動物日記

動物についての、いろんなお話し

野生鳥獣の保護について

2007年09月04日 | Weblog
今年は、傷ついた野生鳥獣の保護件数は、去年より85件も多く4月から今日の時点で、520件になりました。1件につき、1羽(1頭)とは限らないので数にするともっと多くなります。

ところで、傷ついた鳥や獣を鳥獣保護センターへ持ち込まれる時、よく名前をつけて持ち込まれます。野生鳥獣は、元気になれば野生に返さなければなりません。
いつか、お別れをする日がやってきます。
だから・・・できれば名前をつけないでやってください。名前をつけることで、お別れが辛くなってしまう・・・と言う人が多いのも事実です。

私たちも、受け取る時に無理やり引き離したような切ない気持ちになることが多々あります。

傷ついた鳥や獣を見つけたとき、必ずお別れの日が来るということを考えて欲しいと思います。野生の鳥や獣は、野生に帰ることが一番幸せなのです。
その時、笑顔で送り出せるように人間も心の準備が必要なのではないでしょうか?