25年ぶりの函館へ 湯の川温泉泊

すっかり江差に長居したので函館についたのは、夕刻だった。今宵の宿にチェックイン時間の後ろ倒しを電話する。

函館山の夜景を見たくて、一路函館山へ、この時期はロープウェイの定期点検ということでロープウェイが使えないことは夫が把握済だったので車で山頂に行こうとするも、夜21時以降まで一般車両乗り入れ禁止となっていて止められてしまった( ;∀;) ガーン。なんと夜景はお預け。 25年ぶりの夜景観賞は果たされなかった。

函館の夜景、いまだに独り相撲の「恋心」真っ最中だった高校生時代を思い出す。

修学旅行で、学校は違えど行先は同じ北海道だった。函館山の夜景の美しさにいたく心を奪われた。この煌きを全然共有出来ない寂しさ。向こうは私など眼中になく、青春を謳歌しているのだ。

全くこんなに時間が経っているのにいまだ心に浮かんでくるとは。我ながら呆れるというか、、まさかいまだに好きなのか？！とも思ったが、それはないだろう、言葉を交わしたのはフラれた時だけ、最後に見かけたのは、確か私が23歳頃の混んだ電車の中。既に20年近くの時が流れているのだ。

完全に遠い妄想の中の人。多分実際の人物とかけ離れているだろう。しかもその実際と接触することは、今後無いだろうな、と思う。

ただ報われなかった空しい思いというのは、想像以上に消えにくい哀しさになって心のどこかに残っているものなのかな、と思った。

今日のお宿は、夫が学生時代にも泊ったことがあるという「旅館一乃松」。

良いお宿だった。

25年ぶりの函館へ 旧関川家別荘へ

最後は、旧関川家別荘へ。私の運転は継続。江差一の豪商だったとかで。

ここで江差観光は終了。一路函館へ向かう。（夫の運転）

江差は、横須賀と同じく日本遺産に登録されている町でなかなか良かった。

夕陽もきれいらしい。

25年ぶりの函館へ 江差駅

その後はさらに私の運転で、高台にある江刺駅跡へ。

記念碑のみで、かつて駅舎のあった場所には一般住宅になっていた。

高台からは日本海が。とてもきれいだった。

25年ぶりの函館へ 江差を観光

かもめ島を出て、私の運転にて江差の町の観光スポットへ。道幅も広く、車も少なく走りやすいはずなのだが、、、ドキドキ。横山家は、公開していないようだったので、旧中村家住宅へ。 初めての場所の運転は想像以上にハラハラ。普段運転しないものだから余計だ。案の定駐車場が分からず、脇の坂道に乗り上げる形に。どーしよー。対向車も現れパニック。あえなく夫に運転を代わってもらう。

その後、もう一度ガイドブックを見直し、そばに駐車場がないことが分かり、駐車できる場所まで後退。無事、中村さんちとそばの徒歩で行ける江差町郷土資料館へ（旧郡役所）。小高い丘から江差の町と海も見ることができた。

25年ぶりの函館へ 江差 かもめ島へ行く

えさし海の駅、開陽丸を出た後は、歩いてすぐのところにあるかもめ島（といっても陸続き）に行った。良い陽気できれいな海には、ヒトデやウニがいるのが見えて、島内の山は紅葉しており、とても雰囲気が良かった。瓶子岩も興味深く、何だか去りがたき場所だった。