朝、朝食前にまた温泉へ。本当に湯が柔らかくて良い。居合わせた婦人は、高崎辺りに在住で草津にはよく来るらしい。日帰りでも行くことができるそうで羨ましいことだ。
朝食後、悲劇は起きた。 夫を先頭に部屋に帰ろうと食事処を出た直後、ものすごい音と共に夫が悲鳴を上げて倒れこんだ。何が起こったのかと思いきや桟に思い切り頭をぶつけてしまったらしい。音と悲鳴とただならぬ気配に食事処にいた女性達が心配してきてくれた。 宿の人を呼び、とりあえず氷をもらって部屋に戻った。古い昔ながらの文化財故、このようなアクシデントは起きがちかと思う。昔の日本人は今よりもっと小柄ばかりだっただろうから。
夫は、179cmだがこの手の痛い目にあいがちなので気をつけて欲しいと思う。一般的に背が高いことはメリットのような雰囲気があるが、実際は何となく小柄な方が生きやすい気がする。
一瞬どうなることかと思ったが、部屋でしばらく頭を氷で冷やしながら寝て、チェックアウトの10時には、宿を後にできた。
その後、すぐそばにある、「熱の湯」で湯もみと踊りを観覧。(10:30~)
20分程のショーだが、明るいトークも交えてなかなか楽しめた。
草津節は初めて聴いたのだが、どういう訳か何かじわっと来るものがあったのには驚いた。 盆踊りの曲や民謡って、毎日好き好んで聴くものではないが、初めて聴く曲であっても何故か心に響くというか懐かしさのようなものを感じるように思う。 心象風景に触れるというか。これが流行り廃りとは別次元にあるもののパワーなのかもしれない。
本日の宿 草津温泉山本館に到着。私達にしては早い18時前にチェックイン出来た。
草津温泉の中でもかなり昔からの旅館で、建物は有形文化財に登録されている。
チェックイン後は目の前にある湯畑へ。ライトアップされていて幻想的。
夫はお疲れで夕飯後、部屋に帰るなり爆睡。
私は早速宿の温泉へ。白旗の湯の源泉が引かれていて、またしてもお湯の柔らかさにびっくり。
大きなお風呂ではなかったが、ほぼほぼ貸切状態だったので問題なかった。
その後、寝ようと思ったのだが、何だか身体がポカポカしすぎて暑かったのと夫が案の定真夜中にコンビニだの風呂だのに動き出してかなり寝づらかった。お互いの時間感覚のズレで、ケンカ。このズレはこの先もどうしようもないのか。。結局寝たのは2時過ぎか。
水沢うどんを食べ、伊香保までの道15号はえらい渋滞だった。皆、うどん食べてからの伊香保温泉泊まりが多かったと思われ。伊香保を抜けてからは、ほとんど車両もなく快走となった。食後でとても眠かった。
大津を過ぎてからはいよいよ山を登っていく道に。
草津温泉到着後、先ずは西の河原露天風呂へ。大きな露天風呂は、元気なばあちゃん達から大学生位の若い子まで結構人がいた。とても広いので問題ないけど、お湯の柔らかさにびっくり。いいお湯でした。
日が落ちてからは少し冷えてきたけど想定よりも全然寒くない。
どうせなら手打ちうどんが良いということでこの店へ。
並んでいて入店から着うどんまで40分くらい掛かった。
天ざるうどん ¥1,600
天ざるうどん大 ¥1,800
なかなか美味しかった。特にごまだれがうどんに合うのかな。
因みに大はかなり食べ出があったよう。夫談。
手打ち水沢うどん山源