動物日記

動物についての、いろんなお話し

スズメさん・カラスさん・ハトさん・・・

2010年05月04日 | Weblog
今日は、電話が朝からとても多かったですそれだけ保護された野鳥の数も多いということですつまり・・・けがや病気の野鳥が多いということです

今年から、農業被害等の問題で保護対象種が制限されました。(詳しくはホームページをご覧ください)ということで、その中にスズメさん・カラスさん・ハトさんが対象外となってしまったのです。

この時期の電話のほとんどが、スズメさん・カラスさん・ハトさんのヒナが落ちていた・・・というもので、原則お断りするよう通達を受けている私たちとしてはその旨をお伝えします

しかし・・・ 「同じ命だろう 」 「じゃあ見殺しにしろっていうことか」などお叱りを受けています。はっきり言ってかなりへこみます

去年までは、制限なく受け入れができていたので良かったのですが、今年度は制限が設けられたために、飼料代も少なくなっています。全部受け入れたい気持ちは山々です
しかし、こちらも運営管理を県から委託されている身・・・県からの通達は守らなければならないのです



もし、自分が保護をしたと思えばやはり同じ命なのに・・・と思うと思います。そして、自分でお世話するにも、仕事で家を空けたりすればヒナを育てることなんて無理です
わかるんです。皆さんのお気持ちが・・・痛いほど・・・
受け入れない=この子をどうしたらいいの?となるのは当然です

だから、なんらかの解決策を一緒に考えたいと思いますのでまずお電話をお願いします。そこでお話をしていい方法を考えましょう見殺しにはしない方法を・・・
ですから、まず話をきちんと最後まで聞いてくださいお願いします



それから・・・お願いがもう一つ
センターへどうしても持ち込みができない場合、こちらと時間が合えば引き取り収容にお伺いすることもあります。
ここでお願いです
必ず捕まえて、段ボールなどの箱に入れておいてください行ったらいなかった・・・。飛んで行った・・・。と言われましても、こちらも短時間で数件まわらなければならない時もあります。熊本市内全域は広いです。端から端まで車で走り回らなければならない日もあります。
傷病鳥獣は、センターへ持ち込んでいただくのが原則です
それができず、困っていらっしゃる方のために引き取りにお伺いするのであって、時間短縮にご協力をお願いいたします。

引き取り収容の合間には、運び込まれたたくさんのヒナたちに餌も与えなければなりません。1羽を助ければいいのではなく、運び込まれた鳥獣はみんな同じです
ご協力をお願いします

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