:36 | 日記
雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(11」
“シーチン”修一 2.0

【Anne G. of Red Gables/124(2020/6/16/火】中禍コロリで学校が休みになり我が家のテナント(スポーツ用品店)が開店休業状態になった3~5月のほぼ3か月、店番は1人だけになった。

6月1日、小生は「雨漏り対策のペンキ塗りはまず完了したから、たまには排水パイプを点検するか」と、まず風呂・キッチン・雨水など普通の汚水用パイプをチェック、全く問題なかった。そしてトイレ用パイプ点検口のふたを開けて見ると・・・

「何だ、これ、なんでこんなところにチーズケーキがあるんだ?」

棒でつついて見ると硬い、しばらく茫然として気付いた、「これ、糞尿が固まったのか!?」、5メートル先の点検口を開くと同様だった。

「大変なことになっている」という状況認識のもと、完全武装、道具をそろえて戦闘開始、2時間ほどのすったもんだ、じたばた、悪戦苦闘でどうにかきれいになったが、なぜこういう「記憶遺産的糞詰まり」になったのか、多分こういうことなのだ。

開店休業→ スタッフは1人だけ→ トイレ利用急減→ 大小汚物を流す水量急減→ 先行の汚物が固形化→ これが流れを止める→ 川なら氾濫するところが下水パイプに詰まってオブジェのようなゲージツ的“チーズケーキ”完成・・・

まるで風が吹けば桶屋が儲かる式、コロナで糞詰まりなんてまったくの想定外だった。

中禍恐るべし。世界中で想定外が発生しているだろう。米国の暴動もその一つだ。災い転じて福となればいいが・・・今のところ見えてこない。

斜め向かいの焼鳥屋(先代はとてもプライドが高かった)は3月は休業したが、4月から苦肉の策だろう、テイクアウトを始めた。これが結構人気になり、自粛解除後も午後3時ころから売り出している。店にとって想定外の展開だろう。

昭和7(1932)年12月16日、日本橋白木屋百貨店の大火災、大惨事は意外な展開になった。

<この火災は、高層建築物の火災という、新しい問題を消防当局に提起しましたが、一方では、日常生活での女性の下着着用の必要性等が、叫ばれることともなりました。それは、上層階から綱にすがって脱出しようとしていた女性の何人かが、裾がめくれるのを押さえようとして綱から片手を離したため、体重を支えきれなくなって墜落死したことが契機となって、それまで日本の婦人が着けていなかった下ばきを、着用するようになったからです>(東京消防庁)

火災による死者は1人だが、何と墜落による死者は13人にものぼったという。

何かが発生すると「歴史に刻まれるほどの想定外の展開になる」ことがあるわけだ。世界中を混乱させた中禍コロリは世界史のターニングポイントになるだろう。

一寸先は闇、とはよく言うけれど、それに完璧、完全無欠に備えることはまずできない。「想定外」はいつでもあり得る。

ここ数か月、長女一家は想定外の連続だった。昨秋の台風19号で多摩川支流が氾濫、賃貸住宅は床上浸水、一家4人は我が家へ「岸辺のアルバム」などとともに逃れてきた。小生は「オモチャ部屋」と称している8畳間に仮設の棚を作り、足の踏み場もなくなったような荷物をそれになりに片づけた。

この3月末には長女一家は幸いにも災害前に手付金を払っておいた新築マンションが完成して新生活を始めたが、子供2人は学校閉鎖。6月15日からようやく平常の授業になった。これで一応は穏やかな日常に復帰したわけだ。

先日、仮設の棚を撤去して目立たないところに新たに小振りの棚を作り、整頓整理、掃除をし「オモチャ部屋」も落ち着いた。ようやく「我が家の台風・コロナ禍W災害」は終わった。

テナントは1週間ほど前から通常営業に戻った。今朝、恐る恐る排水パイプのふたを開けてみたが、汚水はきれいに流れており、心底ホッとした。気をよくして1F正面の排水パイプも掃除、これで一安心、2か月ほどはどぶ掃除から解放される。

子供たちと楽しんだ岡田あーみんの「お父さんは心配症」ではないが、「俺がくたばったらビルのメンテナンスはどうなっちゃうのだろう」とは思うけれど・・・先のことはあまり心配しなくてもいい、ケセラセラという行き方もあるが・・・リンダ、困っちゃう!

今日は久し振りの五月晴れ(梅雨時の晴れ間)、庭を手入れしてから自転車で多摩川の東京側を遡上した。森林公園も大好きだが、視界を遮るものなく多摩丘陵も見晴らす広々とした河原は心が解放されて実に気分がいい。

安土城天主に立った信長はその何倍、何十倍も気分が良く、「この世をば我が世とぞ」思ったことだろう。一寸先を知らずに・・・

川端に東西50m、南北20mほどの竹藪があり、真ん中あたりに乾燥した竹で覆われた出入り口がある。住人はホームレスだろう。小生のトム&ハックの遊び心を大いに刺激する。

「こんにちは、素敵なお家ですねえ、見学させてもらえませんか、これ、挨拶代わりです」なんて飲み物かお菓子を出して友達になったり・・・かなりリスキーだね、かぐや姫やお鶴さんでは絶対ないし、竹林の清談になる可能性も低い。

ただ、国交省の河川パトロール隊が放置しているということは、近所の住民が遊びできているだけという可能性はある。真実は如何に・・・

ヂイサン連中が欅の大木下の涼しいベンチでいつも集っているのも興味深い。あまりおしゃべりはしない、もう常連だから話題も尽きたみたい。タバコを吸うために来ている人もいる。

近くの草むらにBBQセットを隠しているグループもある。パトロール隊は知っていても御目こぼしと言うか、イタチゴッコになるから放置しているのだろう。

上半身裸で日光浴している人の入れ墨は見慣れない図柄だったからフィリピン人かもしれない。小生はフィリピンでコレラになったが、それは地元では「歓迎のしるし」だという。

<6月11日、日本格付研究所(JCR)はフィリピンの信用格付をBBB+からA-へと1段階引き上げました。その理由として、世界各国が経済成長の減速により財務状況を毀損し、信用格付を引き下げたパンデミックのさなかにおけるフィリピンの耐性を挙げました>(PR TIMES 6/12)

感染症に強いタフな民族性というのはあるのかもしれない。炎天下、堤防補強工事で金属ネット(強化かごマット)にしゃがみこんで大小の石を隙間なく配置している作業員を見ると、いやはやタフな人はいるものだと感心する。小生なら1時間で倒れてしまうだろう。

多摩川漁協の産卵所の看板を見ると、多摩川には32種の魚がいるという。今は鮎のシーズンだが、いくらきれいになったとはいえ多摩川の魚を食べる人はほとんどいない。環境汚染の記憶が消えていないのだ。釣り人は近隣では(昔の小生のように)相模川とか中津川に行く。

釣り人のそばに黒いものが動いている。目を凝らすと烏が2羽。オッサンが魚を釣るとホイホイと投げ、2羽は夫婦なのか、巣で待っている子にせっせと運び、やがて戻ってきて行儀よく待っている。可愛いからオッサンは毎日フィッシング。家に居場所がなかったりして・・・なんかわが身を見るような・・・

就寝前の歯磨きで3か月ほど気になっていたグラグラ奥歯がポロリ、「最後の一葉」ならぬ「最後の一歯」、奥歯はすべて失った。あまり痛くなかったし、出血も少ない。カミサンによると歯槽膿漏じゃないかという。

入れ歯・・・以前、部分入れ歯を利用したことがあるが、違和感があるので止めてしまった。朝晩のスズメの餌のように細かく切った準流動食の方がマシかも知れない。研究してみよう。(2020/6/16)