動物日記

動物についての、いろんなお話し

三池島の保全を考える シンポジウムにて

2007年09月02日 | Weblog
今日は、福岡県大牟田市で開催された日本野鳥の会熊本県支部・筑後支部主催の『三池島のベニアジサシを守ろう 三池島の保全を考える シンポジウム』に参加しました
ベニアジサシは、小さな島の砂地を利用して繁殖すらしく、飛ぶ姿はツバメに似ているそうです。三池島には毎年たくさんのベニアジサシがやってきて繁殖し、オーストラリアへ帰っていくそうです。
しかし、最近では人間が島に近づき島へ渡ることも問題になっているようです。
どの県も観光客を増やしたいとの思いは同じようですが、野生鳥獣にとっては迷惑なことかもしれません。人間と野生鳥獣の共生はなかなかうまくいかないようです。
でも、ベニアジサシがやってくる三池島は人間が作り出した人工島・・・なんだかとても複雑な気持ちになります。ベニアジサシを守るということは、三池島の環境を変えないようにしなければならない。しかし、三池島は人工島なので、年月が経てば補修等も必要になってきます。なかなか答えが出せない難しい問題だと思いました。